降雨統計モデルに基づいたため池の越流確率の算定と信頼性設計 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.200-201 , 2011

発表番号 [2-10]

Reliability-based Design of Earth-fill Dams against Overflow with Statistical Model of Precipitation

NAGAO Haruna [Graduate School of Environmental Science, Okayama University]
NISHIMURA Shin-ichi [Graduate School of Environmental Science, Okayama University]
FUJISAWA Kazunori [Graduate School of Environmental Science, Okayama University]

降雨統計モデルに基づいたため池の越流確率の算定と信頼性設計

○長尾 遥奈 [岡山大学大学院環境学研究科]
西村 伸一 [岡山大学大学院環境学研究科]
藤澤 和謙 [岡山大学大学院環境学研究科]

本研究は,豪雨時のため池の越流確率を算定しようとするものである.実際の降雨データから決定した統計モデルに基づく乱数を用いて疑似降雨を生成し,実際の降雨パターンに近い降雨波形を再現する手法を提案する.生成した擬似降雨を用いて洪水吐能力との比較により,ため池堤体の越流確率を算定し,その結果に基づいて期待総費用を求め洪水吐の改修効果を評価した.

Keyword: ため池, 越流確率, 信頼性設計
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