確率的サンプリングを利用した打ち切りデータに基づく懸濁物質負荷量の区間推定 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.228-229 , 2011

発表番号 [2-24]

Interval estimation of suspended solids loads with censored data using stochastic sampling

TANAKAMARU Haruya [Graduate School of Agricurtural Science, Kobe University]
TADA Akio [Graduate School of Agricurtural Science, Kobe University]

確率的サンプリングを利用した打ち切りデータに基づく懸濁物質負荷量の区間推定

田中丸治哉 [神戸大学大学院農学研究科]
○多田明夫 [神戸大学大学院農学研究科]

山林流域からの懸濁物質濃度は低水時にはゼロとなる打ち切りデータである。このようなデータに基づく場合の,流域からの総流出負荷量の適切な区間推定法について検討した。打ち切りでないデータが全データの3%強と少なく流量に強い依存性を持つため,標本抽出にはSALT法という確率的サンプリングを適用する必要がある。これとべき乗型LQ式による方法が,実用に耐えうるだけの最良の区間推定結果を与えた。

Keyword: 懸濁物質, 負荷量, 区間推定
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