平坦な泥炭湿地における流路を通じた流出 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.232-233 , 2011

発表番号 [2-26]

Measurement and Analysis of Channel Discharge from Flat Peat Bog

TAKECHI Ryohei [Graduate School of Agriculture, Hokkaido University]
INOUE Takashi [Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University]
TAKADA Masayuki [Hokkaido Institute of Environmental Science]

平坦な泥炭湿地における流路を通じた流出

○武地 遼平 [北海道大学大学院農学院]
井上 京 [北海道大学大学院農学研究院]
高田 雅之 [北海道環境科学研究センター]

北海道の低地に分布する泥炭湿地では,排水路などの流路により流出が促進され,これによる水収支の変化が湿原環境の劣化をもたらすと考えられる。本研究では実態のよくわかっていない泥炭湿地の流路を通じた流出を測定した。流路流出は集水域に降った降水の3?4割を占め,集水域の地下水位が高いほど流出率が大きくなる傾向があった。また,流路や集水域の勾配など地形的な要因が,流出率などに影響している可能性が示唆された。

Keyword: 流出特性, 水環境,
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