データの極端に少ない地域における温暖化影響評価と流域灌漑 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.262-263 , 2011

発表番号 [2-41]

Proposal of Basin-wide Irrigation in Extremely Data Scarce Regions

Masumoto Takao [National Institute for Rural Engineering]
Yoshida Takeo [National Institute for Rural Engineering]
Kudo Ryoji [National Institute for Rural Engineering]
Horikawa Naoki [National Institute for Rural Engineering]

データの極端に少ない地域における温暖化影響評価と流域灌漑

○増本隆夫 [農研機構農村工学研究所]
吉田武郎 [農研機構農村工学研究所]
工藤亮治 [農研機構農村工学研究所]
堀川直紀 [農研機構農村工学研究所]

カンボジア等の水田主体流域の灌漑計画を立案する際には,水文気象などの基本的データが極端に少なく,従来の方法では水資源の必要量や関連施設容量の決定ができない問題点がある。ここでは,同国のカスケード型灌漑施設を有するケップ州水田地域や天水農業主体のプルサット川流域の農業水利用を例示しながら,極端にデータの少ない地域の灌漑計画を立案するための新たな考え方,「流域灌漑」方策を提案し,その展開方向を示した。

Keyword: 農業水利用, 流域灌漑, 分布型水循環モデル
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