ハタザオを用いた浄化による黒ボク土圃場のCd含有量変化予測手法の検討 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.338-339 , 2011

発表番号 [3-25]

Prediction Method of Soil Cd Content Change by Phytoextraction in Andisol Fields

KAMEYAMA KOJI [National Institute for Rural Engineering]
TANI SHIGERU [NTC International Corporation]
MIYAMOTO TERUHITO [National Institute for Rural Engineering]
SHIONO TAKAHIRO [National Institute for Rural Engineering]

ハタザオを用いた浄化による黒ボク土圃場のCd含有量変化予測手法の検討

○亀山幸司 [農研機構 農村工学研究所]
谷茂 [NTCインターナショナル(株)技術本部]
宮本輝仁 [農研機構 農村工学研究所]
塩野隆弘 [農研機構 農村工学研究所]

これまでの研究から,ハクサンハタザオと呼ばれる越冬植物が黒ボク土において高いCd除去能力を持つことが確認された.ただし,植物浄化技術の適用にあたっては,対象圃場における浄化所用期間の把握が重要である.また,浄化所用期間推定のためには,栽培回数による土壌Cd含有量の変化等の予測が必要である.そこで,本報告では,ハクサンハタザオを用いた植物浄化による土壌Cd含有量変化を簡便に予測するための手法を検討した.

Keyword: 土壌, 環境保全, カドミウム
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