地下水位制御システムによる転作大豆の地下かんがい用水量 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.426-427 , 2011

発表番号 [4-16]

Water requirement in soybean cultivation in a rotational upland field with subsurface water level regulation system

KITAGAWA Iwao [National Institute for Rural Engineering]
HARAGUCHI Noburo [National Institute for Rural Engineering]
WAKASUGI Kousuke [National Institute for Rural Engineering]

地下水位制御システムによる転作大豆の地下かんがい用水量

北川 巌 [(独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所]
原口 暢朗 [(独)農業・食品産業技術総合研究機構]
○若杉 晃介 [(独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所]

近年、水田の高度利用を目的に地下かんがいを可能とする地下水位制御システムが普及している。特に大豆では地下かんがいの増収効果が高く、新たな用水需要として見込まれるが用水量に関する知見はない。そこで、鹿児島県内の灰色台地土の転作田において、大豆栽培時の地下かんがい用水量を調査した結果、総用水量は118mmと182mmで無かんがいの対照ほ場に比べて増加するが、地下水位制御の効果により大豆の増収効果は顕著であった。

Keyword: 地下水位制御システム, 地下かんがい用水量, 転作大豆
GET PDF=11/11004-16.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)