水田灌漑における重層的水利組織による番水操作の実態 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.444-445 , 2011

発表番号 [4-25]

Actual operational procedure in the rotation irrigation systemus in rice-paddy

ISHII Atsushi [Graduate School of Bioresources, Mie University]
SATO Akio []
KATO Tomohiro [Graduate School of Bioresources, Mie University]

水田灌漑における重層的水利組織による番水操作の実態

石井 敦 [三重大学大学院生物資源学研究科]
佐藤章夫 [個人会員]
○加藤智大 [三重大学大学院生物資源学研究科]

大規模な水田灌漑システムにおける「番水」は、国内外で、非常時の異常渇水時の応急対策や、節水手法として注目されている。本報では用水供給条件の厳しい宮川用水を対象に、各重層的水管理組織レベルの番水の実態を分析した。番水方式は土地改良区理事会が決定し受益農民がそれに従って行われること、水路の容量として「番水断面」を設定しないと番水が困難であること、番水の配水操作等に多くの労力を必要とすること等を示した。

Keyword: 計画手法, 水田灌漑, 水利組織
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