八重山地方における土地利用形態が異なる3流域での土砂流出特性 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.502-503 , 2011

発表番号 [5-05]

Characteristics of Sediment Runoff at Three River Basins with Different Landuse Types in Yaeyama Area

KIMURA Ken [Graduate School of Agriculture Utsunomiya University]
OSAWA Kazutoshi [Faculty of Agriculture Utsunomiya University]
OZAWA Kiyoshi [Tropical Agriculture Research Front, JIRCAS]

八重山地方における土地利用形態が異なる3流域での土砂流出特性

○木村 賢 [宇都宮大学大学院農学研究科]
大澤 和敏 [宇都宮大学農学部]
小沢 聖 [国際農林水産業研究センター熱帯・島嶼研究拠点]

沖縄地方では,過度の土砂流出が沿岸域の富栄養化を顕在化させ沿岸域の生態系に甚大な被害を及ぼしている.そこで八重山地方の3流域(農地流域,森林・農地混合流域,森林流域)での計測値と数値シミュレーションの解析結果を用いて,土地利用形態の違いによる土砂流出特性を解析したところ,土砂流出は土地利用形態と密接な関係があるとともに,勾配等の地形条件や流出率に寄与する土壌・地質条件とも関係があることがわかった.

Keyword: 土砂流出, 土壌侵食, 赤土流出
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