外国と日本の巨大区画水田の実態と比較検討 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.698-699 , 2011

発表番号 [6-51]

Comparative study on huge rice paddy plots in U.S.A., Australia and Japan

ISHII Atsushi [Graduate School of Bioresources, Mie University]

外国と日本の巨大区画水田の実態と比較検討

○石井 敦 [三重大学大学院生物資源学研究科]

国際競争力をもつ稲作農業を日本で実現するには、水田区画を5ha以上に巨大化し、経営規模を数十ha/人以上に拡大する必要がある。米国の64ha、32haという超巨大区画水田の創出は困難だが、豪州では5ha程度の区画で1人数十ha程度の国際競争力を持つ稲作経営を行っており、日本でも実現可能である。複数集落営農組織を作り、農地を利用集積、集団化、巨大区画化するのが有効である。圃場整備の事業費も大きく削減しうる。

Keyword: 大区画水田整備, 農地の利用集積, 集落営農
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