塩性土壌におけるTamarixの生長と除塩量の関係 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.720-721 , 2011

発表番号 [7-09]

The relation between growth and salt removal of Tamarix in salinizing soil

Iwama Kenji [The University of Shiga Prefecture]
Minagawa Akiko [The University of Shiga Prefecture]
Yano Hideaki [The University of Shiga Prefecture]

塩性土壌におけるTamarixの生長と除塩量の関係

岩間憲治 [滋賀県立大学]
皆川明子 [滋賀県立大学]
○箟英晃 [滋賀県立大学]

吸塩性植物であるTamarixを塩類集積土壌で挿し木から栽培し、その生長状況を評価し除塩効果を検証した。土壌水中のNaClが1%となるように土壌にNaClを均等に直接混合した場合、生長は抑制されたが乾燥重量あたりのNa含有量は平均0.88%とNaClを混合しない対象区(0.27%)より優位に高かった。さらに吸収したNaの約9割が枝葉に蓄積しており、枝葉を除去するだけで土壌中のNaを効率的に除去できる可能性を示した。

Keyword: 土壌改良, 砂漠化, 環境保全
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