発表番号 [7-23]
Effects of Pollens and Yellow Sand on Seasonal Variation of Atmospheric Deposition Constituents
NAKAGIRI Takao [Graduate School of Life and Environmental Sciences, Osaka Prefecture University]
KASHIMURA Shiori [Himeji City Government, Hyogo]
HORINO Haruhiko [Graduate School of Life and Environmental Sciences, Osaka Prefecture University]
大気降下物成分の季節変動に対する花粉および黄砂の影響
中桐貴生 [大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科]
柏村志織 [兵庫県姫路市役所]
○堀野治彦 [大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科]
大気からの乾性・湿性沈着成分には栄養塩類や酸化性物質も少なからず含まれており,生産基盤への直接的な影響も否定できないことから,その変動要因を検討することは重要である.今回は,花粉および黄砂に着目し,堺市での定点観測から,これらがCODや各種無機イオンなどの沈着成分変動の主要因となっているかを検討した.その結果,黄砂がCaイオンに若干影響を与える程度で,特定の沈着成分と強く関連した傾向は示されなかった.
Keyword: 総沈着量, 花粉, 黄砂
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