稲の高温障害回避のための水管理の有効性 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.38-39 , 2011

発表番号 [S5-03]

Effect of the water management on avoidance of high-temperature injury of rice

SAKATA Satoshi [National Institute for Rural Engineering, NARO]

稲の高温障害回避のための水管理の有効性

○坂田 賢 [農研機構 農村工学研究所]

夏の平均気温が観測史上最高となった2010年は,稲の高温障害が多く発生した.米の出荷量上位20県の営農者に対し,高温対策目的の営農手法と品質に関するアンケート調査を行った.灌漑期間に中干し,水の見回り等の水管理に留意した営農者が栽培した米の品質が高い結果が示された.また,出穂期以降の水管理では,用水が十分に供給されている場合に品質が高くなり,水管理方法の選択よりも水量の影響が大きいことが明らかとなった.

Keyword: 高温障害, 1等米比率, 水管理
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