農地における「目に見えない被害」への対応と担い手喪失の課題−長野県北部地震・栄村の震災復興計画(2)− (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [1-12]

Correspondences for “Invisible Damages” on Farmlands and Problems of Residents Lost- Reconstruction Plan for Northern Part of Nagano Prefecture Earthquake(2)-

Uchikawa Yoshiyuki [Faculty of Agriculture, Shinshu University]
Kimura Kazuhiro [Faculty of Agriculture, Shinshu University]

農地における「目に見えない被害」への対応と担い手喪失の課題−長野県北部地震・栄村の震災復興計画(2)−

○内川 義行 [信州大学農学部]
木村 和弘 [信州大学農学部]

震災の農地被害特性として田面下のクラックなど「目に見えない被害」が指摘される。これは被災直後の発見が困難で,しばしば復旧事業申請からもれてしまう。申請者は元来その認識がうすく,未復旧の農地が耕作放棄化する場合もある。長野県北部地震・栄村で,これらの実態を踏まえ,予防的対応の取組みを実践したので紹介する。また,被災後の集落では居住継続が困難な状況及びそれにより担い手が失われる可能性のある事を示した。

Keyword: 震災, 中山間地域, 農地災害復旧
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