事業実施時におけるタンチョウの生息環境への配慮 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [2-3]

Consideration of Habitat Conditions of Red-crowned Crane on Construction Project

OGATA Hironori [Hokkaido Regional Development Bureau]
TAKEBE Kenji [Hokkaido Regional Development Bureau]
SUMINO Yutaka [Hokkaido Regional Development Bureau]

事業実施時におけるタンチョウの生息環境への配慮

○緒方博則 [北海道開発局]
竹部健司 [北海道開発局]
角野豊 [北海道開発局]

北海道東部に位置する鶴居村で実施している国営総合農地防災事業鶴居第2地区は釧路湿原に隣接し、地区周辺には国の特別天然記念物のタンチョウが生息している。地区周辺のヨシ原は初春から秋にかけて繁殖地として、冬期は河川などをねぐら、採餌場として利用している。工事の際にはタンチョウの生息環境への配慮が必要であることから、生息状況調査に基づき施工配慮マニュアルを作成した。その概要と実際の運用について報告する。

Keyword: 生態系, 生物多様性, 農地保全
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