庄内平野中川地内におけるカエル種の水田利用および生息環境に関する研究 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [2-21]

Factors affecting the distribution of frogs in rice paddy field

wakai_taiki [Hokkaido Railway Company]
watanabe_kazuya [Faculty of Agriculture, Yamagata University]
ohkubo_hiroshi [Faculty of Agriculture, Yamagata University]

庄内平野中川地内におけるカエル種の水田利用および生息環境に関する研究

○若井大器 [JR北海道]
渡邉一哉 [山形大学農学部]
大久保博 [山形大学農学部]

山形県庄内地方の営農が盛んに行われる水田域を対象に、カエル種の水田利用と生息環境を調査した。結果、3科7種のカエル種の生息が確認され特徴的な分布を示した。いずれの種も水田を繁殖場として利用していたが、繁殖活動後の水田の利用時間が異なっていた。落水期前後には全ての種が水田外に移動しており、カエルの移動可能範囲内に存在する環境要素ごとの面積が生息分布を規定していると考えられた。

Keyword: 水田を利用するカエル, 移動可能範囲, 生息環境要素
GET PDF=12/12002-21.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)