日中と夜間の取水による水田水温の相違 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [3-3]

Difference of the intake water temperature in the paddy fields between during day and night

SAKATA Satoshi [National Institute for Rural Engineering, NARO]
TOMOSHO Tasumi [National Institute for Rural Engineering, NARO]
UCHIMURA Motomu [National Institute for Rural Engineering, NARO]

日中と夜間の取水による水田水温の相違

○坂田 賢 [農研機構 農村工学研究所]
友正達美 [農研機構 農村工学研究所]
内村 求 [農研機構 農村工学研究所]

水稲の高温障害回避策の一つに,出穂期後に低温の用水を供給することが挙げられる.2011年に福井県坂井市において,出穂期後の灌漑を昼夜の一方とした圃場の水収支および水温を測定した.灌漑時間帯による出穂期前後の水収支に相違はみられなかった.取水温は開水路区で昼の方が顕著に高く,パイプライン区では差が小さいか夜の取水温の方が高くなった.地温低下効果は水口から遠いほど低く,効果の持続時間が短い傾向がみられた.

Keyword: 高温障害, 水田水温, 夜水灌漑
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