大菊土地改良区における地下水涵養のための夏期湛水の水利用実態 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [3-7]

Water usage condition for summer season inundation for groundwater recharge in Oukiku land improvement district

SHIMA Takeo [National Agricultural Reserch Center for Kyushu Okinawa Region]
KUBOTA Tomijirou [National Institute for Rural Engineering]
YOSHINAGA Ikuo [National Institute for Rural Engineering]

大菊土地改良区における地下水涵養のための夏期湛水の水利用実態

○島 武男 [九州沖縄農研センター]
久保田富次郎 [農村工学研究所]
吉永育生 [農村工学研究所]

本研究では,熊本県大菊土地改良区を対象として,上水の水源である地下水の涵養のために行われている夏期湛水の水利用実態について,調査・分析した。夏期湛水の分布は幹線水路である下井手に多く広がっており,特に下流部に多い傾向にあった。下流部は水位の変動が大きく取水できない圃場もあることから,これまでの水稲を中心とした水利用形態を踏まえたうえで,夏期湛水に対応した水利用計画の策定が求められる。

Keyword: 水利システム, 地下水涵養, 水利用計画
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