ひたひた灌漑における土壌環境と玄米品質について (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [3-40]

Soil environment and rice quality under saturated irrigation

Fujihara Yoichi [Ishikawa Prefectural University, Faculty of Bioresources and Environmental Sciences]
Toriyama Kazunobu [Japan International Research Center for Agricultural Sciences]
Fujii Hideto [Japan International Research Center for Agricultural Sciences]

ひたひた灌漑における土壌環境と玄米品質について

○藤原 洋一 [石川県立大学生物資源環境学部]
鳥山 和伸 [国際農林水産業研究センター]
藤井 秀人 [国際農林水産業研究センター]

水稲の節水栽培と高温障害抑制を両立する水管理手法を構築することを目的として、湛水を無くし飽和状態を保つ灌漑(ひたひた灌漑)と湛水灌漑条件下における地温、水温、酸化還元電位、玄米品質などを比較した。その結果、ひたひた灌漑では湛水灌漑より最低地温が低下し、酸化還元電位は改善される結果となったが、整粒比、乳白粒比などの玄米品質にはトリートメント間の違いは見られず、品種間差異の方が圧倒的に大きかった。

Keyword: ひたひた灌漑, 地温, 酸化還元電位
GET PDF=12/12003-40.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)