植物の生長モデルと天気予報を利用した灌漑水量の決定 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [3-44]

Determination of Irrigation Depths Using a Numerical Model of Plant Growth and Quantitative Weather Forecast

Okazaki Masayasu [Tottori University]
Fujimaki Haruyuki [Tottori University]
Nishihara Eiji [Tottori University]
Inoue Mitsuhiro [Tottori University]
Saito Tadaomi [Tottori University]

植物の生長モデルと天気予報を利用した灌漑水量の決定

○岡崎正泰 [鳥取大学乾燥地研究センター]
藤巻晴行 [鳥取大学乾燥地研究センター]
西原英治 [鳥取大学農学部]
井上光弘 [鳥取大学乾燥地研究センター]
齊藤忠臣 [鳥取大学農学部]

水分モニタリングに基づく自動灌漑区と、天気予報と土壌物理シミュレーションモデルを組み合わせた灌水量決定法に基づく灌漑区とで仮想の価格設定による純収入を比較することにより、後者の効果を評価することを試みた。大豆を供試作物とした。収入が乾物生産量に比例する場合には後者は前者と同等の純収入をもたらしうることが明らかとなったものの、実際には生殖成長期の潅水量の節減が子実/地上部乾物重比を大きく低下させた。

Keyword: 水分移動, 畑地灌漑, 蒸発・蒸発散
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