灌漑方法と施肥方法の違いによる根圏での窒素収支の評価 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [3-45]

Evaluation of nitrogen balance by different types of irrigation and application in root zone

HIROKO SAKAI [Ibaraki University]
KOSHI YOSHIDA [Ibaraki University]
ISSAKU AZECHI [Ibaraki University]
HISAO KURODA [Ibaraki University]

灌漑方法と施肥方法の違いによる根圏での窒素収支の評価

○酒井博子 [茨城大学]
吉田貢士 [茨城大学]
安瀬地一作 [茨城大学]
黒田久雄 [茨城大学]

本研究では、灌漑方法(間断灌漑・常時湛水)と施肥方法(硝酸態窒素・固形尿素)の違いが根圏からの窒素ロスに及ぼす影響を把握するために、カラム実験で窒素収支の評価を行った。4つの条件で実験を行ったところ、間断灌漑カラムでは脱窒が抑制された。しかし、間断灌漑による土壌の乾燥が十分でなかったことから、全てのカラムの作土層で硝化、脱窒の両方が起こりうる状態であり、溶脱量・脱窒量の差は小さかった。

Keyword: 間断灌漑, 窒素収支, 脱窒
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