河川を流下する濁水を利用した水田への客土の検討 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [5-2]

Study of dressing to the paddy fields using turbid water flowing in the river

Sato Taiichirow [Faculty of Agriculture, Kochi University]
Yamaguchi Jyunpei [Graduate School of Agricultur,Kochi University]
Takeuchi Kohki [Faculty of Agriculture, Kochi University]

河川を流下する濁水を利用した水田への客土の検討

○佐藤泰一郎 [高知大学農学部]
山口純平 [高知大学大学院農学専攻]
竹内恒輝 [高知大学農学部]

代かきや大雨により発生する水田濁水は,作土の肥沃度を低下させ水田の生産性に影響する.そこで,土砂崩れにより発生した河川濁水を利用した,客土効果について,調査,実験を行った.その結果,農閑期に濃度100mg・l-1程度の河川濁水を24時間水田に流入させると,流出した作土の約4割以上を補うことが可能であり,雑草,稲株,稲藁の被覆面積に応じた耕耘により,さらに客土効果が期待できることを示した.

Keyword:  土層改良, 客土, 濁水
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