発表番号 [5-6]
Effects of baking treatment of kanuma soil on base exchange capacity(CEC)
ISHIKAWA Shigeo [College of Bioresource Sciences,Nihon University]
NAGASAKA Sadao [College of Bioresource Sciences,Nihon University]
YAMAZAKI Takahiro [College of Bioresource Sciences,Nihon University]
ROY Kingshuk [College of Bioresource Sciences,Nihon University]
鹿沼土の焼成処理が塩基置換容量(CEC)に及ぼす影響について
○石川 重雄 [日本大学生物資源科学部]
長坂 貞郎 [日本大学生物資源科学部]
山嵜 高洋 [日本大学生物資源科学部]
ロイ キンシュック [日本大学生物資源科学部]
CEC値の大きい天然資材は、各種イオン吸着、水質浄化、土壌改良等の効果がある。これまで汚濁水からのP除去と可給態リン酸の回収を目的とし、リン酸吸収係数(P2O5)の大きい鹿沼土の特性を、更に機能向上を図ることを目的で焼成実験を行った。その結果、焼成温度600℃でP2O5のピークを示し、それ以上の温度では可給態リン酸の上昇、また、400℃付近で未焼成の約5倍のCECの増大ピークが現れ、併せてNH4の吸着機能の付与が認められた。
Keyword: 塩基置換容量, 焼成, 鹿沼土
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