桜川流域における田んぼダムの洪水緩和機能評価 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [6-2]

Evaluation of Flood Mitigation Function of Paddy Fields with Runoff Control Devices at Sakura River Basin

TADA Asuka [Ibraki University]
KOSHI YOSHIDA [Ibaraki University]
ISSAKU AZECHI [Ibaraki University]
HISAO KURODA [Ibaraki University]

桜川流域における田んぼダムの洪水緩和機能評価

○多田飛鳥 [茨城大学]
吉田貢士 [茨城大学]
安瀬地一作 [茨城大学]
黒田久雄 [茨城大学]

茨城県霞ヶ浦周辺内の桜川流域において水田の貯留機能を人為的に強化する田んぼダムの効果の評価を行った。手法として完全分布型TOPMODELと水田土壌水収支モデルを用いて解析を行った。モデルは最も流出量の大きかった9/28のデータに合うように同定した。上記モデルを用いて田んぼダム導入によるピークカット効果の検討を行った。具体的には水田の排水口の直径を11cmから4.1cmへと減少させた結果、25%のピークカット率が得られた。

Keyword: 完全分布型TOPMODEL, 水田面積率, 降雨流出関係
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