豪雨の模擬発生法を用いた低平地排水に対する気候変動影響の定量的評価手法 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [6-4]

Evaluation Method of Flood Risk in Low-Lying Area due to Climate Change by using a Diurnal Rainfall Pattern Generator

Minakawa Hiroki [National Institute for Rural Engineering]
Masumoto Takao [National Institute for Rural Engineering]

豪雨の模擬発生法を用いた低平地排水に対する気候変動影響の定量的評価手法

○皆川 裕樹 [(独)農研機構 農村工学研究所]
増本 隆夫 [(独)農研機構 農村工学研究所]

豪雨の模擬発生手法を活用した低平地排水への気候変動影響評価法を開発した。GCMより得た現在と将来の想定雨量について、模擬発生法によりそれぞれ300パターンの降雨波形を発生させ、そのすべてを解析の入力とした。洪水発生リスクの指標として、対象地区内河川のはん濫危険水位の超過確率をみると、将来は約15%のリスク増加が予測された。さらに、低平水田の湛水時間の増加を推定することで、農地への被害リスクを評価した。

Keyword: 気候変動影響評価, 模擬発生法, 低平地排水
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