北海道西部における土地利用分布が河川窒素濃度に与える影響 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [6-28]

Effect of Land Use Distribution on Nitrogen Concentration of River Water in the Western Part of Hokkaido

ABE_Kazuki [Graduate School of Agr., Tokyo Univ. of Agr.]
OKAZAWA_Hiromu [Fac. of Reg. Env. Sci., Tokyo Univ. of Agr.]
TAKEUCHI_Yasushi [Fac. Of Reg. Env. Sci., Tokyo Univ. of Agr.]

北海道西部における土地利用分布が河川窒素濃度に与える影響

○阿部 和生 [東京農業大学大学院農学研究科]
岡澤 宏 [東京農業大学地域環境科学部]
竹内 康 [東京農業大学地域環境科学部]

北海道西部の貫別川と尻別川の支流を対象とし,土地利用が河川窒素濃度に与える影響を検討したところ,畑草地率とT-N濃度との間に高い相関が得られた.さらに,流域内部の土地利用分布や配置に着目し,T-N濃度の関係を検討した. その結果,河川周辺に林地を集約する、畑草地のパッチ面積を小さく保つ,または林地のパッチ面積を大きくするといった土地利用分布が河川水室保全に有効なことが明らかになった。

Keyword: 土地利用, 河川, 窒素
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