農地の除染が実効線量率の低減にもたらす効果の推定法 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [8-5]

Estimation of reduction in dosage rate by decontamination of farmlands

Yoshida Shuichiro [The University of Tokyo]
Adachi Jun [The University of Tokyo]
Arimitsu Katori [The University of Tokyo]
Nishida Kazuhiro [The University of Tokyo]
Shiozawa Sho [The University of Tokyo]

農地の除染が実効線量率の低減にもたらす効果の推定法

○吉田修一郎 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
安達純 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
有光加理 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
西田和弘 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
塩澤昌 [東京大学大学院農学生命科学研究科]

GISと簡易放射線遮蔽計算法を用いた農地およびその周辺部での実効線量率の比較的簡易な推定方法を考案し、放射性セシウムによる被汚染農地内および周辺部での実効線量の実測値によりその妥当性を検証した。また、耕耘や剥ぎ取りを行った場合の実効線量の低下量の推定を本手法により試行し、農地の除染が空間線量率の低下にどれだけ寄与するのかを定量化する方法の一つとして提案した。

Keyword: 農地保全, 土層改良, 農地環境
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