発表番号 [9-38]
Damage of Head Works by the 2011 off the Pacific Coast of Tohoku Earthquake
TOKASHIKI Masaru [National Institute for Rural Engineering]
ASANO Isamu [National Institute for Rural Engineering]
MORI Mitsuhiro [National Institute for Rural Engineering]
NISHIHARA Masahiko [National Institute for Rural Engineering]
平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震による頭首工被害
○渡嘉敷勝 [(独)農研機構 農村工学研究所]
浅野勇 [(独)農研機構 農村工学研究所]
森充広 [(独)農研機構 農村工学研究所]
西原正彦 [(独)農研機構 農村工学研究所]
東北地方太平洋沖地震による頭首工被害について,宮城県,福島県,茨城県における資料調査および現地調査を実施した。その結果,地震による頭首工の施設別損傷率は,「護岸・堤防」が62 %で最も高く,「固定堰」,「機側操作室」,「操作室・管理棟」,「ゲート・戸当り」,「堰柱・門柱」,「エプロン」の順であることが判明した。一方,津波による損傷は,ゲート施設であり,ゴム引布製ゲートと鋼製起伏ゲートの損傷が見られた。
Keyword: 東北地方太平洋沖地震, 頭首工, 津波
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