コンクリート排水路におけるナマズの初期生活史に関する基礎的研究 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2013

発表番号 [2-10]

A Preliminary Study of Early Life History of Silurus asotus in a Concrete drainage ditch

MORI Akira [United Graduate School of Agricultural Science Tokyo University of Agriculture and Technology]
[]
GOTO Akira [Utsunomiya university]

コンクリート排水路におけるナマズの初期生活史に関する基礎的研究

○森 晃 [東京農工大学大学院連合農学研究科]
水谷正一 [宇都宮大学]
後藤 章 [宇都宮大学]

近年ナマズは全国的に減少傾向にあるが、保全のために必要な稚魚の成育場所における生態の情報は少ない。本研究では,2012年の5月から7月にかけて,河川と接続するコンクリート水路においてナマズの初期生活史について知見を得たので報告する。コンクリート水路において計160尾の稚魚を採捕し、低流速で泥の優占する環境を好むと考えられた。また、6月中旬から7月中旬にかけて稚魚は急速に成長し、河川へ降下すると考えられた。

Keyword: ナマズ, 初期生活史, 生育場所
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