ランダムフォレストによる生息場モデリングにおける初期値依存性の影響 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2013

発表番号 [2-19]

Effects of initial conditions on habitat modeling using Random Forests

Fukuda Shinji [Faculty of Agriculture, Kyushu University]
Yamaguchi Marie [Nagasaki City Government Office]
Onikura Norio [Fishery Research Laboratory, Kyushu University]
Nakajima Jun [Fukuoka Institute of Health and Environmental Sciences]
Hiramatsu Kazuaki [Faculty of Agriculture, Kyushu University]
Harada Masayoshi [Faculty of Agriculture, Kyushu University]

ランダムフォレストによる生息場モデリングにおける初期値依存性の影響

○福田信二 [九州大学大学院農学研究院]
山口真理恵 [長崎市役所]
鬼倉徳雄 [九州大学水産実験所]
中島 淳 [福岡県保健環境研究所]
平松和昭 [九州大学大学院農学研究院]
原田昌佳 [九州大学大学院農学研究院]

本研究では,先進的機械学習手法であるランダムフォレストの初期値依存性が構築モデルに及ぼす影響について,九州北部の在来タナゴ類を対象とする生息場モデルを事例に,定量的に評価した.その結果,再現精度への影響は無視できる程度であったが,変数の重要度への影響は比較的大きいため,解析結果を解釈する際には,乱数の種を20回程度の変更し,ランダムフォレストの初期値依存性を考慮する必要があることが示された.

Keyword: 生息場モデル, 在来タナゴ類, 生息環境評価
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