需要主導型の浄化水利用サービスの開発に向けた水田ブロックの物質収支解析 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2013

発表番号 [3-15]

Pollutant load balance analysis to develop water quality supply service on demand orient

Kato Tasuku [Tokyo University of Agriculture and Technology]
Ishizuka Kei [Tokyo University of Agriculture and Technology]
Iida Toshiaki [The University of Tokyo]

需要主導型の浄化水利用サービスの開発に向けた水田ブロックの物質収支解析

○加藤 亮 [東京農工大学]
石塚 啓 [東京農工大学]
飯田俊彰 [東京大学大学院農学生命科学研究科]

新たな農業水利サービスとして需要型配水システムを検討する。事例として,印旛沼流域の水田流域を対象に,水田排水により浄化された水質を灌漑用水として再利用するサービスの可否について検討する。観測に基づく水・物質収支の結果から水田浄化により向上した水質はブロック内の10%程度の水田に対し灌漑できる程度の量があることが判明した。今後,水質と食味に関するモデル開発および,本サービスの普及について検討する。

Keyword: 窒素浄化, 需要主導型水管理, サービス科学
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