発表番号 [3-22]
Effects of irrigation with running water at night for preventing high temperature damage to rice grain ripening in YAMADA NISHIKI
TAKESHITA Shinichi [Faculty of Agriculture, University of Miyazaki]
ENOMOTO Mizuho [Faculty of Agriculture, University of Miyazaki]
IKEGAMI Masaru [Hyogo Prefectural Technology Center for Agriculture,Forestry and Fisheries]
夜間掛流し灌漑が「山田錦」の高温障害を抑制する効果
○竹下伸一 [宮崎大学農学部]
榎本瑞穂 [宮崎大学農学部]
池上 勝 [兵庫県立農林水産技術総合センター]
酒米「山田錦」は,高温の影響で充実不足による検査等級の低下や酒造適性の変化が問題となっている.そこで,ポット試験栽培を行い夜間掛流し灌漑による高温障害抑制の効果を,灌漑時間と,灌漑時期を変えて検討した。その結果、掛流しにより高温障害の発生が抑制され,その効果は灌漑時間が長いほど良いが,3時間の灌漑でも十分に効果が得られること,実施時期によって抑制される白未熟粒に差異があることがわかった.
Keyword: 酒米, 白未熟粒, ポット試験
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