軟X線画像法による亀裂発達過程の定量的評価 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2013

発表番号 [4-26]

Quantitative evaluation of crack developing process using Soft X-ray Digital Radiography

Harata Kan [Faculty of Bioresources,Mie University]
Hirozumi Toyokazu [Graduate School of Bioresources, Mie University]
Hajime Narioka [Graduate School of Bioresources, Mie University]

軟X線画像法による亀裂発達過程の定量的評価

原田 寛 [三重大学生物資源学部]
廣住豊一 [三重大学大学院生物資源学研究科]
○成岡 市 [三重大学大学院生物資源学研究科]

水田土壌試料に対して、軟X線画像法を用いた動的記録と画像解析を行い、乾燥収縮の際に起こる亀裂および土壌基質構造の発達過程を定量的に評価した。亀裂の発生カ所は、応力が集中するカ所から発生することを確認した。亀裂の発達は2段階の過程を経ており、第1段階は亀裂が伸長する段階、第2段階は伸長停止後に亀裂幅が増加する段階であった。亀裂発生と発達には、LLとPLを境界とした3段階の過程を経ていることがわかった。

Keyword: 土壌の物理的性質, 土壌構造, 亀裂
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