水田の遊水地機能を利用した流域規模洪水対策は果たして新しいものか? (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2013

発表番号 [6-10]

Is the measure to make use of retarding functions of paddies as basin-wide flood management quite new or not?

Masumoto Takao [National Institute for Rural Engineering]
VONGPHET Jutithep [University of Tsukuba]
Minakawa Hiroki [National Institute for Rural Engineering]
Horikawa Naoki [National Institute for Rural Engineering]

水田の遊水地機能を利用した流域規模洪水対策は果たして新しいものか?

○増本隆夫 [農村工学研究所]
ボンテップ・ジュティテップ [筑波大学大学院生命環境科学研究科]
皆川裕樹 [農村工学研究所]
堀川直紀 [農村工学研究所]

2004年に発生した新潟・福島豪雨による五十嵐川・刈谷田川下流の大氾濫、さらに2011年タイ国チャオプラヤ川大氾濫を取り上げ、今後の異常洪水に対して水田の洪水貯留機能を積極的に利活用する方策を検討してきた。2011年ミシシッピー川下流の大洪水やその際の農地を放水路に利用した対策を上記氾濫と比較し、農地の遊水地機能を流域洪水対策に取り入れようとする案が最近になってようやく出てきたものかどうかについて議論する。

Keyword: 洪水流出, 気象災害, 地球環境
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