常時微動測定による漏水箇所の検討 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2013

発表番号 [7-10]

Estimation of Leaky Area by Measuring Microtremors on Crest of Irrigation Tank

Kobayashi Noriyuki [Faculty of Agriculture, Ehime University]
Yoshitake Yoshitaka [Faculty of Agriculture, Ehime University]

常時微動測定による漏水箇所の検討

○小林範之 [愛媛大学農学部]
吉武美孝 [愛媛大学農学部]

東日本大震災後ため池の耐震性強化が求められており,耐震補強を講じる上でため池の固有振動数を把握することは重要である.著者らは,常時微動測定により卓越振動数を求め,ため池の動特性を推定してきたが,本報では漏水をしているため池で,満水時と水位低下時の常時微動計測を行った.結果より,漏水浸出個所と健全部で,加速度波形や卓越振動数が異なることがわかった.また,その違いは満水位時に顕著になることがわかった.

Keyword: ため池, 漏水, 常時微動計測
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