異なる浸透速度の水田土壌カラムからのメタン放出と排水のメタン濃度の測定 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2013

発表番号 [8-20]

Measurement of the methane emission and the methane concentration in drained water from paddy soil columns with various percolation rates

Dei Hiroki [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]
Iida Toshiaki [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]
Kenji OKAJIMA [Faculty of Bioresoureces, Mie University]
Masaomi Kimura [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]

異なる浸透速度の水田土壌カラムからのメタン放出と排水のメタン濃度の測定

○出井宏樹 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
飯田俊彰 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
岡島賢治 [三重大学生物資源学部]
木村匡臣 [東京大学大学院農学生命科学研究科]

水田の成層土壌を再現した土柱模型で、浸透速度が異なる場合の、土壌面からのガスフラックスと、排水のメタン濃度を測定した。その結果、浸透速度を大きくすると、土壌面からのガスフラックスは小さくなるが、排水によるメタン輸送量は大きくなることがわかった。排水によるメタン輸送量はガスフラックスに比べ10〜100倍程度大きく、土壌内で生成したメタンの大部分は移流によって下方移動していた。

Keyword: 水田水管理, メタン放出, 浸透速度
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