集落排水高度処理水を利用した水田における生活排水由来医薬品の土壌蓄積 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2013

発表番号 [8-35]

Pharmaceuticals Accumulation in Paddy Soil Irrigated with Advanced Treated Wastewater of Rural Sewerage

Haruta Shinsuke [Ehime University, Faculty of Agriculture]
Nakaya Yuji [Ehime University, Faculty of Agriculture]
Kume Takashi [Ehime University]

集落排水高度処理水を利用した水田における生活排水由来医薬品の土壌蓄積

○治多伸介 [愛媛大学農学部]
中矢雄二 [愛媛大学農学部]
久米 崇 [愛媛大学農学部]

集落排水高度処理水を,12年間,無希釈灌漑した水田を調査した.その結果,処理水を利用した水田の土壌には,医薬品が蓄積しうることが分かった.ただし,調査した最終2年間で,土壌蓄積量の増加傾向は無く,12年間の土壌への医薬品蓄積率は,流入負荷量の数%程度と推定された.すなわち,処理水を長期的に水田に利用しても,医薬品土壌蓄積量の単純な増加には必ずしも繋がらないことが明らかとなった.

Keyword: 処理水利用, 集落排水, 医薬品
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