熱処理を施した再生粗骨材の物性評価に関する研究 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2013

発表番号 [9-03]

The quality of recycled coarse aggregate that gave heat-treatment

ISHITA Chihiro [Faculty of Agriculture,Tottori University]
HYODO Masahiro [Faculty of Agriculture,Tottori University]
OGATA Hidehiko [Faculty of Agriculture,Tottori University]

熱処理を施した再生粗骨材の物性評価に関する研究

○井下千尋 [鳥取大学 農学部]
兵頭正浩 [鳥取大学 農学部]
緒方英彦 [鳥取大学 農学部]

本研究では,再生粗骨材を抽出することを目的とし,凍結環境下及び非凍結環境下においてセメントと粗骨材(安山岩)の線膨張係数を明らかにした。その結果,セメントの線膨張係数は安山岩の約2倍となり,その値は材料の含水状態によって異なることが分かった。また,本結果を利用してコンクリート塊に凍結融解処理を施した結果,処理前における品質はLであったが,処理後の品質はMまで向上することが確認できた。

Keyword: 再生粗骨材, 熱処理, 線膨張係数
GET PDF=13/13009-03.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)