凍害劣化を受けたRC開水路の中性化に関する研究 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2013

発表番号 [9-05]

A study on neutralization of RC canals attacked by frost damage

MATSUURA Satoru [Graduate School of Agriculture, Kochi University]
HASEGAWA Yuki [The United Graduate School of Agriculture, Ehime University]
CHOI Man-Kwon [The United Graduate School of Agriculture, Ehime University]
SATO Shushi [Faculty of Agriculture, Kochi University]

凍害劣化を受けたRC開水路の中性化に関する研究

○松浦 悟 [高知大学大学院農学専攻]
長谷川雄基 [愛媛大学大学院連合農学研究科]
崔 萬權 [愛媛大学大学院連合農学研究科]
佐藤周之 [高知大学農学部]

凍害環境下にある部材厚さの小さいRC開水路では,中性化との複合劣化が危惧される.本研究では,異なる凍害劣化を受けた農業用水路の側壁の中性化深さを測定した.結果として,加速期の凍害劣化を受けた水路の側壁の気中部では,中性化との複合劣化が見られた.加えて,潜伏期の凍害劣化を受けた水路の側壁では,非灌漑期の凍害劣化と水酸化カルシウムの溶出によるpHの低下によって,気中部より水中部の中性化が進行していた.

Keyword: 凍害, 中性化, 複合劣化
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