発表番号 [9-32]
Cementation Technique of Soil Due to Microbial Activity using Waste Oyster Shell
iwamoto kouji [Graduate School of Bioresource and Bioenvironmental Sciences, Kyushu University]
kanayama motohei [Faculty of Agriculture, Kyushu University]
nakano akiko [Institute of Tropical Agriculture, Kyushu University]
higashi takahiro [Faculty of Agriculture, Kyushu University]
ohtsubo masami [Faculty of Agriculture, Kyushu University]
カキ殻を利用した土の微生物固化処理技術に関する基礎的研究
○岩本晃嗣 [九州大学大学院生物資源環境科学府]
金山素平 [九州大学大学院農学研究院]
中野晶子 [九州大学熱帯農学研究センター]
東 孝寛 [九州大学大学院農学研究院]
大坪政美 [九州大学名誉教授]
本研究では,産業廃棄物であるカキ殻を有効利用するとともに微生物の代謝活動を利用した土の微生物固化処理について実験的に検討した.バッチ試験の結果より,Ca2+濃度が減少することから,炭酸カルシウムの析出が行われていることが確認された.マイクロインデンターによる硬度の測定においては,大気中および微生物代謝によるCO2がカキ殻から溶出したCa2+と反応することで,CaCO3が析出し,硬度が増加することが確認された.
Keyword: カキ殻, 微生物代謝, 炭酸カルシウム
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