複数の情報源を利用する降雨状況監視システムの開発 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.260-261 , 2015

発表番号 [2-07]

Development of Observation System for Rainfall State Using Several Information Source

Chono Shunsuke[Ishikawa Prefectural Univ., Fac. of Bioresources and Environmental Sciences]・Kitaura Koki[Ishikawa Prefectural Univ., Fac. of Bioresources and Environmental Sciences]・Fujihra Yoichi[Ishikawa Prefectural Univ., Fac. of Bioresources and Environmental Sciences]・Takase Keiji[Ishikawa Prefectural Univ., Fac. of Bioresources and Environmental Sciences]・Ichion Eiji[Ishikawa Prefectural Univ., Fac. of Bioresources and Environmental Sciences]

複数の情報源を利用する降雨状況監視システムの開発

長野 峻介[石川県立大学生物資源環境学部]・北浦 晃貴[石川県立大学生物資源環境学部]・藤原 洋一[石川県立大学生物資源環境学部]・高瀬 恵次[石川県立大学生物資源環境学部]・一恩 英二[石川県立大学生物資源環境学部]

豪雨時における水路への転落等の事故の発生リスクの抑制を目的として,複数の情報源を利用した降雨状況監視システムを開発する.水路の水位データを無線通信する観測装置を作成し,高解像度ナウキャスト,降雨状況に関するTwitterの情報を収集するプログラムを組み合わせる.このシステムにより,対象水路の水位変化や近隣の降雨状況に関する多様な情報の取得を可能にし,豪雨状況の検知および注意喚起が可能となる.

Keyword: IT, インターネット, 気象災害
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.228-229 , 2014

発表番号 [2-07(P)]

Effects of rapid changes in water levels on the distribution of freshwater fish in an agricultural channel during the non-irrigation period

Nakata Kazuyoshi・Kadowaki Yuki・
[Graduate School of Environmental and Life Science, Okayama University]

非灌漑期の農業水路における急激な水位変化が魚類の分布に及ぼす影響

中田 和義・門脇 勇樹
[岡山大学大学院環境生命科学研究科]

本研究では,非灌漑期の農業水路における急激な水位変化が魚類の分布に与える影響を明らかにすることを目的に,環境配慮型工法が施工されている岡山県内の農業水路2区間で,維持管理に伴う急激な水位変化前後に魚類調査を行った。その結果,本水路区間は,非灌漑期の急激な水位低下時において魚類の避難場として機能していることが示唆された。

Keyword: 魚類, 分布, 環境配慮型工法
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2013

発表番号 [2-07]

Factors restricting the distribution of introduced fish in paddy field

ito kengo [Faculty of Applied Biological Science, Gifu University]
senge masateru [Faculty of Applied Biological Science, Gifu University]

水田地帯における外来魚の分布要因

○伊藤健吾 [岐阜大学応用生物科学部]
千家正照 [岐阜大学応用生物科学部]

水田地帯におけるオオクチバスとブルーギルの分布要因について検討した結果、水田排水の影響により透視度が低い場所ではそれらの個体数が著しく少ないことが分かった。また、水門等によってネットワークが寸断された圃場ブロックにおいては外来魚の侵入が抑制されていた。逆に魚道によって水域の連続性を確保した結果、外来魚の侵入が生じるケースもあった。そのため、水系ネットワークの拡大には外来魚に注意する必要がある。

Keyword: 生態系, 環境保全, 生物多様性
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [2-7]

Movement of Tail beat of Ice Goby,Leucopsarion Petersi,with Stamina Tunnel in River

Koizumi_Noriyuki [Institute for Rural Engineering, NARO]
Nishida_Kazuya [Institute for Rural Engineering, NARO]
Watabe_Keiji [Institute for Rural Engineering, NARO]
Mori_Atsushi [Institute for Rural Engineering, NARO]
Takemura_Takeshi [Institute for Rural Engineering, NARO]
Izumi Mattashi [Hirosaki Univ.Faculty of Agriculture and Science]

河川におけるスタミナトンネルを用いたシロウオの尾ひれの運動について

○小出水 規行 [農村工学研究所]
西田 一也 [農村工学研究所]
渡部 恵司 [農村工学研究所]
森 淳 [農村工学研究所]
竹村 武士 [農村工学研究所]
泉 完 [弘前大学農学生命科学部]

高さ3.0cm×幅5.0cm,長さ80cmと47cmの長方形スタミナトンネルを用いてシロウオが遊泳する挙動を高速度カメラで撮影し,遊泳速度と尾部の運動との関係を検討した.その結果,尾ひれの振幅/全長の値は遊泳速度が変化してもばらつきがあるもののほぼ一定の傾向にあり,平均0.13となった.また,シロウオ(平均全長4.8cm)は遊泳速度12〜133cm・s-1で尾ひれを1s間に5.8〜36.2回振って,全長の3〜28倍の速さで遊泳できることがわかった.

Keyword: 河川工学, 水産土木, 環境保全
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.194-195 , 2011

発表番号 [2-07]

Seasonal Change of Heat Balance at Barley-Rice Double Cropping Field

Kuwano Ryota [Graduate School of Environmental Science, Okayama Univ.]
Miura Takeshi [Graduate School of Environmental Science, Okayama Univ.]
Moroizumi Toshitsugu [Graduate School of Environmental Science, Okayama Univ.]

大麦‐水稲二毛作圃場における熱収支の季節変化

○桑野亮太 [岡山大学大学院環境学研究科]
三浦健志 [岡山大学大学院環境学研究科]
諸泉利嗣 [岡山大学大学院環境学研究科]

本研究では,大麦‐水稲二毛作圃場において微気象の長期観測を行い,各微気象法により潜熱・顕熱フラックスを測定し,熱収支各項の季節変化をとらえた.大麦と水稲という植生の違いや湛水の有無によって熱配分が大きく異なり,水田では熱エネルギーの8割が潜熱に回され,大麦畑では顕熱,地中熱伝導量が水田の2倍ほどになるなど,圃場面状況の違いが熱配分におおきく影響を及ぼすことを確かめた.

Keyword: 熱収支, 二毛作圃場, 潜熱フラックス
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.218-219 , 2010

発表番号 [2-07]

Estimation and Verification of Reference Evapotranspiration Using Temperature Methods

Moroizumi Toshitsugu [Graduate School of Environmental Science, Okayama Univ.]
Miura Takeshi [Graduate School of Environmental Science, Okayama Univ.]
Kobayakawa Naoya [Graduate School of Environmental Science, Okayama Univ.]

温度法による基準蒸発散量の推定と検証

諸泉 利嗣 [岡山大学大学院環境学研究科]
三浦 健志 [岡山大学大学院環境学研究科]
○小早川 直也 [岡山大学大学院環境学研究科]

FAO Penman-Monteith式による基準蒸発散量の算定には,気温,湿度,風速,日照時間の気象データが必要であり,気象観測の設備が整っていない地域では,この式による推定が難しい。本研究では,気温のみで可能蒸発散量を推定できる温度法(Hamon式とThornthwaite式)を用いて,FAO Penman-Monteith式の基準蒸発散量を推定できるように,温度法において経験的な定数を提案した。これを用いることで精度が向上することが分かった。

Keyword: 基準蒸発散量, FAO Penman-Monteith式, 可能蒸発散量
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.232-233 , 2009

発表番号 [2-7(P)]

Study on Climate-moderating Function of Paddy Field in Miyazaki City Suburbs

Mori Wataru [Faculty of Agriculture,University of Miyazaki]
Takaki Midori [Faculty of Education and Culture,University of Miyazaki]
Takeshita Shinichi [Faculty of Agriculture,University of Miyazaki]

宮崎市郊外における水田の気候緩和機能に関する研究

○森 渉 [宮崎大学農学部]
高木 美彩 [宮崎大学教育文化学部]
竹下 伸一 [宮崎大学農学部]

本研究では,宮崎市郊外における水田と宅地の境界域を対象に観測を実施し,気温分布の把握を試みた.また,数値モデルを用いてシミュレーションを行い,土地被覆の差異が気温与える影響を検討した.その結果,気温分布図より1日を通して農地と宅地に気温差が現れることが確認された.また,シミュレーションより水田を畑地に変更することで,水田は畑地より強い気候緩和効果を有することが明らかになった.

Keyword: 気候緩和機能, 水田, GIS
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.246-247 , 2008

発表番号 [2-7]

Effects and Problems on Experience Learning of Agriculture and Environment Using Regional Resources

ISHIDA Kenji [Natural Institute for Rural Engineering]
MINAMINO Takeshi [Hyogo University of Teacher Education]
TAMURA Takahiro [Utsunomiya University]

地域環境資源を活用した体験学習の効果と課題

○石田 憲治 [農村工学研究所]
南埜 猛 [兵庫教育大学]
田村 孝浩 [宇都宮大学]

農作業体験学習の事例分析と「農地・水・環境保全向上活動」のマクロ的分析を通して、学校教育と地域活動の連携視点から、体験型学習の継続には両者の調整的役割の存在と体験学習に要する学校側の労力面での配慮が重要であることを示した。また、全国17,144地区の分析結果では、共同活動への子供会の参画割合が6割を超えており、子供たちの参画する地域活動が体験型の環境学習に重要な役割を有する可能性が示唆された。

Keyword: 都市農村交流, 体験学習, 地域活動
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.288-289 , 2007

発表番号 (2-7)

Influences in Water Balance by Restructuring Agricultural Water Utilization

KOWADA Keita [Graduate School of Agriculture, Hokkaido University]
NAGASAWA Tetuaki [Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University]
YAMAMOTO Tadao [Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University]
INOUE Takashi [Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University]

農業水利再編による水環境への影響

○小和田 桂太 [北海道大学大学院農学院]
山本 忠男 [北海道大学大学院農学研究院]
井上 京 [北海道大学大学院農学研究院]
長澤 徹明 [北海道大学大学院農学研究院]

石狩川下流の篠津地域において,用水路のパイプライン化等の農業水利再編の実態を調査し,水質・水文環境に与える影響を検証した。取水量は減少傾向にあるが,排水量は減少していない。土地利用や営農方法に変化はないため,パイプライン化による施設管理用水量の減少を示唆している。しかし,パイプライン化後に揚水量が増加するケースがあり,検討する必要がある。また,残水率の上昇は,SS差引負荷を増大させる結果となった。

Keyword: パイプライン, 用水管理, 水収支
GET PDF=07/07002-07.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.142-143 , 2006

発表番号 2-7

Production of Humic Substances in Paddy Field

hitomi_tadayoshi [National Institute for Rural Engineering]
yoshinaga_ikuo [National Institute for Rural Engineering]
miura_asa [National Institute for Rural Engineering]
hamada_koji [National Institute for Rural Engineering]
shiratani_eisaku [The Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries of Japan]
takaki_kyoji [National Institute for Rural Engineering]

難分解性有機物であるフミン物質の水田における発生について

○人見 忠良 [独立行政法人 農業工学研究所]
吉永 育生 [独立行政法人 農業工学研究所]
三浦 麻 [独立行政法人 農業工学研究所]
田 康治 [独立行政法人 農業工学研究所]
白谷 栄作 [農林水産省]
高木 強治 [独立行政法人 農業工学研究所]

湖沼における有機性汚濁の発生原因として,難分解性有機物の蓄積が1つの要因として考えられている.難分解性有機物の発生源の1つとされる水田を対象として代表的難分解性有機物であるフミン物質の発生実態について報告する.フミン物質の定量にはその疎水性かつ酸性である特性を利用した水中有機物分画法を採用した.本調査からフミン物質濃度は田面水で高く,土壌浸透により低下することが示された.

Keyword: 水田, フミン物質, 水中有機物分画法
GET PDF=06/06002-07.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.138-139 , 2005

発表番号 2- 7

CRITICAL WATER CONTENT AND WATER STRESS COEFFICIENT OF SOYBEAN (Glycine max [L.] Merr.) UNDER DEFICIT IRRIGATION

Rosadi Bustomi [Faculty of Agriculture, the University of Lampung]
Afandi [Faculty of Agriculture, the University of Lampung]
Senge Masateru [Faculty of Applied Biological Science, Gifu University]
ITOU KENGO [Faculty of Applied Biological Science, Gifu University]
Adomako John  [Faculty of Applied Biological Science, Gifu University]

節水灌漑下におけるダイズの成長阻害水分点と水分ストレス係数

○Bustomi Rosadi [ランポン大学農学部]
Afandi [ランポン大学農学部]
千家 正照 [岐阜大学応用生物科学部]
伊藤 健吾 [岐阜大学応用生物科学部]
John Adomako [岐阜大学応用生物科学部]

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Keyword: soybean, critical water content, deficit irrigation
GET PDF=05/05002-07.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.244-245 , 2003

発表番号 2-7

Crop Response under Groundwater Salinity Stress - A Controlled Environment Study -

Nasir M. Khan [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]
Yohei Sato [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]
Sho Shiozawa [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]
Masaya Ishikawa [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]

浅層地下水の塩分濃度の相違が春小麦の生長と生産量に与える影響

○Nasir M. Khan [東京大学 大学院農学生命科学研究科]
佐藤洋平 [東京大学 大学院農学生命科学研究科]
塩沢昌 [東京大学 大学院農学生命科学研究科]
石川雅也 [東京大学 大学院農学生命科学研究科]

浅層地下水の塩分濃度の相違(C1Keyword: 土壌環境と植物根系, 水分移動, 砂漠化
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.198-199 , 2002

発表番号 2-7

Pull-out Resistance properties of Geogrid in peat-bed model

Seiki Nakagawa [Civil Enginieering Research Institute]
Masanori Oofuka [Civil Enginieering Research Institute]
Yosiaki Hideshima [Civil Enginieering Research Institute]

模型泥炭土層中におけるジオグリッドの引抜き抵抗特性

○中川 靖起 [北海道開発土木研究所]
大深 正 [北海道開発土木研究所]
秀島 好昭 [北海道開発土木研究所]

泥炭土とジオグリッドの引抜き抵抗特性について、引抜き試験をおこない検討した。引抜き荷重はジオグリッドの引抜きとともに大きくなり、泥炭土では最大に達した後も大きく低減することなく推移した。引抜き開始直後はジオグリッドの摩擦抵抗が大きく影響し、次第に一部連続状対にある上下の泥炭土のせん断抵抗特性に依存していくためと考えられる。また、最大引抜きせん断応力は拘束圧の大きい方が高い値を示した。

Keyword: 泥炭, ジオグリッド, 引抜き荷重
GET PDF=02/0202-07.pdf



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