発表番号 [2-12]
Issues of Irrigators' Associations in Lower Moshi, Tanzania
FURIHATA Hideki[Japan International Research Center for Agricultural Sciences]・Shinji Hirouchi[Japan International Research Center for Agricultural Sciences]・Soji Shindo[Japan International Research Center for Agricultural Sciences]
タンザニア国ローアモシ地区における水利組合の課題
○降籏 英樹[国際農林水産業研究センター]・廣内 慎司[国際農林水産業研究センター]・進藤 惣治[国際農林水産業研究センター]
水田稲作を行っている国々では、政府の財政難や水利組合による参加型灌漑管理の導入が不十分なこと等から、適切な用水配分ができていない地区が見受けられる。特に、食料増産が望まれるアフリカでの水田稲作における水配分の課題とその解決方法についての知見は、有効な情報となりうるため、タンザニア国ローアモシ地区での調査により、これまでに明らかになった水利組合の活動による水配分の課題と対処方針を報告する。
Keyword: 水利組合,参加型水管理,水田灌漑, ,
GET PDF=23/2-12.pdf
発表番号 [2-12]
Current Status and Issues of Agricultural Waterway Management in Fukushima
○Kenichi IKEDA[Fukushima Agricultural Technology Centre]
福島県における農業用水路管理の現状と課題
○池田 健一[福島県農業総合センター]
福島県においては、福島第一原子力発電所事故などにより農業従事者が減少しており、農地保全管理が行き届かない状況にあるためその現状を調査したところ、堆積した土砂の搬出などの課題が残り、住民避難により従来の維持管理に支障を来している地域もあることを明らかにした。
Keyword: 農地保全施設, ,
GET PDF=22/[2-12].pdf
発表番号 [2-12]
Evaluation of Consumptive Water Use on Sugarcane Field Based on Numerical Analysis
Nakano Mizuki[Graduate School of Agriculture, Forestry and Fisheries, Kagoshima University]・Hiyama Hiroki[Faculty of Agriculture, Kagoshima University]・Momii Kazuro[Faculty of Agriculture, Kagoshima University]・Takeuchi Shinichi[Undergraduate School of Marine Science and Technology, Tokai University]
数値解析に基づくサトウキビ圃場の消費水量の評価
○中野 瑞希[鹿児島大学大学院]・肥山 浩樹[鹿児島大学]・籾井 和朗[鹿児島大学]・竹内 真一[東海大学]
圃場における消費水量の推定は水資源の有効活用の観点から重要である。本研究では、沖縄サトウキビ圃場における水分消費を、リチャーズ式に基づいた数値解析プログラムにより推定し、実測値と比較した。計算値は実際の水分消費を概ね再現していたが、過剰に消費する傾向がみられた。根の分布のパラメータを変更した所、消費水量に大きな変化は見られないが、土壌水分鉛直分布に影響を与えることが示された。
Keyword: 畑地灌漑、サトウキビ, 消費水量, 数値解析
GET PDF=21/[2-12].pdf
発表番号 [2-24]
The verification of the power generated by the nano hydro generator for the pipe,using pipeline for agriculture.
Takayuki KAWANAMI[Topre corporation]・Tetsuo NAKAYA[National Institute fro Rural Engineering]・Toru SHIGEMITSU[Tokushima University]・Junichi MIYAKOSHI[Hitachi ,Ltd.]・Takashi TSUDA[Topre corporation]
農業用パイプランを活用した管路式ナノ水力発電システムの発電検証
○川浪 隆幸[東プレ(株)]・中矢 哲郎[農業・食品産業技術総合研究機構]・重光 亨[徳島大学]・宮越 純一[(株)日立製作所]・津田 学志[東プレ(株)]
近年、自然災害による大規模停電が発生し、災害に強い電源設備が求められている。また、農業分野では後継者不足により、荒廃農地が増え、使用されない期間がある給水栓が多数あることに注目し、農業用パイプラインの端末に接続可能で、余剰圧力を活用した管路式ナノ水力発電システムの開発を進めている。本研究では、農業用パイプラインと同径の養殖用パイプラインを流用した発電検証を行い、発電性能や課題について報告する。
Keyword: 小水力発電、再生可能エネルギー, パイプライン, エネルギーミックス
GET PDF=21/[2-24].pdf
発表番号 [2-12]
Net effluent loads (NELs) of nitrogen, phosphorous and suspended solids (SS) from the Hachirogata central reclaimed land
Tadashi KONDOH[Akita Prefectural University]・Takao MASUMOTO[Akita Prefectural University]・Yukio YAJI[Akita Prefectural University]
八郎潟中央干拓地からの窒素・リン・SS差引排出負荷量の長期変動
近藤 正[秋田県立大学]・増本 隆夫[秋田県立大学]・矢治 幸夫[秋田県立大学]
八郎湖流域最大の水田地帯である八郎潟中央干拓地からの排出負荷と流入負荷の継続測定から、差引排出負荷量とその経年変化を調べた。中央干拓地15,640haから八郎湖に排出された2007年・19年の年差引排出負荷量の平均値はN:314t、P:59.9t、SS:24,900t、最大値はN:403t、P:84.4t、SS:37,500t、最小値N:167t、P:38.6t、SS:18,000tであった。
Keyword: 干拓地水田域、差引排出負荷量, N、P, SS
GET PDF=20/[2-12].pdf
発表番号 [T-16-1]
Perspectives of the PWE Journal utilizing PAWEES NARA Conference 2018
MASUMOTO Takao[Akita Prefectural University]
PAWEES奈良2018会議にみるPWE(Paddy and Water Environment)誌の今後
増本 隆夫[秋田県立大学]
一流英文誌の発刊、インパクトファクターの取得、モンスーンアジアの水田農業研究の世界への情報発信を目指し創刊されたPWEは農業農村工学会が支え、Springer社が発刊する国際誌として一定の評価と位置付けを得てきた。ここでは、2018年11月のPAWEES-INWEPF合同の奈良2018会議における優秀論文のPWE誌での特集号化の試みやPWEの現状等を踏まえ、同誌の今後を展望する。
Keyword: PWE、インパクトファクター(IF), 編集体制、特集号, 奈良会議
GET PDF=19/T-16-1.pdf
発表番号 [S-2-12]
Farmer's perception of drought and its validation in Khon Kaen Province
Miki NODERA[Graduate School of Natural Science and Technology]・Keigo NODA[Faculty of Applied Biological Sciences]・Koshi YOSHIDA[College of Agriculture]・Mallika Srisutham[Khon Kaen University]
東北タイにおける渇水に対する農家の認識とその検証
野寺 美輝[岐阜大学大学院]・乃田 啓吾[岐阜大学]・吉田 貢士[茨城大学]・Mallika Srisutham[Khon Kaen University]
アジア・太平洋地域の途上国は気候変動の影響を受けやすいといわれている.気候変動の適応策として農事暦の修正が期待されているが,現地の農事暦やその前提となる季節に対する認識は明らかになっていない.本研究は,タイ・コンケン県でアンケート調査を行い,これらを明らかにした.その結果,降水量の年変動・地域間差が大きいことや,ドライスペルの出現などが,農事暦の違いや,気候変動の実感の原因であると考えられる.
Keyword: 降雨特性, 気象環境,
GET PDF=19/S-2-12.pdf
発表番号 [2-12]
Effects of biochar and compost application on physicochemical properties in a decomposed granite soil
Koji Kameyama[Institute for Rural Engineering, NARO]・Teruhito Miyamoto[Institute for Rural Engineering, NARO]・Yukiyoshi Iwata[Institute for Rural Engineering, NARO]・Koji Hamada[Institute for Rural Engineering, NARO]
客土用山土へのバイオ炭と堆肥の混合施用が土壌理化学性に及ぼす影響
亀山 幸司[農村工学研究部門]・宮本 輝仁[農村工学研究部門]・岩田 幸良[農村工学研究部門]・濱田 康治[農村工学研究部門]
バイオ炭と堆肥の混合施用は,団粒構造の形成や作物生育の改善等に対して相乗効果を示すことが報告される一方,効果がみられないという結果も散見される.そのため,混合施用の効果は,バイオ炭,堆肥,土壌の組み合わせによって異なることが推察される.そこで,本報告では,客土用山土に対する木質バイオ炭と牛糞堆肥の混合施用が理化学性に及ぼす影響について検討した.その結果,保肥性において混合施用の効用が見られた.
Keyword: 土壌改良, バイオ炭, 客土用山土
GET PDF=19/2-12.pdf
発表番号 [S-15-5]
Data-driven model for species distribution analysis
Shinji Fukuda[Tokyo University of Agriculture and Technology]
データ駆動モデルによる生物の空間分布解析
福田 信二[東京農工大学大学院]
近年,生物多様性情報の集積・ビッグデータ化と解析技術の汎用化が相まって,機械学習等を用いたデータ駆動モデルの応用研究は,エコインフォマティクスの一分野として,急激な成長を遂げている.データ駆動モデルには,対象システムの素過程に関する事前情報が不要であるという利点はあるが,ブラックボックスモデルとして批判されることも多い.本報では,空間分布モデルを事例に,データ駆動モデルの応用研究について紹介する.
Keyword: 機械学習, 生態水理学, 人工知能
GET PDF=18/S-15-5.pdf
発表番号 [2-12]
Promotion of Communication Urban and Rural Area by Bicycle
Kunihiko TANAKA[NTC Consultants Inc.]・Mototusugu MURATA[NTC Consultants Inc.]・Hajime MATSUNO[NTC Consultants Inc.]・Yasushi HORI[NTC Consultants Inc.]
自転車を活用した都市農村交流の促進
田中 邦彦[NTCコンサルタンツ(株)]・村田 基次[NTCコンサルタンツ(株)]・松野 肇[NTCコンサルタンツ(株)]・堀 靖史[NTCコンサルタンツ(株)]
奈良県では、全国的にも有名な歴史資源が多くある強みを生かし、自転車を活用した周遊観光施策を展開している。本論は、その強みを生かし、自転車で農村にも来てもらい、都市農村交流を促進するための「農村周遊自転車ルート」の構想に係る検討結果を示すものである。
Keyword: 都市農村交流, 自転車,
GET PDF=18/2-12.pdf
発表番号 [G-1-7]
Improvement of mechanical properties of clay material by blending Sawara sand
MOHRI Yoshiyuki[Ibaraki University]・Bohan・ WANG・[Ibaraki University]・hayashi mami[Ibaraki University]
佐原砂のブレンドによる粘性土材料の力学性質の改善
王 博涵[茨城大学]・林 真美[茨城大学]・毛利 栄征[茨城大学]
パイプラインなどの地中構造物の施工では、現地発生土として粘性土が出ることが少なくない。これらの土質材料を地中構造物の埋め戻し材料として利用するための基礎的な力学的特性とその改善策について報告する。
Keyword: 埋め戻し材料, ,
GET PDF=17/G-1-7.pdf
発表番号 [2-12]
Accumulation of Farmland by Large Scale Land Consolidation Project in Joetsu city, Niigata prefecture
Yabiki Naoki[Institute for Rural Engineering, NARO]・Kazama Jujiro[Joetsu Regional Promotion Bureau of Niigata Prefecture]・Tamai Eiichi[Kubikikenko Co. Ltd.]
新潟県上越市の大規模整備地区における農地集積状況
矢挽 尚貴[農村工学研究部門]・風間 十二朗[新潟県上越地域振興局]・玉井 英一[(株)頸城建工]
新潟県上越市の大規模整備事業2地域(柿崎区・吉川区と三和区)に伴う担い手への農地集積状況を分析した。両地域とも担い手の規模拡大が進むとともに事業地区外にも耕作地をもつ担い手が多数存在する。柿崎区・吉川区では借地による規模拡大が大部分を占めるのに対し,三和区では所有地の拡大が約半分を占める。このような状況から,土地改良事業計画において,担い手の農地利用状況に着目した整備計画が必要と考えられる。
Keyword: 農用地計画, 整備,
GET PDF=17/2-12.pdf
発表番号 [G-2-12]
A Portable Rainfall-Runoff Simulator-Microscale (PRRS-M) for assessment of Neonicotinoids and Fipronil insecticides transport via surface runoff.
Ayman Saber[Tokyo University of Agriculture and Technology, Department of International Environmental and Agricultural Science]・Saito Hirotaka[Tokyo University of Agriculture and Technology, Department of International Environmental and Agricultural Science]・Watanabe Hirozumi[Tokyo University of Agriculture and Technology, Department of International Environmental and Agricultural Science]
小型移動式降雨流出試験装置を用いたネオニコチノイドおよびフィプロニル殺虫剤の表面流出を介した挙動の評価
アイマン サベル[東京農工大学大学院]・斎藤 広隆[東京農工大学大学院]・渡邊 裕純[東京農工大学大学院]
本研究では,小型移動式降雨流出試験装置を用いたネオニコチノイドおよびフィプロニル殺虫剤の表面流出を介した挙動の評価を行った。降雨強度50 mm/hr で60分間の人工降雨を充填土壌に降らせた。表面流出により流亡した殺虫剤量は,最高で薬剤処理量の6.6%であった。この研究では,小型移動式降雨流出試験装置の農薬動態試験への有用性が示唆された。
Keyword: 降雨流出試験装置, 農薬, 畑地
GET PDF=16/G-2-12.pdf
発表番号 [2-12(P)]
Life history of fish fauna in the earthen irrigation and drainage ditches
MORI Akira[Oyama City Hall]・MITSUZUKA Makio[NPO Agrinet 21]
素掘りの小用排水路に出現する魚類の生活史の推定
森 晃[小山市役所]・三塚 牧夫[あぐりねっと21]
淡水魚類の良好な生息場として機能していた水田水域の素掘り水路が、近年ほ場整備事業によりコンクリート化され、魚類の多様性が低下している。こうした背景から、環境配慮型の整備事業が推進されるようになり素掘り水路のもつ生態学的機能の知見が必要とされている。そこで、本研究では水田水域の素掘りの小用排水路における魚類の生活史を推定した。その結果、小用水路と小排水路はともに魚類の良好な生息場となっていた。
Keyword: 水域ネットワーク, 土水路, 生物多様性
GET PDF=16/2-12(P).pdf
発表番号 [S15-2]
Restoration of small scale water-use facilities and establishment of its operation and maintenance regulation in Shanxi province China
OMORI KEISUKE[Japan International Research Center for Agricultural Sciences]・YAMADA MASAKAZU[Japan International Research Center for Agricultural Sciences]
中国山西省における小規模水利施設の修復・更新と施設維持管理規則の策定
大森 圭祐[(独)国際農林水産業研究センター]・山田 雅一[(独)国際農林水産業研究センター]
中国山西省雁門関地区の農村地域において,水不足問題の解決に向けて住民参加型で水利施設を修復・更新し生活用水等を確保した.また,村民の意見を踏まえた施設維持管理規則を策定した結果,水利費が支払われるようになった.このような住民参加に基づいた施設整備及びその運用規則の策定は,農地生産力の強化,村民の栄養・衛生改善等の可能性を広げ,それらの相互作用により農村のレジリエンス構築・向上に繋がると考えられた.
Keyword: 黄土高原, 住民参加型, 水利施設維持管理規則
GET PDF=15/S15-2.pdf
発表番号 [2-12(P)]
Applicability of high-resolution three-dimensional aerial photos taken with a small UAV to sloping farmland conservation
KURITA Hideharu[National Agriculture and Food Research Organization]
小型UAVを用いた高解像度三次元空中写真の傾斜地農地保全への活用の可能性
栗田 英治[農研機構]
高齢化の更なる進行や担い手の不足などともない,地域資源管理を取り巻く状況の厳しさが増している中山間地域の傾斜地農地を対象に,小型UAVを用いた高解像度三次元空中写真の傾斜地農地保全への活用の可能性を検討した結果を報告する。
Keyword: 傾斜地水田, SfM-MVS, マルチコプター
GET PDF=15/2-12(P).pdf
発表番号 [S15-2]
Drainage Managrment of Watarasegawa Chuo Chiku
takigawa noriko・fujikawa youichi・
[sansuiconsultanto]
渡良瀬川中央地区の排水管理について
瀧川 紀子・藤河 洋一
[サンスイコンサルタント(株)]
渡良瀬川中央地区は、群馬県東部及び栃木県南部に位置し、利根川と渡良瀬川に挟まれた農地面積9,400haの地域である。平成11年から22年にかけて国営総合農地防災事業により整備された排水施設のなかで、幹線水路が用排兼用であるという特徴がある本地区の西部地域の管理方法について、用水時から排水時への切り替え指標、排水施設の操作方法などについての検討結果を報告する。
Keyword: 排水管理, ,
GET PDF=14/S15-2.pdf
発表番号 [2-12]
Burrowing Activities of the Freshwater Mussel, Pronodularia japanensis in Stilling Basin
Matsumoto Kohei・Kakudo Hirofumi・
[Faculty of Engineering, Kagawa University ]
止水条件下でのマツカサガイの潜砂行動
松本 康平・角道 弘文
[香川大学工学部]
マツカサガイの生息に望ましい水路底質材料の検討に資するため,止水条件下における潜砂実験を室内で行った.冬季は,夏季に比べ潜砂行動を示す個体が少なく,このことは底質粒径が大きな場合に顕著に表れた.潜砂し易い底質粒径かどうかについて,殻長相当の深さだけ潜砂できているか,また,潜砂に要する時間が短時間であるか,という2つの側面より検討したところ,粒径が小さい底質がより有効であることがわかった.
Keyword: マツカサガイ, 潜砂, 水路底質
GET PDF=14/2-12.pdf
発表番号 [2-12(P)]
Habitat utilization of the endangered bitterling species in an agricultural channel
miyatake yuta [Graduate School of Environmental and Life Science, Okayama University]
ushimi haruna [Graduate School of Environmental and Life Science, Okayama University]
aoe hiroshi []
nakata kazuyoshi [Graduate School of Environmental and Life Science, Okayama University]
農業水路における希少タナゴ類の生息場所利用様式
○宮武優太 [岡山大学大学院環境生命科学研究科]
牛見悠奈 [岡山大学大学院環境生命科学研究科]
青江 洋 [NPO法人倉敷水辺の環境を考える会]
中田和義 [岡山大学大学院環境生命科学研究科]
岡山県の農業水路等に生息するスイゲンゼニタナゴは、国内希少野生動植物種に指定されている。本研究では、岡山県の農業水路において、本種をはじめとした希少タナゴ類の保全に必要な知見となる生息場所利用様式を解明することを目的とし、野外調査を実施した。その結果、希少タナゴ類の生息場所利用様式には季節変化が見られ、沈水植物の有無(植被率)などが生息場所選択の重要な要因となることが示唆された。
Keyword: 生態系, 生物多様性, 環境保全
GET PDF=13/13002-12(P).pdf
発表番号 [2-12]
Comparison of aquatic organisms inhabits earthen and concrete watercourses in a farmland consolidated area
Miura_Yuhei [Graduate School of Aguricuture, Utsunomiya University]
Mizutani_Masakzu [Faculty of Aguricuture, Utsunomiya University]
Gotou_Akira [Faculty of Aguricuture, Utsunomiya University]
圃場整備地区における土水路とコンクリート水路に生息する水生生物の比較
○三浦悠平 [宇都宮大学院農学研究科]
水谷正一 [宇都宮大学農学部]
後藤章 [宇都宮大学農学部]
西鬼怒川地区では圃場整備と自然環境の保全を両立させるために平成9度年より県営農村自然環境整備事業を導入し、土水路が作られたが、同じ地区内には配慮は行われていないコンクリート水路もある。両水路で水生生物の生息場機能の違いを明らかにするために調査を行った結果、生息生物種の違いが明らかとなった。コンクリート水路でのみ多く採捕された種もあり、コンクリート水路の存在価値の再検討が必要であることが示唆された。
Keyword: 土水路, コンクリート水路, 水生生物
GET PDF=12/12002-12.pdf
発表番号 [1-17]
A study on population dynamics and extermination measures of Procambarus clarkia in paddy waters
Aoki Shunsuke [Graduate school of Utsunomiya Univercity]
Mizutani Masakazu [Utsunomiya univercity]
Goto Akira [Utsunomiya univercity]
水田水域におけるアメリカザリガニの生態解明および駆除対策の検討
○青木俊輔 [宇都宮大学大学院]
水谷正一 [宇都宮大学]
後藤章 [宇都宮大学]
アメリカザリガニは日本各地の湿地環境に生息する外来種のザリガニである。本種は水田水域において稲作被害や生物多様性への悪影響などの諸問題を引き起こすとされる。そのため本種は外来生物法により要注意外来生物に指定されている。本研究では水田水域において本種が引き起こす諸問題の解決策として、本種の駆除方法とその妥当性について検討する。そのために水田水域における本種の詳しい生態と被害実態の解明を行う。
Keyword: アメリカザリガニ, 水田水域, 駆除方法
GET PDF=11/11001-17.pdf
発表番号 [2-12]
Development a Heavy Rainfall Generation Method for Impact Assessment of Climate Change on Drainage System
Minakawa Hiroki [National Institute for Rural Engineering]
Masumoto Takao [National Institute for Rural Engineering]
低平地排水への温暖化影響評価にむけた豪雨の模擬発生手法の開発
○皆川 裕樹 [(独)農研機構 農村工学研究所]
増本 隆夫 [(独)農研機構 農村工学研究所]
気候変動による降雨パターンの変動が低平地の排水に与える影響を評価するため、モンテカルロ法による豪雨の模擬発生手法を開発した。本手法で100年分のデータを発生させた結果、実測豪雨の特性をよく表わせていることが分かった。この手法により発生させた様々な豪雨を排水解析モデルに入力することで、様々な雨量は降雨波形の豪雨による排水への影響評価が可能となった。
Keyword: 豪雨, 模擬発生, 温暖化影響評価
GET PDF=11/11002-12.pdf
発表番号 [1-08]
Development of Frost Sensor Based on Time Domain Reflectometry
Miyakawa Rei [School of Agriculture, Meiji University]
Kato Takahiro [Graduate School of Agriculture, Meiji University]
?Noborio Kosuke [School of Agriculture, Meiji University]
TDR法を用いた霜検知センサの開発
宮川 麗 [明治大学農学部]
加藤 高寛 [明治大学大学院農学研究科]
○登尾 浩助 [明治大学農学部]
降霜による農産物への被害は、日本全国で繰り返される。そこで、降霜被害を軽減する目的で、屋外においてリアルタイムで降霜を検知するセンサーの開発を行ったので報告する。TDR法を使って、プリント基板上にエッチングで切り出した全長57cmの2線式渦巻状電極を使って基盤の比誘電率を測定した。大気の相対湿度が高い程、結露量と降霜量が大きかった。本センサーによる屋外における霜検知を目視観察によって確認した。
Keyword: TDR法, 比誘電率, 霜害
GET PDF=10/10001-08.pdf
発表番号 [2-12]
Spatial Distribution of Irrigation Water Requirements for Drought Years in the Kanto Region
Masumoto Takao [National Institute for Rural Engineering]
Yoshida Takeo [National Institute for Rural Engineering]
Horikawa Naoki [National Institute for Rural Engineering]
関東地方における計画用水量を指標とした干ばつの空間分布
増本 隆夫 [(独)農研機構 農村工学研究所]
吉田 武郎 [(独)農研機構 農村工学研究所]
○堀川 直紀 [(独)農研機構 農村工学研究所]
水田用水計画において減水深を一定としたときの用水量を関東地方のアメダス観測点の日降水量から求めて干ばつの指標としてその空間分布を検討した。関東地方のいずれかでリターンピリオドが10年を越える干ばつが発生する率は50%を越えている。干ばつの及ぶ範囲が狭い小規模な現象の発生も見られる。また、継続期間と規模の関係は明瞭ではなかった。
Keyword: 気象災害, 水文統計, 水田灌漑
GET PDF=10/10002-12.pdf
発表番号 [2-12]
Estimation of Shallow Groundwater Flow in Alluvial Fan Using Spectral Analysis
Imagawa Chie [Graduate School of Agricultural Science, Kyoto University]
Takeuchi Junichiro [Graduate School of Agricultural Science, Kyoto University]
Kawachi Toshihiko [Graduate School of Agricultural Science, Kyoto University]
スペクトル解析を用いた扇状地の浅層地下水流動の推定
○今川 智絵 [京都大学大学院農学研究科]
竹内 潤一郎 [京都大学大学院農学研究科]
河地 利彦 [京都大学大学院農学研究科]
観測された地下水位の時系列に対してスペクトル解析等の統計的手法を適用し,滋賀県日置前扇状地における浅層地下水の流動を推定した.その結果,扇状地の浅層地下水は山地からの浸透水を起源としながらも,扇状地面からの降水の浸透によっても水位が変動していることが推定された.また,水田湛水期には,扇央から平地まで,地下水位が高く維持されていることが観測された.
Keyword: 扇状地, 浅層地下水,
GET PDF=09/09002-12.pdf
発表番号 [企-14-6]
Approach for COP10 in Ishikawa Prefecture
KATUYAMA Taturou [(Former) Ishikawa Pref Agriculture, Forestry and Fisheries Department]
HIRAYAMA Shusaku [(Former) Ishikawa Pref Agriculture, Forestry and Fisheries Department Management Policy Division]
MIMASAKU Takashi [Ishikawa Pref Agriculture, Forestry and Fisheries Department Management Policy Division]
KITADE Ichirou [Ishikawa Pref Agriculture, Forestry and Fisheries Department Agricultural Policy Division]
IEMOTO Masao [Ishikawa Pref Agriculture, Forestry and Fisheries Department Agricultural Policy Division]
石川県におけるCOP10に向けた取り組み
勝山 達郎 [元石川県農林水産部]
平山 周作 [元石川県農林水産部経営対策課]
美作 多加志 [石川県農林水産部経営対策課]
北出 一郎 [石川県農林水産部]
○家元 雅夫 [石川県農林水産部企画調整室]
石川県では、「里山」を、人と自然とが共生するモデルとして、未来の世代に継承していかなければならない貴重な「財産」と位置付け、利用・保全する活動を展開している。具体的には、県行政における部局を横断した取り組み。また、県内の大学など高等教育機関の取り組み。そして、農業農村整備における取り組みなどがある。これらの概略を説明し、農業農村整備における新たな取り組みについて紹介する。
Keyword: 里山, 生物多様性, 部局横断
GET PDF=09/09S14-06.pdf
発表番号 [2-12]
Comparison between a WUA and two IWUGs? Case studies in the Chao Phraya Delta, Thailand
TEAMSUWAN Vipob [Graduate School of Life and Environmental Sciences, Universe of Tsukuba]
SATOH Masayoshi [Graduate School of Life and Environmental Sciences, Universe of Tsukuba]
水利組合および水利組合連合の管理運営の比較−タイ国チャオプラヤデルタにおける事例−
○TEAMSUWAN Vipob [筑波大学生命環境科学研究科]
佐藤 政良 [筑波大学生命環境科学研究科]
タイ国における参加型水管理の導入の歴史は古いが、設立された農民水管理組織(WUO)の活動は十分とはいえない。本研究は、WUGとIWUGが同時に設立されたコカティアム地区及び国王からその活動が表彰された二つの地区(一つは揚水灌漑)を対象に、その水管理システムを比較検討した。揚水灌漑地区の成功要因は、乾期の灌漑に先立って灌漑面積を登録するとともに事前に費用の一部を支払う等、契約の考え方が組み込まれていることである。
Keyword: 水管理, 水利組合連合, タイ王国
GET PDF=08/08002-12.pdf
発表番号 [企-18-02]
An Assignment on Stock Management Practically Looking through the Functional Diagnosis of Agricultural Irrigation Facilities.
INO Akihiko [Sansui Consultant co.ltd.]
農業水利施設の機能診断の実務を通してみるストックマネジメントの課題
○伊納 昭彦 [サンスイコンサルタント(株)]
昨今制定された手引きやマニュアルに基づく「機能診断」の実務を通して「機能診断調査〜計画策定」の段階を主に、改善されることによる効果が大きいと思われるストックマネジメントの課題を述べる。
Keyword: ストックマネジメント, 機能診断, 劣化予測
GET PDF=08/08S18-02.pdf
発表番号 (2-12)
Relation in Plant Water Use and Plant Growth under Drip Irrigation in Green House(供
KANEKO Aya [Faculty of Regional Environment Science, Tokyo University of Agriculture]
NAKAMURA Takahiko [Faculty of Regional Environment Science, Tokyo University of Agriculture]
KOMAMURA Masaharu [Faculty of Regional Environment Science, Tokyo University of Agriculture]
施設栽培下の点滴灌漑における積算消費水量と作物生育との関係(供
○金子 綾 [東京農業大学地域環境科学部]
中村 貴彦 [東京農業大学地域環境科学部]
駒村 正治 [東京農業大学地域環境科学部]
本報では点滴灌漑による作物の生育調査を行い積算消費水分量の観点から灌漑水量の縮小の可能性を探った。その結果品種によっては灌漑水量の増加が必ずしも消費水量および収量の増大につながらないことがわかった。湿潤状態が続くと収量のばらつきが生じるため、灌漑水を有効に利用するためには作物に適した少量頻繁灌漑採用する必要があると考えられる。
Keyword: 節水灌漑, 点滴灌漑, 消費水量
GET PDF=07/07002-12.pdf
発表番号 (企-18-3)
History in Rural Landscape
Hattori Toshihiro [Kitasato University School of Vet. Medicine]
農村景観における歴史
○服部 俊宏 [北里大学獣医学部]
農村景観体系の中での歴史の位置づけについては,二つの検討軸があるように思われる。一つは歴史が他の概念、例えば風土、眺望というような体系の中の概念とどのように関係しているかである。もう一つは時間軸の流れの中で、現在存在する景観と過去・未来の影響の関係をどのように整理するかである。これらについて、どのような考え方ができるかについての提案を行いたい。
Keyword: 農村景観, 歴史, 時間軸
GET PDF=07/07S18-03.pdf
発表番号 2-12
Transport rate characteristics of pollutant load in Vientiane, Lao PDR
KODAMA Takekazu [Faculity of Agriculture IBARAKI University]
KATO Tasuku [College of Agriculture IBARAKI University]
KURODA Hisao [College of Agriculture IBARAKI University]
NAKASONE Hideo [College of Agriculture IBARAKI University]
ラオス国ビエンチャン地域における汚濁負荷の流達特性
○児玉 健和 [茨城大学大学院農学研究科]
加藤 亮 [茨城大学農学部]
黒田 久雄 [茨城大学農学部]
中曽根 英雄 [茨城大学農学部]
ラオス人民民主共和国の首都ビエンチャンにおいて,農業用水路および排水路の水質調査を行った。市街地がメコン河沿いに集中しているため,ポンプや排水路の始点付近で,生活排水の流入によるものと考えられるT−N,T−P,COD濃度の上昇がみられた。各水質濃度は下流に行くに従い減少する傾向がみられたが,集落やFishpondの隣接する地点や,家禽を放し飼いにしている地点等で濃度の上昇がみられた。
Keyword: 農業用水, メコン河, 二期作
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発表番号 企画16-04
Characteristics of organic matter removal with wood charcoal
Miura Asa [National Institute for Engineering]
Hitomi Tadayoshi [National Institute for Engineering]
Yoshinaga Ikuo [National Institute for Engineering]
Hamada Koji [National Institute for Engineering]
Takaki Kyoji [National Institute for Engineering]
Shiratani Eisaku [Ministry og Agriclture, Forestry and Fisheries]
木炭による有機物除去機能について
○三浦 麻 [農業工学研究所]
人見 忠良 [農業工学研究所]
吉永 育生 [農業工学研究所]
田 康治 [農業工学研究所]
高木 強治 [農業工学研究所]
白谷 栄作 [農林水産省]
農地排水とともに流出する溶存有機物の除去を目的として、異なる炭化温度で製造された木炭を用いて4種類の室内実験を行い,その除去機能を明らかにした。その結果,浄化実験においては炭化温度1050℃の木炭が有機物除去に対して除去速度が高く,24時間で86.6%の除去効果を示した。その他の実験においても実用上十分な浄化機能を持つことが示された。
Keyword: 有機物, 木炭, 浄化実験
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発表番号 2-12
Underdrainage water-quality model considering gravity water and capillary water
Matsumoto Shinji [Gradute School of Bioresources, Mie University]
Kajisa Takamitsu [Faculty of Bioresources, Mie University]
重力水と毛管水を考慮した暗渠排水水質モデル
○松本 真治 [三重大学大学院生物資源学研究科]
加治佐 隆光 [三重大学生物資源学部]
暗渠排水モデルを作り、測定間隔を長くした直後に高濃度のCODが発生するメカニズムを解明する事が目的である。水質モデルはすべてに適用できた。CODを重力水に関するCOD1と毛管水に関するCOD2との2つに分け、考察をおこなった。測定間隔の長さによらず、排水ごとにCOD1は減少していく。長期の測定間隔後のCODはCOD2の項に支配される。以上ように、高濃度のCODが発生するメカニズムは解釈できる。
Keyword: 暗渠排水, COD, 籾殻
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発表番号 企-15- 1
MIYAZATO Keiichi []
新潟県中越大震災の対応について
○宮里 圭一 [新潟県農地建設課]
Keyword: , ,
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発表番号 2-12
Recent Water Use Conditions in the Upper East Bank of the Chao Phraya Delta
Ueda Tatsuki [National Institute for Rural Engineering]
Ogawa Shigeo [National Institute for Rural Engineering]
Shioda Katsuro [The MWMS Project]
Pongsak Arulvijitskul [Royal Irrigation Department]
Phonchai Klinkhachorn [Royal Irrigation Department]
チャオプラヤデルタ上流東岸域における最近の水利用状況
〇上田 達己 [農業工学研究所]
小川 茂男 [農業工学研究所]
塩田 克郎 [タイ国水管理システム近代化計画プロジェクト]
Pongsak Arulvijitskul [タイ国王室灌漑局]
Phonchai Klinkhachorn [タイ国王室灌漑局]
タイ国チャオプラヤデルタ上流東岸域において,最近の水利用と耕作状況を調査した。その結果,幹線用水路の上流域が下流域に比べてより恵まれた水配分を受けていることが明らかとなった。さらに上流域の農民の多くは,私有管井戸から得られる水で用水路からの灌漑用水を補っていることが示唆された。このような水利用状況の差異は,上流域でより多くの農民が集約的な水田耕作を行っていることの原因の一つと考えられた。
Keyword: 水管理, 水田灌漑, タイ国
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発表番号 3- 6
Water, Na+ and NH4+ migration in frozen and vacuumed sand
Noguchi Junpei [Faculty of Bioresouces Mie University]
Watanabe Kunio [Faculty of Bioresouces Mie University]
Aragaki Masahiro [Faculty of Bioresouces Mie University]
凍結と吸引による砂中の水分・Na+・NH4+の移動
〇野口 淳平 [三重大学生物資源学部]
渡辺 晋生 [三重大学生物資源学部]
新垣 雅裕 [三重大学生物資源学部]
現在、農地や市街地の土壌汚染が問題となっている。土壌汚染の浄化法の中に土壌吸引法がある。土壌吸引法の効率向上を目指し、凍結土壌を吸引した時の土中の水分・溶質移動を調べた。試料を凍結すると、試料内の温度が低下に伴い吸引排水量が減少した。また、凍結処理により吸引排水の溶質濃度が高くなった。こうした効果は特に揮発性の物質で顕著だった。凍結処理を効果的に利用すれば土壌吸引法の改善ができると考えられる。
Keyword: 水分移動, 溶質移動, 凍上・凍結
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発表番号 1-8
Relationship between the seasonal change of water environment and rotation rate of the agricultural reservoir
YOSHINAGA Ikuo [National Institute for Rural Engineering]
SHIRATANI Eisaku [National Institute for Rural Engineering]
HASEBE Hitoshi [National Institute for Rural Engineering]
FENG Yanwen [National Institute for Rural Engineering]
HITOMI Tadayoshi [National Institute for Rural Engineering]
調整池の水質環境の季節変化と滞留時間の関係について
○吉永育生 [農業工学研究所]
白谷栄作 [農業工学研究所]
長谷部均 [農業工学研究所]
馮 延文 [農業工学研究所]
人見忠良 [農業工学研究所]
2001年に農業用調整池の水質環境の現地調査を実施した.クロロフィルa濃度と優占となった藻類種と滞留時間の関係を分析した.内部生産によるクロロフィルa濃度の上昇は7月と9月に観測された.滞留時間の短い7月には緑藻類が,滞留時間の長い9月は藍藻類が優占種となっていた.藻類種による栄養塩の吸収速度の差が知られており,室内実験で得られた既存の結果と今回の観測結果は同様の傾向を示した.
Keyword: 水質, 調整池, クロロフィルa
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発表番号 2-12
Measurement of slaking or collapse settlement of soil with
Noriyoshi-YAMADA [Faculty of agriculture,Kagawa]
局方崩壊試験法による土壌のスレーキングの測定
○山田宣良 [香川大学農学部]
局方崩壊試験法によって、スレーキング、コラップス沈下と形態が異なる土壌の崩壊度を測定し條I変化L機物量との関係yー水接触角との関係を検証した。その結果xとの相関が高いのは接触角であり齊似閧A続して行える局方崩壊試験法が有意義連続して行える局方崩壊試験法が有意義であることが判明した。
Keyword: スレーキング, コラップス沈下, 崩壊試験
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発表番号 1-30
Long--term Change in Daily Rainfall Characteristics
Hidetaka_Chikamori [Fac. Env. Sci. & Tech., Okayama Univ.]
Akihiro_Nagai [Fac. Env. Sci. & Tech., Okayama Univ.]
日降雨特性の経年変化
○近森 秀高 [岡山大学環境理工学部]
永井 明博 [岡山大学環境理工学部]
岡山における日雨量データを対象に日降雨特性の経年変化を調べた。降雨日が連続する期間の降雨量をひと雨雨量と定義すると,同じ値のひと雨雨量および日雨量に対する確率年はいずれも近年になるに従って短くなり,豪雨の頻度が高くなっていることが示された。また,ひと雨とひと雨との間の連続無降雨期間についても,同じ長さの無降雨期間に対する確率年が近年,短くなっており,渇水の頻度が高くなっている可能性が示された。
Keyword: 水文統計, 降雨特性,
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発表番号 2-12
A study of Lightweight Mixed Soil Using Crushed Expanded Plastic Wastes-Consolidated-drained Triaxial Compression Characteristics Under Saturated Condition-
Takao Kuwabara [Graduate School of Agriculture and Biological Sciences,Osaka Prefecture University]
Takashi Kimata [Graduate School of Agriculture and Biological Sciences,Osaka Prefecture University]
Masako Fujishige [Graduate School of Agriculture and Biological Sciences,Osaka Prefecture University]
廃棄発泡プラスチック破砕片を用いた軽量混合土に関する研究―飽和状態における圧密排水三軸圧縮特性―
桑原 孝雄 [大阪府立大学大学院農学生命科学研究科]
木全 卓 [大阪府立大学大学院農学生命科学研究科]
○藤重 真紗子 [大阪府立大学大学院農学生命科学研究科]
廃棄発泡プラスチック破砕片の軽量な地盤材料としての適用可能性を検討するため、圧密排水三軸圧縮試験を行い、圧縮性やダイレイタンシーなどのせん断特性について調べた。その結果、圧縮性は土よりも2.5倍程度大きいこと、せん断時においては破砕片粒子の弾性が土粒子に与える影響も大きく、混合土はせん断強度やダイレイタンシーによる体積膨張が土と同等かそれ以上大きくなることなどがわかった。
Keyword: 廃棄発泡プラスチック破砕片, 軽量混合土, 圧密排水三軸圧縮試験
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発表番号 2-12
Continuity and change of pores in volcanic ash soil at Iwate Kawaguchi
SASAKI CHOICHI〔HIROSAKI UNIVERSITY〕
TOKUNAGA KHO-ICHI〔FORMRLY IWATE UNIVERSITY〕
SASE TAKASHI〔IWATE PREFECTURAL MIYAKO HIGHI SCHOOL〕
SATO KOICHI〔KITASATO UNIVERSITY〕
岩手川口火山灰土の間隙の連続性と変動
○佐々木 長市〔弘前大学〕
徳永 光一〔元岩手大学〕
佐瀬 隆〔岩手県立宮古高校〕
佐藤 幸一〔北里大学獣医畜産学部〕
約3.5mの厚さで堆積する岩手川口火山灰土(岩手県岩手町)の断面から試料を連続採土し、間隙構造の連続性(約1m区間で鉛直方向に2箇所調査)とその変動特性の実態解明を試みた。 その結果、間隙は根成孔隙の連続によ形成されていること及びその変動は植物の種類の相違によると推測された。根成孔隙は軽石層も貫通して累積テフラの連続性を形成していることなどが確認された。
Keyword: 間隙構造, 土壌構造 , 溶質移動
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発表番号 2-12
中島地区の自己水源開発に伴う水質調査(供
垣原 登志子〔愛媛大学 農学部〕
高 軍省〔愛媛大学 農学部〕
○福島 忠雄〔愛媛大学 農学部〕
本稿では中島地区の土地利用状況に関連して、 流出栄養塩濃度と畑地率の関係について検討を行った。土 地利用状況は畑地45 %・森林25%r廃園その他30%でありこれらの結果より畑地率と流出栄養塩濃度との関係は明確な比例関係にあることが分かった。また表流水と溜池についての経時変化をみると 、年間を通して表流水の方が高い濃度を示した。畑地率の大小により流出栄養塩濃度の経時的変化の傾向が異なることが明らかになった。
Keyword: 水環境, 水質, 水資源開発
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発表番号 2-12
利水および流況の安定化に寄与する流域貯留量評価
○堀野 治彦〔京都大学大学院農学研究科〕
三野 徹〔京都大学大学院農学研究科〕
瀧本 裕士〔富山県立大学短期大学部〕
降雨から蒸発散量を差し引いた水供給時系列は,流域の貯留機能の影響を受け流出量の時系列に変換される.結果的に発現した流域貯留量を評価することは,水管理上にも重要な意味を持つ.ここでは,4流域を事例に,最小自流量を保障するために必要な貯留量および洪水の緩和も含めた流況の構成に必要な貯留量をそれぞれ評価した.その結果,山林流域では両貯留量とも造成流域に比べ約1.5倍前後大きいことが明らかにされた.
Keyword: 流域貯留量, 最小自流量, 緩衝機能
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発表番号 2-12
TDR土壌水分計を用いた土壌の保水性の評価
九州農試 ○宮本 輝仁・樽屋 啓之・久保田 富次郎
農工研 安中 武幸
自然降雨下で発現する土壌の保水性の評価を行なうため、TDR土壌水分計を用いて自然降雨下での土壌水分量を測定し,降雨時の土壌水分変動の実態の把握を行なった.その結果,土層内に貯留されると予想された降水量に対して実際の土壌水分変動はばらつきを示すこと,また,土壌の保水性の指標としてよく用いられる有効水分量は保水可能な空隙を過大に評価する傾向があることが明らかになった.
Keyword: 土壌水分, 自然降雨, TDR
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発表番号 2-12
段落ちのある水温成層閉鎖水域の水面冷却による密度流
九州大学農学部 ○森 健
九州大学農学部 四ケ所 四男美
九州大学農学部 平松 和昭・
Keyword: 密度流, 混合・拡散, 熱対流
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発表番号 2-12
耕作放棄地の立地タイプを考慮した市町村類型
北里大学獣医畜産学部 服部俊宏
Keyword: 耕作放棄地, 地域類型, 主成分分析とクラスター分析
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