水中に設置する沈水雑草の物理的防除資材の開発 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.423-424 , 2023

発表番号 [6-23(P)]

Development of physical control materials for submerged weeds to be placed underwater

NAKASHIMA Yoshitaka[Graduate School of Environmental and Life Science, Okayama University]・NAKAINE Ryo[Graduate School of Environmental and Life Science, Okayama University]

水中に設置する沈水雑草の物理的防除資材の開発

○中嶋 佳貴[岡山大学大学院]・中稲 涼[岡山大学大学院]

岡山市南部の浦安地区ではオオカナダモ及びコカナダモなどが過繁茂しており,防除が急務となっているため,遮光ネットを活用した防除試験を実施した.開放系水域に遮光ネットを設置した結果,光合成有効放射量を約20μmol/m?/s以下に抑えることでオオカナダモやコカナダモの再生を抑制した.閉鎖性水域として旧閑谷学校の泮池でも規模を拡大して遮光ネットを設置した結果,開放系水域と同様にほぼ完全に再生を防いだ.

Keyword: 生態系,排水施設, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.423-424 , 2022

発表番号 [6-31]

Relationship between methane emissions and vertical percolation rate in pot rice cultivations

○Kenji Iwama[ School of Environmental Science, The University of Shiga Prefecture]・Tomohiro Okano[Graduate School of Environmental Science, The University of Shiga Prefecture]・Takehide Hama[Graduate School of Agriculture, Kyoto University]・Kimihito Nakamura[Graduate School of Agriculture, Kyoto University]

イネのポット栽培における降下浸透速度とメタンフラックスの関係

○岩間 憲治[滋賀県立大学]・岡野 智広[滋賀県立大学院]・濱 武英[京都大学大学院]・中村 公人[京都大学大学院]

カラム長1mのポットに水田土壌を厚さ0.8mで充填して水稲を栽培し,浸透速度とメタンフラックスの関係を調べた。その結果,浸透速度0mm day-1のポットはDOCが20,40mm day-1のポットの平均2倍以上,メタン排出量も8,9月に3倍以上だった。一方,7月の中干し前までは40mm day-1のポットのメタン排出量は他の2ポットの6割程度であり,浸透速度がメタンフラックスの遷移に影響した。

Keyword: 水田灌漑,地球環境,排水管理,CH4,溶存炭素, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.423-424 , 2020

発表番号 [3-23(P)]

Soil hardness and permeability at a restored Temporary Storage Site in Fukushima Prefecture

Masahiro Koiso[Fukushima Prefectural Centre for Environmental Creation]・Takuhei Yamasaki[Fukushima Prefectural Centre for Environmental Creation]・Kazuaki Kusakabe[Fukushima Prefectural Centre for Environmental Creation]

福島県の仮置場跡地における土壌硬度と透水性

小磯 将広[福島県環境創造センター]・山崎 琢平[福島県環境創造センター]・日下部 一晃[福島県環境創造センター]

実際の仮置場跡地を対象として、ポータブルコーン及び山中式土壌硬度計を用いた調査を行い土壌の締固まりを評価するとともに、不撹乱土壌を採取して土壌透水性を評価した。

Keyword: 農地環境, 土構造,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.304-305 , 2018

発表番号 [3-42]

Dynamics of sediment deposition in the straight fish pools installed in agricultural drainage channel

Akiko Minagawa[The University of Shiga Prefecture]・Takuya Okubo[The University of Shiga Prefecture]

排水路に施工された魚溜工への土砂堆積の実態

皆川 明子[滋賀県立大学]・大久保 卓也[滋賀県立大学]

圃場整備時に排水路に約10m間隔で施工された二つの魚溜工を対象に、供用開始から3年間にわたり土砂の堆積状況をモニタリングした。堆積高の縦断形状は、上流端の段落ち直下が最も高く、下流端も高くなった。上流側の魚溜工に土砂が捕捉されるため、下流側の魚溜工に占める土砂の体積は15〜18%に抑えられ、上下流に隣接させて施工することにより下流側の魚溜工の水深を維持できる可能性が示唆された。

Keyword: 農業水路, 環境配慮, 魚類
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.423-424 , 2016

発表番号 [3-19]

Influence of liquefaction at landward toe of coastal dykes on scour by tsunami overflow

Sawada Yutaka[Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]・Takegawa Naoki[Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]・Murai Kazuki[Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]・Kawabata Toshinori[Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]

海岸堤防背後地盤の液状化が津波越流による洗掘に及ぼす影響

澤田 豊[神戸大学大学院]・竹川 尚希[神戸大学大学院]・村井 和樹[神戸大学大学院]・河端 俊典[神戸大学大学院]

本研究では,海岸堤防背後地盤の液状化が津波越流による洗掘に及ぼす影響について検討するために水理模型実験および数値解析を実施した.その結果,地盤が液状化することによる洗掘量の増加は認められなかったものの,飽和地盤とは異なる洗掘孔形状が観察された.また液状化時の上向き浸透流により,洗掘孔付近における圧力勾配が増大し,有効応力の更なる低下が生じる可能性が示唆された.

Keyword: 津波, 海岸堤防, 液状化
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.400-401 , 2014

発表番号 [3-42]

Diagnosis of Hydraulic Function in Irrigation Control Facilities during Drainage Management Periods

FUJIYAMA So・TARUYA Hiroyuki・NAKADA Toru
[Sanyu Consultants Inc.・National Institute for Rural Engineering]

排水管理時における用水制御施設の水理機能診断

藤山 宗・樽屋 啓之・中田 達
[(株)三祐コンサルタンツ・(独)農研機構 農村工学研究所]

従来,施設管理者は,おもに農業用水を受益者へ送水する管理(用水管理)を行ってきたが,最近では,ゲリラ豪雨の発生により,周辺農地とともに宅地などの冠水を防止する管理(排水管理)が,従来より増して,施設管理者に求められており,用水路の管理が複雑化している状況にある.本報では,現地水路システムにおける用水制御施設(分水工,放水工)を対象とした,排水管理時の水理機能診断の実施例を紹介する.

Keyword: 分水工, 機能診断, 水理機能
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2013

発表番号 [3-42(P)]

Verification of Availability of Battery-less Solar Pump to Irrigation for Sloping Orchard.

Shimazaki_Masahiko [National Institute for Rural Engineering, NARO]
Sakurai_Kaoru [Erga. Inc.]
Nesumi_Hirohisa [National Agricultural Research Center for Western Region, NARO]

バッテリレス太陽光発電揚水の傾斜地果樹園かんがいへの利用可能性の検討

○島崎昌彦 [農村工学研究所]
桜井 薫 [エルガ]
根角博久 [近畿中国四国農業研究センター]

傾斜地果樹園で点滴灌漑を導入しようとする場合,適切な量および圧力の水源を確保できないことが多い。点滴灌漑では用水量が少ないため,小規模な太陽光発電を電源として給水タンクに揚水し,自然圧でかん水することが可能である。その場合,バッテリが一般に用いられるが高価で低寿命であるため,バッテリレスの試験システムについて実用性の検討を行った。その結果,かん水管理を工夫すれば実用可能であることが示唆された。

Keyword: 太陽光発電, 点滴灌漑, 果樹
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [3-42]

Study on effects of deficit irrigation on growth, yield and water use efficiency of Tomato

Gao Dianmei [Graduate School of Applied Biological Sciences,Gifu University]
Senge Masateru [Faculty of Applied Biological Science, Gifu University]
Ito Kengo [Faculty of Applied Biological Science, Gifu University]

節水灌漑がトマトの生育、収量、品質、消費効率に与える効果に関する研究

○高 殿美 [岐阜大学応用生物科学研究科]
千家 正照 [岐阜大学応用生物科学部]
伊藤 健吾 [岐阜大学応用生物科学部]

トマトは,栄養価が高いので,世界で広く栽培される野菜の一つである。一方,トマトは水分消費が極めて大きい野菜の一種であり,栽培期間を通して灌漑を必要とする。本研究の目的は,完全灌漑と節水灌漑下でハウス栽培したトマトの収量および品質、水利用効率等を評価することを試みた。その結果、水利用効率の高い水管理の方法について検討したので、その実験結果について報告する。

Keyword: 畑地灌漑, 用水管理,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.372-373 , 2011

発表番号 [3-42]

Nondestructive inspection technique using distribution of elastic wave velocity

OKADA Kengo [Nishimatsu Co.]
KOBAYASHI Akira [Kansai University]
MIYANAGA Yasumitsu [Kyoto University]

簡易な弾性波速度分布による非破壊検査手法

岡田 謙吾 [西松建設株式会社]
小林 晃 [関西大学大学院]
○宮永 泰光 [京都大学大学院]

土構造物は劣化状況の把握が難しく,現状調査手法も定まったものがない.そこで,簡便な非破壊検査で内部情報を得た後,その異常箇所において詳細な調査をすることで構造物の状況を正確に把握することが合理的である.したがって,簡便かつ状況を的確に把握できる非破壊検査解析手法の開発が重要である.本研究では2つの受信機とインパクトエコー法を応用して求めた反波面位置を用いて簡便に弾性波速度分布の推定法を検討した.

Keyword: 非破壊検査, 弾性波速度, SOM
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.382-383 , 2008

発表番号 [3-42]

Modification of the grid-based hydrological model, Kinu-Kokai model, for the accuracy improvement of calculated ground water levels

MATSUI HIROYUKI [Fac. of Agri., Utsunomiya Univ.]

地下水位の再現性向上のためのグリッド型流出モデル(鬼怒・小貝モデル)の改良

○松井 宏之 [宇都宮大学農学部]

流域水循環における農業用水の役割を検討する際,分布型流出モデルは有効な分析ツールの一つとなる.しかし,多くの分布型流出モデルでは河川流況の再現に重点がおかれ,地下水位変動の再現には課題が残されている.そこで,開発してきたグリッド型流出モデル(鬼怒・小貝モデル)での地下水位変動の再現性を向上させるため,そのモデル構造について検討した.その結果,水田浸透水による地下水涵養を明示的にモデル化することにより地下水位変動の再現性を向上させることができた.

Keyword: 水田浸透, 地下水涵養, 流域水循環
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.348-349 , 2006

発表番号 3-42

Activities of ecosystem preservation measures in paddy area at hill-bottom.

Saito Kyoshi [Minaminasu Agricultural Promotion Office.]

谷津田における生態系保全工法の取り組み −圃場整備事業栃木県荒川南部を事例として−

○齋藤 清 [南那須農業振興事務所]

谷津田の動植物が受ける圃場整備工事の影響を軽減するため,生態系保全工法について検討をおこなった。ポリエチレン製波状管の魚道設置により可能になった,ホトケドジョウの移動ネットワーク構築や生態系保全用地の検討過程から生態系保全工法実施後の評価について報告する。

Keyword: 保全工法, ホトケドジョウの魚道, 生態系保全用地
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.334-335 , 2005

発表番号 3-42

Water quality change by proper treatment on the pig breeding

ISHIJIMA Tomoe [College of Agriculture IBARAKI University]
KATO Tasuku [College of Agriculture IBARAKI University]
KURODA Hisao [College of Agriculture IBARAKI University]
NAKASONE Hideo [College of Agriculture IBARAKI University]

畜産排せつ物の処理の適正化による水質変動への影響

○石島 智恵 [茨城大学農学部]
加藤 亮 [茨城大学農学部]
黒田 久雄 [茨城大学農学部]
中曽根 英雄 [茨城大学農学部]

畜産主体の集水域で、長期間の連続調査と降雨時の集中調査を行っている。調査期間中に「家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律」が施行されたため、その効果を明らかにするために、施行前後の4ヶ月間の流出状況を比較した。T−NとT−P濃度および比負荷を比較したが、その変化はほとんど認められなかった。よって、土壌中に蓄積された負荷が流出するまでには時間がかかることが確認された。

Keyword: 畜産排水, 比負荷, 集水域調査
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.194-195 , 2004

発表番号 3-42

Extended Dual Composite Spheres Model by Taking into Account the Soil Water Regime to Describe the Effective Dielectric Permittivity of Aggregate Soil

Miyamoto Teruhito [National Agricultural Research Center for Kyushu Okinawa Region ]
Haraguchi Noburo [National Agricultural Research Center for Kyushu Okinawa Region ]
Shiono Takahiro [National Agricultural Research Center for Kyushu Okinawa Region ]

団粒土の誘電特性を表現するための水分特性を考慮した混成球モデルの拡張

〇宮本 輝仁 [九州沖縄農業研究センター ]
原口 暢朗 [九州沖縄農業研究センター ]
塩野 隆弘 [九州沖縄農業研究センター ]

団粒土のような二重間隙構造を持つ場合,水分分布の偏りにより特徴的な誘電特性を示す.本研究の目的は,水分特性を考慮して団粒土の誘電特性を表現するモデルを構築することである.2つの混成球モデルを足し合わせる際に用いる重み関数にS字関数を用い,その中で用いているパラメータをpF4.2の水分量と団粒内間隙量をもとに決定する方法を提案した.これにより,実測値のみで団粒土の誘電特性を推定することが可能となった.

Keyword: 団粒構造, 誘電特性, モデル化
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.428-429 , 2003

発表番号 3-42

Study on function of small-scale on-farm pond for rainfed paddy fields in Northeast Thailand

Shinichi Kasumi [Faculty of Agriculture,Utsunomiya Univ.]
Akira Goto [Faculty of Agriculture,Utsunomiya Univ.]
Ayumi Yuki [Faculty of Agriculture,Utsunomiya Univ.]
Kenji Suzuki [Japan Science and Technology Corporation]
Masakazu Mizutani [Faculty of Agriculture,Utsunomiya Univ.]

東北タイ田水田における小溜池の機能について

○霞 真一 [宇都宮大学農学部]
後藤 章 [宇都宮大学農学部]
結城あゆ美 [宇都宮大学農学部]
鈴木研二 [科学技術振興事業団 ]
水谷 正一 [宇都宮大学農学部]

東北タイの天水田稲作は、不確実な降雨により不安定・低収量な米生産状況にある。小流域内には溜池や灌漑堰といった小規模灌漑施設が存在する。しかし、これらの小規模灌漑施設の効果は極めて限定的であるという指摘がある(後藤2002)。本研究では、これら溜池の建設状況・分布状況・利用実態について、現地踏査と聞き取り調査から明らかにする。それとともに、モデルシミュレーションによって溜池の灌漑効果を評価することを試みる。

Keyword: 天水田, 小溜池,
GET PDF=03/0303-42.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.354-355 , 2002

発表番号 3-42

Heat and moisture transport in sand during the evaporation underreduced pressure

Yuji Abe [Graduate School of Agricultural and Life Science, The University of Tokyo]
Masaru Mizoguchi [Graduate School of Agricultural and Life Science, The University of Tokyo]
Hiromi Imoto [Graduate School of Agricultural and Life Science, The University of Tokyo]
Tsuyoshi Miyazaki [Graduate School of Agricultural and Life Science, The University of Tokyo]

減圧蒸発過程における砂中の熱と水分の移動

○阿部 勇児 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
溝口 勝 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
井本 博美 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
宮崎 毅 [東京大学大学院農学生命科学研究科]

低圧環境下における多孔質体中の熱と水分移動について普遍的な法則を調べることを目的に、減圧による強制的な蒸発過程下での砂中における熱と水分移動の実験を行なった。実験より仝紺気砲茲訃発下では気化熱が奪われることによる試料中温度への影響が大きく、蒸発前線で最も温度が低い「く」の字形の温度分布が生じる⊃緤量が急激に低下して体積含水率が0%になる時間と温度が上昇をはじめる時間とが一致することが分かった。

Keyword: 水分移動, ,
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2001

発表番号 3-42

The tillage system of upland fields in Hokkaido

Katsuyuki Soma〔Graduate School of Agriculture, Hokkaido University〕
Hiroyuki Wada〔Graduate School of Agriculture, Hokkaido University〕

北海道における畑圃場の耕耘管理の問題点

相馬 尅之〔北海道大学大学院農学研究科〕
○和田 洋之〔北海道大学大学院農学研究科〕

北海道における慣行的な耕耘管理「プラウ反転耕起+ロータリ砕土」の問題点を土壌物理環境から検討した。この耕耘管理はAp層を、ロータリ砕土によって膨軟化したAp1層と前作の営農管理により圧縮されたAp2層に分化する。プラウ反転耕起の際の練返しにより形成される犁底盤とAp2層から成る難透水性土層の出現は圃場の排水不良の原因となることから、耕耘管理体系から「プラウ反転耕起」を速やかに削除すべきことを提案した。

Keyword: 耕耘管理, 土壌構造, 圧縮
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2000

発表番号 3-42

電子調査法による雨水利用施設に対する地方自治体の助成制度に関する情報収集

○喜多 威知郎〔島根大学生物資源科学部〕
竹山 光一〔島根大学生物資源科学部〕
丸山 健夫〔武庫川女子大学文学部〕
北村 邦彦〔石川県農業短期大学〕

近年,都市部では渇水が生じる一方で,集中豪雨による都市型洪水が生じる矛盾が報告されている.これらの解決策の一つとして,雨水浸透・貯留施設があげられる.その普及のため,個人レベルでの雨水貯留施設の設置に対して助成制度を制定し,実施している地方自治体の数も増加しつつある.インターネットの双方向通信性を利用した電子調査法によって雨水利用施設に対する地方自治体の助成制度の現状に関する調査を実施した.

Keyword: インターネット, 電子調査法, 雨水利用施設
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1999

発表番号 3-42

モバイル型遠隔水管理システムの開発

○村川 雅己〔熊本県農業研究センター農産園芸研究所”〕
兼子 健男〔熊本県農業研究センター農産園芸研究所”〕

本システムは、開発を行った「大区画水田におけるマイコン制御用排水管理システム」の改良版である。特徴は、/絨未箋ぞ櫂如璽燭離皀縫拭爾肇轡好謄狎御のプログラムをwindows95上で操作が可能である。▲轡好謄爐留鶻崛犧遒鯀受信ともPHSを利用するモバイル化が図られ、制御内容の変更も遠隔地から可能である。  、△砲茲螢蓮璽匹隆蔑化に伴い低コストで利用可能で、他の農業施設への利用も可能である。

Keyword: 水田潅漑, 用水管理, 圃場整備
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1998

発表番号 3-42

休耕田への魚類遡上試験について

農工研  端 憲二

平地の水田地帯に生息する魚類には水田で産卵する種が少ないが、圃場整備によって水田と排水路の落差が大きくなり、魚類にとって水田への遡上がほとんど不可能な現状である。霞ヶ浦湖畔の休耕田に小規模な落差工を設けて、産卵期の魚類遡上を観測したところ、4月下旬〜5月上旬の10日間で千匹(フナ類)の遡上を確認した。

Keyword: 生態系保全, 魚類保護, 水質浄化
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1997

発表番号 3-42

東北タイにおける天水田稲作の安定性に関する研究(機

宇都宮大学大学院 ○鈴木 研二
宇都宮大学 後藤 章
宇都宮大学 水谷 正一・ 

Keyword: 東北タイ, 天水田稲作, 稲作安定性
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1996

発表番号 3-42

水稲の作溝直播栽培における初期覆土厚と土壌の物理性

山形県立農業試験場 清野真人

Keyword: 土壌の物理化学的性質, コンシステンシー・収縮・膨張,
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