発表番号 [8-3]
UAV operation training for “DX for disaster-resistant construction consultants”
TSUJI Osamu[Zukosha Co.,Ltd]・NAKAJIMA Shinya[Zukosha Co.,Ltd]・HOSHIYAMA Kenichi[Zukosha Co.,Ltd]・FUJIYAMA Shinichi[Zukosha Co.,Ltd]・SHIRAISHI Kouji[Zukosha Co.,Ltd]
「災害に強い建設コンサルのDX」に向けたUAV講習
○辻 修[(株)ズコーシャ]・中島 慎也[(株)ズコーシャ]・星山 賢一[(株)ズコーシャ]・藤山 真一[(株)ズコーシャ]・白石 恒士[(株)ズコーシャ]
北海道帯広市にある農業土木設計コンサルタントおいて,農業DXに取り組む一環として小型UAVの基本的な操縦技術を学ぶ研修を行った。その研修カリキュラムや進め方を報告することで,道内外の農業土木設計コンサルタントに所属する技術者の育成に寄与し,農業DX推進のためには技術者育成も重要な施策となるという認識を広げることにより,道内外の農業土木技術者育成の機運を高める一助としたい。
Keyword: DX,UAV,CIM,技術者養成, ,
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発表番号 [8-8]
Evaluation of monitoring system using the public LoRaWAN for the water level of irrigation canals
○Yoshiharu TAKEZAWA[The association of land improvement service in toyama prefecture]・Kiyotaka INAGAKI[Hirota-yousui land improvement district]・Ryuuta Fujii[Horie Shokai Company]
行政LoRaWAN通信網を活用した農業用水路水位監視システムの検証
○竹沢 良治[富山県土地改良事業団体連合会]・稻垣 清貴[広田用水土地改良区]・藤井 隆太[(株)堀江商会]
頭首工、農業用水路等の水門操作、施設点検を担う施設管理従事者の担い手不足が懸念される中で、IoT技術を活用した施設管理の効率化に向け、行政LoRaWAN通信網を活用した乾電池を電源とする農業用水路水位監視システムの実証実験を行った。その結果、安定したデータ伝送、水位情報入手の効率化、緊急時対応の円滑化、土地改良区の防災管理対応の可視化などの効果を実証し、IoT技術活用の有用性を実証した。
Keyword: 施設管理,水位観測,IoT,LoRaWAN, ,
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発表番号 [R-42]
Behavior of Buried Pipe under Both Internal Pressure and External Load
Hiroki Iri[Graduate School of Agriculture, Ibaraki University ]・Buhan Wang[United Graduate School Of Agriculture Science, Tokyo University of Agriculture and Technology]・Yoshiyuki Mohri[College of Agriculture, Ibaraki University]
内外圧作用下における埋設管の破壊メカニズムの検討
入 栄貴[茨城大学大学院]・王 博涵[東京農工大学大学院連合]・毛利 栄征[茨城大学]
農業用パイプラインは近年,突発的な事故が急増している.特に,たわみ性埋設管の破壊要因は,パイプに繰り返し作用する外荷重や水圧の変化と考えられているが,研究事例は少ない.本研究では,繰り返しを伴う内圧と外圧が同時作用する複合状態におけるパイプの破壊メカニズムの解明を目的とし,詳細な埋設実験を実施した.繰り返しを伴う内外圧複合状態が,パイプの局所的な変形や土圧集中を生み出していることが明らかになった.
Keyword: 埋設管、繰り返し荷重, 内外圧複合状態、ひずみ, 土圧
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発表番号 [3-52]
Issues of Harmful Wildlife Capture Carried Out Near Residential Area
Michio Naruoka[Institute for Rural Engineering, NARO]・Koji Sekimata[Kanagawa Hunting Society]
住宅地の近傍で実施する有害鳥獣捕獲の問題
成岡 道男[農村工学研究部門]・関亦 孝二[神奈川狩猟協会]
本研究は、筆者らが神奈川県大磯町において実施しているイノシシの有害鳥獣捕獲の経験をもとに、住宅地の近傍で実施する有害鳥獣捕獲の問題について検討した。その結果、住宅地での有害鳥獣捕獲には、「捕獲方法が限定される」、「罠を設置できる場所が限定される」、「住民が罠に近づく」、「埋設処理できる場所が少ない」などの問題が判明した。
Keyword: 鳥獣被害対策, 有害鳥獣捕獲, 農村計画
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発表番号 [5-9]
The research of relationship between denitrification activity and oxide layer thickness, surface soil temperature on paddy surface soil
Liang Huijin[Graduate School of Agriculture, Ibaraki University]・Lin Xiaolan[United Graduate School of Agricultural Science Tokyo University of Agriculture and Technology]・Matsubara Shunta[College of Agriculture, Ibaraki University]・Yoshida Koshi[College of Agriculture, Ibaraki University]・Maeda Shigeya[College of Agriculture, Ibaraki University]・Kuroda Hisao[College of Agriculture, Ibaraki University]
水田表層土壌の脱窒活性と酸化層厚と温度に関する研究
梁 慧瑾[茨城大学大学院]・林 暁嵐[東京農工大学大学院連合]・松原 峻太[茨城大学]・吉田 貢士[茨城大学]・前田 滋哉[茨城大学]・黒田 久雄[茨城大学]
本研究は脱窒活性と水田の水温と酸化・還元層の関係に着目し, 水田表面土壌の脱窒活性におよぼす酸化層厚と表層温度の影響について調査した。水田土層を縦方向0.2mmごとにDO濃度分布測定し、土層を酸化層と還元層に分類した。その結果、以下のことがわかった。1)酸化層の脱窒活性は, 還元層より小さい。2)還元層の脱窒活性は, 表層温度と正の関係にあり, 酸化層厚と負の関係にあることを明らかにした。
Keyword: 脱窒活性, 温度, 酸化層厚
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発表番号 [3-52]
Real-size model test for countermeasure against leakage along with an outlet pipe of a small earth dam by chemical injection
HORI Toshikazu [National Institute for Rural Engineering]
MOHRI Yoshiyuki [National Institute for Rural Engineering]
NIWANO Kouichi []
MATSUSHIMA Kenichi [National Institute for Rural Engineering]
Ariyoshi Mitsuru [National Institute for Rural Engineering]
薬液注入によるため池底樋沿いに発生する漏水対策に関する実物大試験
○堀 俊和 [独立行政法人農業工学研究所]
毛利 栄征 [独立行政法人農業工学研究所]
庭野孝一 [日新特殊建設]
松島 健一 [独立行政法人農業工学研究所]
有吉 充 [独立行政法人農業工学研究所]
ため池の底樋は堤体下部に設置される取水管であるが,底樋沿いの漏水事故が数多く報告されている.本研究では,高さ4.4mの模型堤体に底樋模型を埋設し,薬液注入による漏水防止対策の実物大試験を行った.底樋への応力集中により底樋にかかる側土圧が減少して漏水の原因となることが分かった.また,硬化後にも弾力性に富むアクリル系注入剤を用いることにより,側土圧が上昇して恒久的な漏水防止が可能であることが分かった.
Keyword: ため池, 底樋, 薬液注入
GET PDF=11/11003-52.pdf
発表番号 3-52
Dynamics of Nitrate Nitrogen Concentration in Groundwater in Southern Part of Okinawa Island
Yoshimoto Shuhei [National Institute for Rural Engineering]
Ishida Satoshi [National Institute for Rural Engineering]
Tsuchihara Takeo [National Institute for Rural Engineering]
Imaizumi Masayuki [National Institute for Rural Engineering]
沖縄本島南部地区における地下水硝酸性窒素濃度の動態
○吉本 周平 [(独)農業・食品産業技術研究機構 農村工学研究所]
石田 聡 [(独)農業・食品産業技術研究機構 農村工学研究所]
土原 健雄 [(独)農業・食品産業技術研究機構 農村工学研究所]
今泉 眞之 [(独)農業・食品産業技術研究機構 農村工学研究所]
沖縄本島南部地区はサトウキビおよび畜産を主体とした農業地域である。当地区では,既往の研究により地下水中の硝酸性窒素濃度の上昇が報告され,その原因として化学肥料の影響が指摘されている。本稿では,当地区における地下水硝酸性窒素濃度の動態を既存の水質データから整理し,負荷源ごとの窒素負荷量の推移の推定結果と比較により汚濁の原因となる負荷源の検討を行う。
Keyword: 地下水, 硝酸性窒素, 化学肥料
GET PDF=06/06003-52.pdf
発表番号 3-52
The relationship between land use and water quality variables of small ponds in Ishikari Peatland
KIZUKA Toshikazu [Graduate School of Agriculture, Hokkaido Univ.]
YAMADA Hiroyuki [Graduate School of Agriculture, Hokkaido Univ.]
YAZAWA Masao [Graduate School of Agriculture, Hokkaido Univ.]
石狩泥炭地における土地利用と小湖沼水質の関係
○木塚 俊和 [北海道大学大学院農学研究科]
山田 浩之 [北海道大学大学院農学研究科]
矢沢 正士 [北海道大学大学院農学研究科]
石狩泥炭地の小湖沼を対象に,土地利用と湖沼水質の関係について検討した。正準対応分析(CCA)の結果,湖沼水質は湖沼内部変量(水深など),農地利用変量(水田・畑地面積率),水路変量(種類・数)の影響を受けている事がわかった。さらに,これら環境変量の相互作用が考えられたため,湖沼水質保全には対象湖沼や近隣だけでなく,湖沼集水域を視点とした対策を取る事が重要であると考えられた。
Keyword: 水質, 土地利用, CCA
GET PDF=05/05003-52.pdf
発表番号 3-52
The Relationship between Leaf Water Potential and Transpiration under Salinity Stress of Paddy Rice
Nishida Kazuhiro [Graduate School of Agricultural and Life Sciences,The University pf Tokyo]
Nasir.M.Kahn [Graduate School of Agricultural and Life Sciences,The University pf Tokyo]
Shiozawa Sho [Graduate School of Agricultural and Life Sciences,The University pf Tokyo]
塩ストレス条件下における水稲の葉の水ポテンシャルと蒸散量の関係
〇西田 和弘 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
Nasir.M.Kahn [東京大学大学院農学生命科学研究科]
塩沢 昌 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
EC6,13,20,30dS/M(NaCl溶液)EC3,6,9,15,20dS/M(NaCl,CaCl2溶液)で水稲を生育させ、塩ストレス条件下における水稲の葉の水ポテンシャル、蒸散量、土壌水の水ポテンシャル間の関係を調べた。結果、土壌水の水ポテンシャル及び葉の水ポテンシャルが低下すると蒸散量は低下し、その低下具合は日射量が大きい程大きくなった。葉の水ポテンシャルと蒸散量の定量的関係が得られた。
Keyword: 水ポテンシャル, 蒸散, 塩ストレス
GET PDF=04/0403-52.pdf
発表番号 3-52
Decision Making of Reservoir Management Using Weather Forecast
Junichiro TAKEUCHI [Guraduate School of Agricultural Science, Kyoto University]
Toshihiko KAWACHI [Guraduate School of Agricultural Science, Kyoto University]
貯水池管理における気象情報を用いた取水制限率決定
○竹内潤一郎 [京都大学大学院農学研究科]
河地利彦 [京都大学大学院農学研究科]
降水量予測が与えられたとき、管理者の満足度の期待損失を最小化する基準を用いて、渇水時の取水制限率を決定する手法を提案する。この手法を採用することで生じるリスクと、信頼度や回復度などの貯水池運用のパフォーマンスを模擬実験によって検証した。リスクの大きさは降雨量予測の精度と考慮に入れる期間長に関連して変化し、パフォーマンスは長期的には従来の手法と比べて向上していることが確かめられた。
Keyword: 貯水池管理, 取水制限率決定, 気象情報
GET PDF=03/0303-52.pdf
発表番号 3-52
Effect of Bioventing on Microorganisms and Gas Transfer
Takeshi_Suko [Graduate School of Agricultural and Life Science, The University of Tokyo]
Hiromi_Imoto [Graduate School of Agricultural and Life Science, The University of Tokyo]
Masaru_Mizoguchi [Graduate School of Agricultural and Life Science, The University of Tokyo]
Tsuyoshi_Miyazaki [Graduate School of Agricultural and Life Science, The University of Tokyo]
バイオベンティングが汚染土壌中の微生物及びガスの挙動に及ぼす影響
○須甲 武志 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
井本 博美 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
溝口 勝 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
宮崎 毅 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
不飽和水分領域において、油などで汚染された土壌を修復する技術として、バイオベンティングがある。本研究では、軽油を混ぜた豊浦砂と火山灰土を用いたバッチ試験とカラム試験を行い、バッチ試験から微生物の活性、除去効率とも火山灰土のほうが豊浦砂より劣ること、カラム実験からは、汚染物質の残留量および微生物数に空間的な分布ができ、さらに軽油の除去には揮発と微生物分解の2つの成分に分けられることが分かった。
Keyword: 土壌汚染, バイオベンティング, 土壌微生物
GET PDF=02/0203-52.pdf
発表番号 3-52
Observation of Soil Erosion in Cabbage Field Plot
SHIONO TAKAHIRO〔National Research Institute of Agricultural Engineering〕
OKUSHIMA SHUJI〔National Research Institute of Agricultural Engineering〕
FUKUMOTO MASATO〔National Research Institute of Agricultural Engineering〕
TAKAGI AZUMA〔National Research Institute of Agricultural Engineering〕
キャベツ畑の試験区における土壌侵食の観測
○塩野 隆弘〔農業工学研究所〕
奥島 修二〔農業工学研究所〕
福本 昌人〔農業工学研究所〕
高木 東〔農業工学研究所〕
作物による土壌侵食の抑制効果を組み込んだ短期間の土壌侵食量を評価する方法を構築する目的で,キャベツ畑に試験区を設けて土壌侵食の観測を行った.観測は,5〜10月にかけて3年にわたり実施した.各年の観測期間においてキャベツを栽培した試験区と裸地の試験区を比較したところ,流出量と侵食土砂量はともに裸地の試験区が大きかった.
発表番号 3-52
湛水被害図作成に伴う単位収量減収率モデル式の検討
○大坪 義昭〔(財)日本農業土木総合研究所〕
伊藤 忠夫〔(財)日本農業土木総合研究所〕
メコン河及びその支流周辺で頻発する湛水被害を軽減し、安定的な農業生産を確保するためには広範囲におよぶ湛水被害状況を迅速かつ継続的に把握する必要がある。このため、人工衛星からの画像解析(RS)や地理情報システム(GIS)を活用し、湛水被害図の作成を計画した。この被害図を作成するため、パイロット地域において湛水による農業被害を中心とした各種データを収集し、湛水後における単位収量減収率モデル式の作成を行った。
Keyword: リモートセンシング, 地理情報システム, メコン河
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発表番号 3-52
タイ国の泥炭湿地林伐採が熱および炭素収支に及ぼす影響(3)泥炭湿地林の積み上げ法による炭素循環推定
宇都宮大農 ○石田 朋靖・松川 進
学術振興会研究員 鈴木 覚
東京農大農 長野 敏英
タイ国の泥炭湿地林において炭素収支要素を測定した。その結果、4.0tC/ha/yrの群落による正味の炭素吸収および3.9tC/ha/yrの泥炭蓄積速度が推定された。すなわち、植物体枯死物が泥炭として湛水中に蓄積されるため、植物群落が極相に達していると考えられる泥炭湿地林で、正味の炭素吸収が行われているものと考えられた。また、泥炭蓄積速度は純生産速度の75%に相当するものであった。
Keyword: 地球環境, 炭素収支, 泥炭湿地林
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