発表番号 [4-09]
Data Mining for the Variation of Groundwater Level in Dogo Plain Using Non-negative Matrix Factorization
Izumi Tomoki[Faculty of Agriculture, Ehime University]・Kawahara China[Faculty of Agriculture, Ehime University]・Nakamura Masashi[Graduate School of Agriculture, Ehime University]・Kobayashi Noriyuki[Faculty of Agriculture, Ehime University]
非負値行列因子分解を用いた道後平野の地下水データマイニング
泉 智揮[愛媛大学農学部]・川原 千奈[愛媛大学農学部]・中村 壮志[愛媛大学大学院農学研究科]・小林 範之[愛媛大学農学部]
道後平野における地下水位観測井(見奈良)の時系列データに対して,データマイニングの一手法である非負値行列因子分解(NMF)を適用し,その特徴を抽出した.その結果,抽出された特徴は,道後平野における地下水位の一般的な年変動の特徴と一致した.しかしながら,1995年〜1999年の5年間と2008年〜2012年の5年間の特徴の比較から,近年,偏った地下水位の低下事象が発生している可能性が示唆された.
Keyword: 道後平野, 地下水, データマイニング
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発表番号 [4-09]
Study on seasonal variation on the sugarcane field
Okamoto Ken・Sakai Kazuhito・Cho Hiroyuki・Nakamura Shinya・nakandakari tamotsu
[University of the Ryukyus・Saga University]
サトウキビ畑における土壌物理性の季節変動
岡本 健・酒井 一人・長 裕幸・中村 真也・仲村渠 将
[琉球大学・佐賀大学]
サトウキビは長期の作付期間を要する.土壌の物理性間の関係,物理性の季節変動は多くの研究が行われているが,サトウキビのような長期作物では行われていない.宮古島のサトウキビ畑において,複数回の土壌サンプリングを行った.耕起から収穫時期への経時変化に関しては,乾燥密度は大きくなり,水分特性曲線は,pF1.5以下の水分量の変化が小さくなった.乾燥密度とpF1.5では高い相関性が確認された.
Keyword: 季節変動, 水分特性曲線, 畑地かんがい
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発表番号 [4-09]
Experimental Study on accumulation of driftwood on the gated weir pier
SASAKI Tatsuya [Graduate School of Biosource Sciences, Akita Prefectual University]
NAGAYOSHI Takeshi [Faculty of Bioresource Science, Akita Prefecutual University]
SATOU Teruo [Faculty of Bioresource Science, Akita Prefecutual University]
KANDA Hiro‐omi [Faculty of Bioresource Science, Akita Prefecutual University]
SHIMADA Hiroshi [Faculty of Bioresource Science, Akita Prefecutual University]
可動堰の径間長と流木集積との関係
○佐々木達也 [秋田県立大学大学院生物資源科学研究科]
永吉武志 [秋田県立大学生物資源科学部]
佐藤照男 [秋田県立大学生物資源科学部]
神田啓臣 [秋田県立大学生物資源科学部]
嶋田 浩 [秋田県立大学生物資源科学部]
本研究では,可動堰の流木災害に関する基礎的知見を得ることを目的として,様々な条件下での流木の集積特性を実験的に検討した.この結果,可動堰堰柱における流木の集積率は,流木の純径間比(流木長/堰柱純径間長)が大きくなるほど高くなった.また,流木塊の形成の仕方や流下本数,水理条件によっても集積率に違いがみられ,この理由として,流木塊の強度,流下面積ならびに流下速度などが関係しているものと推察された.
Keyword: 可動堰, 径間長, 流木
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発表番号 [4-9]
Development of three-dimensional eco-hydrodynamic model for a closed water body under scarce underwater light environment
Do Thuy Nguyen [Graduate School of Bioresource and Bioenvironmental Sciences, Kyushu University]
Harada Masayoshi [Faculty of Agriculture, Kyushu University]
Hiramatsu Kazuaki [Faculty of Agriculture, Kyushu University]
寡少な水中光環境下にある閉鎖性水域を対象とした低次生態系−5次元水理学モデルの構築
○Do Thuy Nguyen [九州大学大学院生物資源環境科学府]
原田 昌佳 [九州大学大学院農学研究院]
平松 和昭 [九州大学大学院農学研究院]
本研究では,有機汚濁の進行によって透明度が低下し,寡少な水中光環境下にある閉鎖性水域を対象とした低次生態系−3次元水理学モデルを構築した.腐植酸を主とする溶存態有機物の流入負荷によって有機汚濁が顕在化した貯水池の水環境解析に本モデルを適用した結果,各水質項目の鉛直分布の季節的変化を良好に再現できた.また,本モデルにより腐植酸の流入負荷が水環境に及ぼす影響を定量的に把握することが可能となった.
Keyword: 有機汚濁, 水質予測モデル, 閉鎖性水域
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発表番号 [4-09]
An Experimental Study on Some Affectors of Crush Durability Evaluation for Rockfill Materials
INOUE Takeshi [Graduate School of Agriculture, Ehime University]
SHIMOMIYA Mao [Graduate School of Agriculture, Ehime University]
NISHIYAMA Tatsuro [Faculty of Agriculture, Ehime University]
HASEGAWA Takashi [Professor Emeritus, Kyoto University]
ロックフィル材料の破砕強度評価における影響因子に対する実験的検討
○井上丈嗣 [愛媛大学大学院農学研究科]
下宮万生 [愛媛大学大学院農学研究科]
西山竜朗 [愛媛大学農学部]
長谷川高士 [京都大学名誉教授]
長期供用によるダムの堤体材料の劣化は、ダムの安全性に問題を与える可能性が懸念される。これまでに検討を進めてきている、ロックフィルダム堤体の表層材料に対する一軸圧縮試験を用いた耐劣化性の評価について、より妥当な手法の確立を目的として,本研究では,破砕強度の指標となる圧縮降伏応力と,それに影響を与える間隙比および粒度に着目し,一次元圧縮試験を用いた耐破砕性評価の手法に対する検討を行った.
Keyword: ロックフィル材料, 圧縮降伏応力, 破砕
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発表番号 [4-09]
Deteriorating Feature of Concrete Waterway in Hokkaido
HIDESHIMA YOSHIAKI [Civil Engineering Research Institute for Cold Region]
北海道におけるコンクリート水路構造物の劣化の特徴
○秀島 好昭 [(独)土木研究所寒地土木研究所]
北海道における水路の構造物機能調査等を基に、経年的な劣化の進行の様子や具体的な劣化機構を考察し、その結果を報じる。また、薄い部材厚の水路では、コンクリートの耐久性が凍結融解履歴回数と供用年数の両者から説明できる基礎的資料を得た。また、健全度の推移確率行列について事例解析結果を報じた。
Keyword: 予防保全, 推移確率, 凍結融解
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発表番号 [4-9]
Three-dimensional Analysis of Dissolved Oxygen in Eutrophic Closed Water under Scarce Underwater Light Environment
Harada Masayoshi [Faculty of Agriculture, Kyushu University]
Yamamoto Tatsuya [Obayashi Corporation]
Hiramatsu Kazuaki [Faculty of Agriculture, Kyushu University]
Atsushi Marui [New Campus Planning Office, Kyushu University]
寡少な水中光環境下にある閉鎖性水域のDOの3次元解析
○原田 昌佳 [九州大学大学院農学研究院]
山本 達也 [株式会社大林組]
平松 和昭 [九州大学大学院農学研究院]
丸居 篤 [九州大学新キャンパス計画推進室]
本研究では,寡少な水中光環境下での水質の動態特性を明らかにするために,フミン質の存在により透明度が極めて低い貯水池を対象に,水質観測を行なうとともに低次生態系−3次元水理学モデルによる観測結果の再現計算を行なった.DOの生物化学的変動量および水理学的変動量の観点からその動態特性を検討した.その結果,無光層のDOの動態は,鉛直拡散に加えて,移流と水平拡散による物質輸送の寄与も大きいことが示された.
Keyword: 水環境・水質, 溶存酸素, 有機汚濁
GET PDF=09/09004-09.pdf
発表番号 [4-9]
Characteristics of Recycled Porous Concrete made with Waste Shell of Scallop
hosokawa yoshiharu [Kitasato University]
ホタテ貝殻をリサイクルした再生ポーラスコンクリートの特性
○細川 吉晴 [北里大学 獣医学部]
ホタテ貝殻と再生粗骨材を,高炉スラグ微粉末や普通ポルトランドセメントで結合した再生ポーラスコンクリートを製造し,この特性を比較した。ホタテ貝殻の混合比率が高いほど透水係数が低下し,またその比率が%のとき圧縮強度が最大となった。貝殻と再生粗骨材のかみ合わせが良かったものと推察される。
Keyword: ポーラスコンクリート, リサイクル, ホタテ貝殻
GET PDF=08/08004-09.pdf
発表番号 (4-9)
A Study on Functions of an Ecology-oriented Farming Paddy Field as Habitats of Aquatic Fauna
Kasahara_Takehiro [PREC Institute Inc.]
Mizutani_Masakazu [Utsunomiya Univ.]
Goto_Akira [Utsunomiya Univ.]
環境創造型稲作水田の水生生物生息場としての機能に関する研究
○笠原 岳洋 [株式会社プレック研究所]
水谷 正一 [宇都宮大学]
後藤 章 [宇都宮大学]
本研究は環境創造型稲作水田のそれぞれの仕組みがどのような役割を果たし、全体でどのような機能をもつのかを解明することを目的とした。結果、水田が魚類の繁殖・成育の場になっていること、避難プールが多様な水生生物の生活の拠点になっていることなどが明らかになった。全体として、環境創造型稲作水田は生物量を増加させる機能、生物多様性を確保する機能、希少種を保存する機能という3つの機能をもつことが明らかになった。
Keyword: 水田生態系, 有機稲作, 魚道
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発表番号 4-9
Sales Per Customer Visit in Farmer's Markets, KEIJI-Area
HAYASHI Naoki [Hall of global environmental research, kyoto University]
SAITOH Susumu [Department of literature, Otani University]
京滋地区の農産物直売所の客単価
○林 直樹 [京都大学地球環境学堂]
齋藤 晋 [大谷大学文学部]
京滋地区の直売所の代表者を対象としたアンケート調査を実施して,客単価(一人の客が一回の来店で支払う金額の平均,千円未満・千円以上)を解析した。主な結果は以下の通りである。食用の農産加工品(茶は除く)が販売された直売所,入荷時に厳しい品質チェックがある直売所,生産者の名前を公開する直売所,商品の宅配が利用可能である直売所は,客単価が高い。
Keyword: 農産物直売所, ,
GET PDF=06/06004-09.pdf
発表番号 4- 9
Environmental Consideration and Resident' Opinion of Reservoir Improvement in Urbanized Area
SUGIUCHI Makoto [Kinki Regional Agricultural Administration Office]
ISHIDA Kenji [National Institute for Rural Engineering]
都市化地域における農業用ため池整備の環境配慮と住民評価
○杉内 誠 [近畿農政局]
石田 憲治 [農業工学研究所]
環境に配慮したため池整備施設のアンケート結果について、住民評価値に大差のない2枚の写真の施設整備内容を比較すると、環境配慮に関する改善指摘が多いにもかかわらず住民評価の高い施設は、安全性に関する評価が高い施設であることが明らかになった。親水と安全性確保のようにトレードオフの関係が生じる複数機能の追求に際しては、ハード整備の限界を住民の利用意向や維持管理の方法で補完する必要があることが指摘できる。
Keyword: 環境保全, 農業水利施設, アンケート
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発表番号 4- 9
Estimation of compressibility for soils using by saturated water content
Nakata Takafumi [Kiso-jiban Consultants Co.,Ltd.]
Soma Katsuyuki [Grd. School of Agr., Hokkaido Univ. ]
Onodera Yasuhiro [Civil Engineering Research Institute of Hokkaido]
Ikeda Kohichi [Hokkaido Doshitsu Consultant Co.,Ltd.]
Matsumoto Kazumasa [Hokkaido Doshitsu Consultant Co.,Ltd.]
飽和含水比による土の圧縮性の推定
〇中田 隆文 [基礎地盤コンサルタンツ(株)]
相馬 尅之 [北海道大学大学院農学研究科]
小野寺 康浩 [北海道開発土木研究所]
池田 晃一 [北海道土質コンサルタンツ(株)]
松本 和正 [北海道土質コンサルタンツ(株)]
土の間隙量の指標である飽和含水比(Wsat)を用い,北海道内の火山灰質粘性土と沖積粘土,泥炭の圧縮性の評価を行った。火山灰質粘性土および沖積粘土のWsat〜Cc,Pc関係にはそれぞれ明瞭な直線関係と累乗関係が認められ、これらから推定したCcおよびPcを用いて得られたe−logP曲線と圧密試験から求めた曲線との整合性は極めて高い。泥炭のWsat〜Cc,Pc関係にはバラツキがみられるものの,推定e−logP曲線と実験曲線は一致する。
Keyword: 飽和含水比, 圧縮, e−logP曲線
GET PDF=04/0404-09.pdf
発表番号 S04- 9
Effect of On-fild Sediment Traps on Sediment Control from aSloping Upland Culture
[]
Effect of On-fild Sediment Traps on Sediment Control from aSloping Upland Culture
[]
Keyword: , ,
GET PDF=04/04S04-09.pdf
発表番号 4-9
Effect of roughness on friction between carbonate sediments in coral reef and steel
TOSHIYA SHINJO [Faculty of Agriculture, University of the Ryukyus]
Norikatu MIYAGI [Faculty of Agriculture, University of the Ryukyus]
YASUAKI KOMIYA [Faculty of Agriculture, University of the Ryukyus]
Koji NAGAYOSHI [The United Graduate School of Agricultural Sciences, Kagosima University]
さんご礁石灰質堆積物と鋼材との摩擦特性に及ぼす鋼材粗度の影響
新城俊也 [琉球大学農学部]
宮城調勝 [琉球大学農学部]
小宮康明 [琉球大学農学部]
○永吉功治 [鹿児島大学大学院連合農学研究科]
一面せん断試験装置を用いて粒径0.25mmから2mmに調整した石灰質堆積物と鋼材との摩擦試験を実施した。鋼材の粗度はRmax=5μmから100μmの7段階に変化させた。摩擦試験は圧密圧力50kPaから700kPaの範囲で定体積試験を行った。鋼材との摩擦角は粗度の増加とともに増大した。せん断に伴う負のダイレイタンシーにより垂直応力が減少し,周面摩擦力は低下した。杭周面に作用する垂直応力の低下は鋼材粗度の増加に伴い小さくなった。
Keyword: 摩擦試験, 鋼材粗度, 石灰質堆積物
GET PDF=03/0304-09.pdf
発表番号 4-9
A report of waterway discharge with improvement of channel surface
kazumasa yamabe [tokura constraction]
tatuya mitui [tokura constraction]
muneyuki arai [meijo university]
水路構造物の維持補修と通水流量
○山辺 一正 [徳倉建設株式会社]
三ッ井 達也 [徳倉建設株式会社]
新井 宗之 [名城大学理工学部]
02/0204-09.pdf
Keyword: 水路, 維持・補修, 累慙鮎叺柘拈=:水路構造物の維持補修工事にPAE系の累慙鮎叺柘拈g用した修繕工事が増加しているが、それに伴う通水能への影響は定量的には把握されてはいない。そのため、これらの工事を想定した模型水路実験を行い、その通水流量について報告するものである。
GET PDF=396-397