地質境界地域における表層地質と農地石垣の使用石材の関係 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.604-605 , 2015

発表番号 [6-02]

Relationship between surface geology and stones of the farmland stone wall in geological boundary area

Nishiwaki shoko[Mie University Graduate School of Bioresources]・Okajima kenji[Mie University Graduate School of Bioresources]

地質境界地域における表層地質と農地石垣の使用石材の関係

西脇 祥子[三重大学大学院生物資源学研究科]・岡島 賢治[三重大学大学院生物資源学研究科]

本研究では農地石垣に利用されている石材について,地質境界地域で産出する石材に注目することで石材の使用分布傾向を把握することを目的に現地調査を行った.その結果,農地石垣に用いられる石材は表層地質と密接な関係があることがわかった.表層地質に存在する岩石は,地域の農地石垣の石材として50%以上を占める割合で利用される場合が多く,表層地質の境界付近では隣り合った表層地質の岩石も利用されることがわかった.

Keyword: 農地保全施設, 表層地質, 農地石垣
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.558-559 , 2014

発表番号 [6-02]

Calculation of Sediment Yield from Upland Watersheds in Snowy Cold Region by WEPP

TAKASUKA Toshiyuki・UNOKI Keiji・NAKAMURA Kazumasa
[Civil Engineering Research Institute for Cold Region, Public Works Research Institute]

積雪寒冷地の畑地流域におけるWEPPによる土砂流出量の算出

高須賀 俊之・鵜木 啓二・中村 和正
[(独)土木研究所寒地土木研究所]

本稿では、積雪寒冷地の畑地流域における土砂流出量を算出するため、土砂流出モデルであるWEPP(Water Erosion Prediction Project)の適用方法と実測値の再現性を検討した。その結果、土地利用や地形条件に即した土砂流出ならびに積雪寒冷地に特徴的な冬季の積雪と融雪機の土砂流出を再現できることを確認した。

Keyword: 土砂流出, WEPP, 物理モデル
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2013

発表番号 [6-02]

Influence of river basin elevation on the variation of snow melt runoff caused by global climate change

ITO Nobuo [Civil Engineering Research Institute for Cold Region ,PWRI]
SUTO Yuji [Civil Engineering Research Institute for Cold Region ,PWRI]
NAKAMURA Kazumasa [Civil Engineering Research Institute for Cold Region ,PWRI]
NISHI Kyoji [Alpha Giken Co., Ltd.]
NIITSU Masashi [Alpha Giken Co., Ltd.]

温暖化による融雪流出の変化に対して流域の標高が与える影響

○伊藤暢男 [寒地土木研究所]
須藤勇二 [寒地土木研究所]
中村和正 [寒地土木研究所]
西 恭二 [アルファ技研]
新津雅士 [アルファ技研]

9種類の気候モデルによる2046年〜2065年の気温・降水量の予測値で流出解析を行い、温暖化による融雪流出の変化に流域の標高が与える影響を検討した。融雪ピーク日の早期化は流域の標高が低い地点ほど大きかった。検討した3地点のうち流域の標高が最も高いAダム地点で、灌漑期の総流出量の減少割合が最大であった。融雪流出時期や時期別の流出量の変化には、気温や降水量の将来変化が複雑に関与すると考えられた。

Keyword: 温暖化, 融雪流出, 気候モデル
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2013

発表番号 [企-6-2]

Problems in education on material and construction engineering, an example in a JABEE certified program

ISHII Masayuki [Faculty of Life and Environmental Science, Shimane University]

大学における材料施工分野教育の現状と課題 〜JABEE導入事例〜

○石井将幸 [島根大学生物資源科学部]

様々な要因で大学生の学力低下が生じている現在,技術者教育にもこれまでとは違った取り組みが必要になってきている。JABEEによる教育プログラム認定は,そのような中で技術者教育の水準を保つために有効な手法となりつつある。島根大学生物資源科学部地域開発科学科では,JABEE認定プログラムである地域工学コースを運営している。その取り組みの一部を紹介するとともに,材料施工分野の教育における問題点について考察する。

Keyword: 技術者教育, JABEE, 学習時間
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [6-2]

Evaluation of Flood Mitigation Function of Paddy Fields with Runoff Control Devices at Sakura River Basin

TADA Asuka [Ibraki University]
KOSHI YOSHIDA [Ibaraki University]
ISSAKU AZECHI [Ibaraki University]
HISAO KURODA [Ibaraki University]

桜川流域における田んぼダムの洪水緩和機能評価

○多田飛鳥 [茨城大学]
吉田貢士 [茨城大学]
安瀬地一作 [茨城大学]
黒田久雄 [茨城大学]

茨城県霞ヶ浦周辺内の桜川流域において水田の貯留機能を人為的に強化する田んぼダムの効果の評価を行った。手法として完全分布型TOPMODELと水田土壌水収支モデルを用いて解析を行った。モデルは最も流出量の大きかった9/28のデータに合うように同定した。上記モデルを用いて田んぼダム導入によるピークカット効果の検討を行った。具体的には水田の排水口の直径を11cmから4.1cmへと減少させた結果、25%のピークカット率が得られた。

Keyword: 完全分布型TOPMODEL, 水田面積率, 降雨流出関係
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.600-601 , 2011

発表番号 [6-02]

An investigation of questionnaires on rural landscape for children in Kagoshima Prefecture and its study

Mizuki Hira [Faculty of Agriculture, Kagoshima University]
Takagi Azuma [Faculty of Agriculture, Kagoshima University]
Hiyama Hiroki [Faculty of Agriculture, Kagoshima University]
Morita Naoyuki [Faculty of Agriculture, Kagoshima University]

鹿児島県内の児童を対象にした農村景観に関するアンケート調査と一考察

○平 瑞樹 [鹿児島大学農学部]
高木 東 [鹿児島大学農学部]
肥山 浩樹 [鹿児島大学農学部]
森田 直之 [鹿児島大学農学部]

農村景観に配慮した事業を実施する際,地域住民との合意形成を図ることが重要になってきている。ワークショップでは,地元有識者や事業関係者の参加に加え,若年層の視点も取り入れることは,将来,地域づくりを担う住民,農業後継者の情操教育の観点からも重要と考えられる。本報は,鹿児島県内の中規模以上の小学校を無作為に10校抽出し,さらに,6年と3年の1クラスを対象に農村景観に関するアンケート調査を実施した。

Keyword: 景観, 統計解析, 修景画像
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.44-45 , 2011

発表番号 [S6-02]

Simplified test method for susceptibility to wind erosion

MIYAMOTO TERUHITO [National Institute for Rural Engineering]

畑地かんがいによる風食抑制対策のための散水基準の簡易試験法

○宮本輝仁 [農村工学研究所]

土壌水分量と風食が発生するときの風速の関係を簡易な試験装置により求め,その有効性を現地観測データとの比較により検討した.簡易試験法で得られた土壌水分量と飛土開始風速および飛土急増風速の関係を現地観測データと比較するために,表層5cmの土壌水分観測値から表層5mmの土壌水分量を推定するとともに,風速計に高さの違いを補正した.その結果,本法で得られた関係は現地の状況を概ね再現できることが確認された.

Keyword: 風食, 畑地かんがい, 栽培管理用水
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.592-593 , 2010

発表番号 [6-02]

The consideration for environment in Toshima Wetland“We imagine the future life with Stork”

Takagi_Toshihito [Hyogo Prefecture Toyooka Land Improvement Office]

戸島湿地での環境配慮「コウノトリと共に描く未来」

○高木 利人 [兵庫県豊岡土地改良事務所]

コウノトリと共生する地域づくりを目標として県民の参画と協働のもと実施した、コウノトリの餌場となる湿地環境の保全整備について、その取り組み内容を紹介するとともに、河川と水路の水域ネットワークを確保し、コウノトリの餌場に必要となる多様な生物相を保全するため設置した起伏ゲートの効果について、モニタリング結果と今後の課題について報告する。

Keyword: 環境保全, 生物多様性,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.44-45 , 2010

発表番号 [企-6-2]

A study for designing and constructing large diameter pipelines system

ARIYOSHI Mituru [National Institute for Rural Engineering]
MOHRI Yoshiyuki [National Institute for Rural Engineering]
KAWASHIMA Hideki [Hokuriku regional agricultural administration office]
SHIMURA Kazunobu []
TOMITA Shinzi []

大口径パイプラインの設計と施工方法に関する検討

○有吉 充 [(独)農村工学研究所]
毛利 栄征 [(独)農村工学研究所]
川島 秀樹 [農林水産省北陸農政局]
志村 和信 [農村振興局]
富田 晋司 [浜田市役所]

本地区では、最大で直径3500mmの大口径パイプラインを使用しているが、このような大口径パイプラインに対する構造設計手法と施工方法は十分に確立されていない。そのため、設計・施工方法の妥当性及び安全性を検討するために、現場実証試験等を実施した。その結果、浅埋設状態であっても、路面荷重に対して充分な構造安全性を有していることが確認できた。

Keyword: 埋設管, 実証試験, 輪荷重
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.592-593 , 2009

発表番号 [6-2]

Test apparatus and measurement of erosion rates of soils

Fujisawa Kazunori [Okayama University]
Murakami Akira [Okayama University]
Nishimura Shin-ichi [Okayama University]

土の侵食速度測定装置とその計測

○藤澤 和謙 [岡山大学]
村上 章 [岡山大学]
西村 伸一 [岡山大学]

近年頻発する豪雨災害により,フィルダム,ため池,堤防などの土構造物が越流被害を受ける危険性が高まっている.現在,堤体越流破壊に関する研究はリスク解析と結びつきながら推進機運にあるが,堤体侵食が根本的な破壊過程にも関わらず,堤体材料に用いられる幅を持った粒径分布を有する土の侵食特性についてはほとんど知られていないのが現状である。そこで,本研究は砂と粘土を混合した材料の侵食特性を把握を目的として実験装置を作成し計測を行った.本論ではその結果を報告する.

Keyword: 混合土, 侵食, 侵食速度
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.130-131 , 2009

発表番号 [企-16-2]

Measures to Apply Research Achievements of Biomass Use to Public Works

YUYAMA Yoshito [National Institute for Rural Engineering]
NODA Takahiro [National Agricultural Research Center for Hokkaido Region]
NISHIO Takashi [National Agricultural Research Center for Tohoku Region]
IMATOMI Yuki [Forestry and Forest Products Research Institute]
YAKUSHIDO Kenichi [National Agricultural Research Center for Kyushu Okinawa Region]
SHINOGI Yoshiyuki [National Institute for Rural Engineering]
HAYASHI Kiyotada [National Agricultural Research Center]

地域バイオマス利活用の研究成果を活かす方策

○柚山 義人 [農村工学研究所]
野田 高弘 [北海道農業研究センター]
西尾 隆 [東北農業研究センター]
今冨 裕樹 [森林総合研究所]
薬師堂 謙一 [九州沖縄農業研究センター]
凌 祥之 [農村工学研究所]
林 清忠 [中央農業総合研究センター]

農林水産省の委託プロジェクト研究「地域活性化のためのバイオマス利用技術の開発(バイオマス利用モデルの構築・実証・評価)」の概要と成果トピックスを紹介した。また,研究成果を地方公共団体等による事業へ役立てるために,誰に,どこで,どのように伝えるべきかについて方策を列挙した。実証によるノウハウの提供を,組織,技術,制度それぞれの専門家が協力して総合的に行うことが有効と考えられた。

Keyword: バイオマス, 地域実証, 成果の活用
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.44-45 , 2009

発表番号 [企-6-2]

National and provincial trend of relocation of settlement

MAEKAWA Hideki [Department of Literature, Otani University]
SAITOH Susumu [Research Institute for Humanity and Nature]

集落移転に対する国・都道府県の動向について

○前川 英城 [大谷大学文学部]
齋藤 晋 [総合地球環境学研究所]

過疎対策の基本となる過疎地域自立促進方針の項目の1つである,「集落の整備」の中での集落移転の扱いを都道府県で比較した。その結果,財政力指数の低い都道府県ほど集落移転を考えている傾向が見られた。国も集落移転を打ち出している都道府県の集落再編対策の方針を認めていることから,集落移転は今後の集落再編における現実的な選択肢の1つとしてより前面に出てくることが推察される。

Keyword: 過疎地域自立促進方針, 集落移転,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.592-593 , 2008

発表番号 [6-2]

Strength Characteristics on Cement-mixed Muddy Soil under Triaxial Extension

Kitajima Akira [技術センター生産技術開発部]
Fukushima Shinji [土木本部土木技術統括部]
Tani Shigeru [資源施設部]
Gonoi Jun [土木本部土木技術統括部]

固化処理した底泥土からなる築堤土の三軸伸張状態における強度特性

○北島 明 [(株)フジタ]
福島 伸二 [(株)フジタ]
谷 茂 [(独)農研機構 農村工学研究所]
五ノ井 淳 [(株)フジタ]

底泥土を固化処理した築堤土の三軸圧縮試験と三軸伸張試験を実施して、固化処理土の低応力域での強度特性を調べた結果を報告するものである。両試験における応力〜ひずみ特性の相違があったことを考えると、応力状態や異方性の影響は応力〜ひずみ特性にあらわれるものの、強度特性には影響は少ないといえよう。

Keyword: 固化処理土, 三軸伸張, 強度パラメータ
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.50-51 , 2008

発表番号 [企-06-02]

Effects of agricultural practices on birds in rice fields

Fujioka Masahiro [University of Tsukuba]

農法・水田管理と鳥類

○藤岡 正博 [筑波大学]

日本では環境省の絶滅危惧種19種を含む120種以上の鳥が水田を利用する。耕作期に水田を使うサギ類やクイナ類は小動物を餌とするのに対して、非耕作期に水田を使うカモ類やツル類は稲籾を含む植物質の餌を採る。圃場整備や耕作放棄の増加、調整水田の減少により一部の鳥が減っている。冬期湛水は乾田化の影響を補う意義が大きいものの、耕作期の鳥に対しては、一定割合の水田を調整水田とする方が効果は大きい。

Keyword: 水田生態系, 生物多様性, 冬期湛水
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.- , 2008

発表番号 [企-16-02]

SHINODA Syoji []

ボローニャ宣言と今後の大学教育動向について(仮題)

○篠田 庄司 [中央大学]

Keyword: , ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.716-717 , 2007

発表番号 (6-2)

Flood Analysis System for Earth Dam Failure

Tani Shigeru [National Research Institute for Rural Engineering]
Keisuke Inoue [National Research Institute for Rural Engineering]

ため池決壊による洪水解析システムについて

○谷 茂 [(独)農業・食品産業技術総合研究機構農村工学研究所企画管理部]
井上 敬資 [(独)農業・食品産業技術総合研究機構農村工学研究所企画管理部]

過去の豪雨、地震によりため池が決壊し、下流域に洪水被害をもたらしている。下流域の都市化、混住化がすすみ、今後は2次被害も懸念されている。ため池の改修整備は進められているが、すべてのため池をすぐに改修することは困難であり、`ソフト的対応`、すなわち、ため池決壊による下流のハザード評価を行って、災害を軽減することが必要とされている。このためにため池の決壊による洪水解析及びそのハザード量を適切に評価することが必要になる。本報告では、WEB GISGISを利用して簡便かつ短時間で洪水解析を行うシステムについて述べる。

Keyword: 防災, ため池, 洪水解析
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.110-111 , 2007

発表番号 (企-16-2)

Irrigation type and agricultural practices for reproduction and growth of fish in paddy fields

Minagawa Akiko [Faculty of agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology]
Senga Yutaro [Faculty of agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology]

水田における魚類の繁殖と生育を考慮した灌漑方式と営農について

○皆川 明子 [東京農工大学農学部]
千賀 裕太郎 [東京農工大学農学部]

繁殖のためにドジョウやフナ属などが水田に進入しても多くの個体が水田に取り残されてしまう場合があることが課題となっている。本発表では、用排兼用型水路により灌漑される水田からの魚類の脱出実態および落水時の水理条件の変化と魚類の脱出との関係について調査と実験から明らかになったことを示し、魚類の保全策として水田における繁殖・生育・脱出を保障するために有効と考えられる灌漑方式と営農方法について考察する。

Keyword: 水田, 魚類, 移動
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.46-47 , 2007

発表番号 (企-6-2)

Outcomes and Issues Obtained through Several Applications to Strategic Research Funding

Watanabe_Tsugihiro [Research Institute for Humanity and Nature]
Ishida_Satoshi [National Institute for Rural Engineering]
Kakudo_Hirofumi [Kagawa University]
Nakamura_Kimihito [Kyoto University]
Mizoguchi_Masaru [The University of Tokyo]
Watanabe_Shiro [M.A.F.F.]

戦略的研究資金への応募から得られた成果と課題

渡辺 紹裕 [総合地球環境学研究所]
石田 聡 [農村工学研究所]
○角道 弘文 [香川大学]
中村 公人 [京都大学大学院]
溝口 勝 [東京大学大学院]
渡邊 史郎 [農林水産省]

戦略的研究推進小委員会は,競争的研究資金の獲得に向けた積極的な活動を支援・促進するための企画立案を行っている.その一環として,競争的研究資金の獲得を計画している会員のグループに対して活動費の助成を行った.本報では,研究資金獲得にかかる成果,教訓,課題について,各助成グループのこれまでの取り組み状況をもとに整理した.

Keyword: 競争的研究資金, 研究資金応募,
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.564-565 , 2006

発表番号 6-2

Fatigue Cracking of Asphalt Pavements for Farm Road in Snowy and Cold Area

TAKEUCHI Yasushi [Tokyo University of Agriculture]
TOKUMARU Jun-ichi [Maeda Road Construction Co.,Ltd.]
EMUKAI Toshifumi [Maeda Road Construction Co.,Ltd.]
HOSOMI Yasuhumi [Tokyo University of Agriculture]
SAITOH Masahiro [Fukushima Prefecture]

積雪寒冷地域における農道用アスファルト舗装の疲労ひび割れ発生状況

○竹内 康 [東京農業大学]
徳丸 淳一 [前田道路株式会社]
江向 俊文 [前田道路株式会社]
細見 康文 [東京農業大学]
齋藤 正弘 [福島県]

筆者らは,福島市の広域農道において実施したアスファルト舗装の調査より,車輪走行位置のひび割れは舗装表面から進行するTop−downの疲労ひび割れであることを報告してきた.本研究では,福島市とは気象条件が異なる会津地方での広域農道において同様の調査を行った.その結果,会津地方でのひび割れは,表層下面から進行するBottom−upの疲労ひび割れであることがわかった.

Keyword: アスファルト舗装, ひび割れ, 疲労破壊
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.118-119 , 2006

発表番号 企画16-02

Structure of Height wall style fish way and the report of the measurement result of the speed of the water inside the experiment and fish way that release the fish

Mabuti Kazumi [The United Graduate School of Agricultural Science, Gifu University./Yamatatsu-gumi Construction Company]
Itagaki Hirosi [Faculty of Agriculture, Gifu University]

「たて型壁面魚道」の構造と遡上実験・水理実験結果報告

○馬渕 和三 [岐阜大学連合農学研究科/株式会社山辰組]
板垣 博 [岐阜大学応用生物科学部]

高低差の大きな堰堤において魚類を遡上させるには,遠く離れた箇所から折り返しながら高度を上げる形式の魚道が一般的であったが広い面積を要した.設置面積を少なく考慮した螺旋状の魚道も開発されたが,流れが加速して魚道の機能を発揮できなかった.堰堤壁面に直接取り付けることで設置面積を大幅に縮減し,遡上経路をS字状にして流れの加速を防ぐ新型魚道の構造と特長を遡上実験と水理実験を通し生態水理学的に報告する.

Keyword: 魚道, S字経路, 壁面
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.36-37 , 2006

発表番号 企画6-02

The scene measure in Omihachiman-shi,and its essence

Fukao Jinichirou [Omihachiman City office Construction Department City planning and Scenery Preservation Division]

近江八幡市における景観施策とその本質

○深尾 甚一郎 [滋賀県 近江八幡市 都市・風景づくり課]

平成16年に制定された景観法に基づく景観計画を国内で初めて策定し、平成17年9月から施行している。これは単に美しい景観を保全するという目的ではない。脱工場誘致・脱観光化の中での21世紀型地域振興策の大きな柱として景観施策を推進している。真の「いいまち」の基準を考え、「終のすみか」として近江八幡市をファーストチョイスしていただけるための施策を数多く展開している。

Keyword: 景観, 地域振興, 農村計画
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.556-557 , 2005

発表番号 6- 2

Investigation of Pipe in Pipe with Improvement of Old Pipelines

makino tomonori [Kurimoto Plastics Co.,LTD  ]
Mohri Yoshiyuki [National Institute for Rural Engineering   ]
Tanaka Tadatsugu [Graduate School of Agricultural and Life Sciences,The Univ. of Tokyo]
Hamahira Shinichi [Sumitomo Osaka Cement Co.,LTD]
Shiwa Hirohito [Estec Co.,LTD]

老朽管路の改修を伴うパイプ・イン・パイプ工法に関する検討

○牧野 友宣 [栗本化成工業株式会社]
毛利 栄征 [農業工学研究所造構部]
田中 忠次 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
濱平 眞一 [住友大阪セメント株式会社]
志和 裕人 [株式会社エステック]

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Keyword: 管路改修, 中込材, 老朽管
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.54-55 , 2005

発表番号 企- 6- 2

Recent Topics around Policies of Information Infrastructure in Rural Areas

Yamada Kazuhiro [Rural Development Division, MAFF]

農業農村情報をめぐる社会的要請

○山田 和広 [農林水産省農村整備課]

近年のIT技術の急速な開発は、地域農業や農業経営に変革をもたらし、さらには農山漁村地域の振興に資する強力なツールとなる可能性を持つが、現状ではその恩恵を十分に活かしきれていない。本セッションでは、農業農村におけるIT技術の活用について、農林水産省の取組を俯瞰するとともに、より地域の自主性、裁量性が十分に発揮できる仕組みとして平成17年度から導入されている交付金制度について報告する。

Keyword: 情報基盤整備, 情報化施策, IT戦略
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.434-435 , 2004

発表番号 6- 2

A Study on the Low DO Distribution in the Lake Kasumigaura with 3-D Model

NAKASONE Hideo [Ibaraki University]
KURODA Hisao [Ibaraki University]
KATO Tasuku [Ibaraki University]

3-Dモデルによる霞ヶ浦貧酸素塊の分布に関する考察

〇中曽根 英雄 [茨城大学農学部]
黒田 久雄 [茨城大学農学部]
加藤 亮 [茨城大学農学部]

1984年,霞ヶ浦北浦の底層で貧酸素水塊が発生し,風が吹くと風上ではその貧酸素水塊が表層に湧き上がり,風下では富酸素水塊が下層に潜り込む現象が観察された。また,1988年に霞ヶ浦西浦で,底層で貧酸素塊が発生し風が吹いた後,湖心部はDO濃度が低く,風上・風下両岸近辺のDO濃度が高いことが観測されていた。そこで,どうしてこのような現象が起こるのか,3−D水質シミュレーションで解析し確かめた。

Keyword: 3−Dモデル, 貧酸素塊, 霞ヶ浦
GET PDF=04/0406-02.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.(S)150-(S)151 , 2004

発表番号 S16- 2

The Study of the Best Plan and the Economic Balance for Running the Biogas Plant in Japan

TAKAHASHI Ryouji [The Japan Association of Rural Sewerage]

国内事例におけるバイオガスプラント導入の最適施設計画と経済性評価

○高橋 良次 [(社)日本農業集落排水協会]

Keyword: , ,
GET PDF=04/04S16-02.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.734-735 , 2003

発表番号 6-2

Local colors estimation using surface soils −Case-study in Mie−

Ken Ohno [Mie University]
Haruna Kise [Mie University]

表土色を利用した地域色の推定 −三重県を例にして−

○大野 研 [三重大学]
黄瀬 春奈 [三重大学]

地域の土の色は言うまでもなく主要な地域の色である。というのはかつて、土は家屋の瓦や壁として使われ、景観の中心として地域の個性を作っていたからである。したがって表土色によって、地域の特性が表現できるのではないかと考えられる。そこで本研究では、三重県を例に取り、三重県内での表土色の分布を解析し、今後表土色が『風土を生かした美しい景観作り』において、1つの目安になることを示すのを目的とする。

Keyword: 景観, 地域色, 風土
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.610-611 , 2002

発表番号 6-2

The condition of resident's participation for the maintenance of flower beds by neighborhood committee

Toshihiro Hattori [Kitasato University School of Vet. Medicine Animal Sci.]
Toshiyuki Imai [Kitasato University School of Vet. Medicine Animal Sci.]
Hiroshi Kobayashi [Kitasato University School of Vet. Medicine Animal Sci.]

町内会による花壇整備への住民の参加状況

○服部 俊宏 [北里大学獣医畜産学部]
今井 敏行 [北里大学獣医畜産学部]
小林 裕志 [北里大学獣医畜産学部]

花壇整備にどのような住民が参加しているかを明らかにするために,アンケート調査を実施した。花壇の整備によく参加しているのは居住歴が長く,花壇の近くで生活している人たちである。いつも参加している人たちの参加理由は町内がきれいになるといよいからと町内会の活動だからで,前向きな回答をしているのはいつも参加している人たちの特徴である。また,現在参加している人たちは今後の参加意向も高い。

Keyword: 住民参加, 町内会, 花壇整備
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