発表番号 [2-34]
Current status and issues of telemetry network in Vietnam
Eiji MATSUBARA[Japan Association for International Collaboration for Agriculture and Forestry]・Shozo OHIRA[Agricultural Development Consultants Association]・Kazuhiko YAGI[CDC International Corporation]・Hiroaki MATSUBARA[Agricultural Development Consultants Association]
ベトナムにおけるテレメトリ・ネットワークの現状と課題
○松原 英治[国際農林業協働協会]・大平 正三[海外農業開発コンサルタンツ協会]・八木 和彦[シーディーシー・インターナショナル(株)]・松原 弘明[海外農業開発コンサルタンツ協会]
ADCAはベトナムのゲアン省の灌漑地区でJAIF事業により雨量・水位観測のためのテレメトリ(TM)ネットワークを構築し、2020年の大きな台風災害時に10分間データを計測できた。しかし灌漑管理者はTMデータを有効利用できていない。これはTMデータ表示システムが複雑で使いづらいのが問題である。このためJAIFフェーズ2事業において、安価で分かりやすく、全国展開可能なシステムを開発する予定である。
Keyword: TM,JAIF,台風モラヴェ,データ表示システム, ,
GET PDF=23/2-34.pdf
発表番号 [7-11]
Issues related to flooding paddies and agricultural reservoirs in river basin flood control, Ryūiki-chisui
SUGIURA Mikiko[Sophia University]
流域治水における水田や農業用ため池の湛水に伴う課題
○杉浦 未希子[上智大学]
水田やため池の雨水貯留機能による流出抑制対策は,流域治水施策の一部となっているが,湛水により私人の土地を利用規制することによる損失相当分の支払いについては明言がない.これまで遊水地化に伴う対価の支払いは,河川区域として買収もしくは地役権の設定によってきた.流域治水の「あらゆる関係者の協働」を実現するには,これらの経験を踏まえた上で,湛水による「下流域の治水への貢献」という視点の共有が欠かせない.
Keyword: 遊水地,流域治水,対価の支払い,地役権, ,
GET PDF=23/7-11.pdf
発表番号 [2-20]
Consideration of dust control technology using polyion complex
○Yuuji INABE[TODA corporation]・Tooru TANAKA[TODA corporation]・Noriyuki KUMAZAWA[Global and Local Environment Co-creation Institute, Ibaraki University]
ポリイオンコンプレックスを利用した粉塵抑制技術の考察
○稲邉 裕司[戸田建設(株)]・田中 徹[戸田建設(株)]・熊沢 紀之[茨城大学地球・地域環境共創機構]
農地造成等において、強風等で発生する粉塵は、健康被害や第三者とのトラブルの原因となる場合がある。そこで著者らは、高分子化合物から成る電解質複合体であるポリイオンコンプレックスを利用した粉塵抑制技術の開発を行った。開発した粉塵抑制剤を土壌に散布することで、未散布の土壌と比較して、粉塵飛散量を90%以上低減した。また、疑似降雨による耐水試験においても、流出土砂量を80%以下に低減した。
Keyword: 粉塵飛散抑制効果,ポリイオンコンプレックス,耐雨性能,造成工事, ,
GET PDF=22/[2-20].pdf
発表番号 [7-11]
Examination of consolidation settlement prediction method for ground using machine learning
Sato K.[Faculty of Agriculture, Iwate University]・○Kanayama M.[Faculty of Agriculture, Iwate University]
機械学習を利用した地盤の圧密沈下予測手法の検討
佐藤 快成[岩手大学]・○金山 素平[岩手大学]
本研究では,機械学習を利用した圧密沈下予測手法の構築を目的とし,学習済みモデルに対し新たな観測データを適用した際の予測精度について検討した.学習時と異なるデータを使用したとき,その最終沈下量の差が小さい場合,学習済みモデルは高い予測精度を有することが分かった.特に,学習した最終沈下量が新たに学習する最終沈下量より大きい場合,学習に使用するデータ数の増加にともなって予測精度が向上することが分かった.
Keyword: 圧密沈下,沈下速度,予測,機械学習, ,
GET PDF=22/[7-11].pdf
発表番号 [1-84]
Difference in the Effects of Vibration on Relative Dynamic Modulus of Elasticity and Mass Decrease Rate
Ishihara Kou[Advanced Production and Construction Systems,National Institute of Technology, Matsue College]・Suto Masashi[National Institute of Technology, Matsue College]・Ito Daigo[Advanced Production and Construction Systems,National Institute of Technology, Matsue College]
相対動弾性係数と質量減少率に振動締固めが及ぼす影響の違い
石原 孔[松江工業高等専門学校]・周藤 将司[松江工業高等専門学校]・伊藤 大悟[松江工業高等専門学校]
本実験では,振動締固め時間が空気量と凍結融解抵抗性に及ぼす影響について検討を行った.その結果,長時間の振動締固めは,連行空気量を減少させ,凍結融解抵抗性を低下させることが確認された.一方で,スケーリング劣化に対しては,影響度合いが低いことが確認された.このことから,実構造物の点検において,外観上は劣化が確認されない場合であってもないでは凍害が進行している可能性があることに留意する必要がある.
Keyword: 振動締固め時間、空気量, 相対動弾性係数, 質量減少率
GET PDF=20/[1-84].pdf
発表番号 [7-11]
Temporal and Spatial Analysis of Rice Growth under Different Irrigation Systems
Tadao AODA[Faculty of Agriculture, Niigata University]・Kazuki YOSHIDA[Graduate School of Science and Technology, Niigata University]
異なる灌漑方法が水稲生育におよぼす影響の時間的空間的評価
粟生田 忠雄[新潟大学]・吉田 和樹[新潟大学大学院]
水稲の生育向上のため地下灌漑による栽培管理を行った。試験区では地下灌漑,対照区では地表灌漑とし,水稲の生育状況をUAVによるリモートセンシング,および土壌の物理的環境から分析した。その結果,地下灌漑の試験区では水稲生育に空間的バラツキが小さいこと,対照区では下流側で光合成が旺盛であることが分かった。
Keyword: 水田灌漑, リモートセンシング, 土壌環境と植物根系
GET PDF=19/7-11.pdf
発表番号 [7-11]
Follow-up of small earth dam constructed by using Bhutanese traditional wall making method
Kazuhiro UENO[Shimane University]・Isam NATSUKA[Emeritus Professor in Shimane University]・Shushi SATO[Kochi University]・Norio ONJO[Agricultural Development Consultants Association]
ブータン王国の伝統的技術を用いて築造した貯水池の追跡調査
上野 和広[島根大学]・長束 勇[島根大学名誉教授]・佐藤 周之[高知大学]・園城 典雄[海外農業開発コンサルタンツ協会]
ブータン王国の基幹産業である農業の生産性の向上に向け,2015年に現地の伝統的技術を活用した貯水池の築造が行われた.この貯水池の追跡調査で,堤体に対する簡易動的コーン貫入試験を実施した結果,得られたN値は現在の転圧工法によって構築された盛土で得られるものと比較して小さかった.したがって,版築工法を用いて堤体を築造する場合,建設する堤体の条件等に応じて転圧技術などの改善を行う必要があると考えらえる.
Keyword: ブータン王国, 版築工法, 簡易動的コーン貫入試験
GET PDF=18/7-11.pdf
発表番号 [7-11]
Influence of Accelerated Curing Method of Precast Concrete to Frost Damage Resistance
Masashi Suto[Department of Civil and Environmental Engineering, National Institute of Technology, Matsue College]・Ryuichi Takata[Department of Civil and Environmental Engineering, National Institute of Technology, Matsue College]・Tomoki Matsuura[Department of Civil and Environmental Engineering, Nagaoka University of Technology]
促進養生がコンクリート製品の耐凍害性に与える影響
周藤 将司[松江工業高等専門学校]・高田 龍一[松江工業高等専門学校]・松浦 知希[長岡技術科学大学]
プレキャストコンクリートを寒冷地において使用する場合には,耐凍害性を考慮しなければならない.本研究では,十分な耐凍害性を有するプレキャストコンクリートの製造条件の確立を目的とし,圧縮強度と相対動弾性係数を指標としてプレキャストコンクリートの養生条件に着目した検討を行った.促進養生の条件は,圧縮強度については大きく影響するものの,気泡間隔係数や凍結融解抵抗性に及ぼす影響は少ないことが確認された.
Keyword: コンクリート, 凍害, 促進養生
GET PDF=17/7-11.pdf
発表番号 [S-16-1]
To capture and utilize On-site knowledge emerging through the reconstruction process for a large-scale earthquake disaster in the agricultural and rural development fields
uchikawa yoshiyuki[Academic Assembly , Shinshu University]・tamura takahiro[Faculty of Agriculture, Utsunomiya University]・arita hiroyuki[Graduate School of Science and Technology, Niigata University]
農業・農村整備分野の大規模地震災害への対応のための「現場知」の収集・活用 −行政における「現場知」−
内川 義行[信州大学大学院]・田村 孝浩[宇都宮大学]・有田 博之[新潟大学大学院]
筆者等の研究グループは「災害対応の現場で,担当者が当面する課題を解決してきた実用的な対策や工夫,気づき,教訓等を,後に再現,参照可能な形で定式化したもの」を『現場知』とし,当該分野におけるその重要性を指摘してきた.現場知の活用は,経営学分野等では関心が高いが,行政そして農業・農村整備分野では馴染みが薄い.ここでは,当該分野ならではの関係者の現場知への認識,その収集・活用・継承の各課題を概括した.
Keyword: 現場知, 震災, 復旧・復興事業
GET PDF=16/S-16-1.pdf
発表番号 [7-11]
Compressive strength characteristics of geopolymers using fly ashes, steel manufactured slags and garbage fused slags
Koumoto Tatsuya[Professor Emeritus of Saga University, Honorary member]・Ichihara Osamu[Maruwagiken, Co. Ltd.]・Sasaki Makoto[Maruwagiken, Co. Ltd.]
石炭灰・製鋼スラグ・ゴミ溶融スラグジオポリマーの圧縮強さ特性
甲本 達也[佐賀大学]・市原 修身[(株)丸和技研]・佐々木 誠[(株)丸和技研]
コンクリートがカルシウム系バインダー(結合材)を用い、水和反応によって結合さ れた固化体であるのに対し、ジオポリマーはアルミノ珪酸塩バインダーとアルカリ溶液との反応によって結合された固化体である。本論は、バインダーとして石炭灰、鉄鋼スラグおよびゴミ溶融スラグを用い、アルカリ溶液として苛性ソーダおよび珪酸ソーダの混合液を混合して作成したジオポリマーの圧縮強さ特性を検討したものである。
Keyword: 廃棄物, ジオポリマー, リサイクル
GET PDF=16/7-11.pdf
発表番号 [7-11]
Evaluation of Corrosion Characteristics due to Surface Roughness of Steel Sheet Pile in Drainage Canal
NAGASAKI Yasuhiro[Fujimura Hume Pipe Co.,Ltd.]・SUZUKI Tetsuya[Faculty of Agriculture, Niigata University]・KOBAYASHI Shuichi[Mizukuragumi Co.,Ltd.]・SATO Kouki[Fujimura Hume Pipe Co.,Ltd.]
農業用排水路で供用された鋼矢板の表面粗さ観察による腐食劣化特性の評価
長崎 文博[藤村ヒューム管(株)]・鈴木 哲也[新潟大学自然科学系(農学部)]・小林 秀一[(株)水倉組]・佐藤 弘輝[藤村ヒューム管(株)]
農業用排水路で供用される鋼矢板水路の腐食劣化特性を表面粗さにより評価した。表面粗さは、干渉型顕微鏡で観察を行い、算術平均粗さを求めた。この結果、鋼矢板の水路面側の表面粗さと腐食による断面減少量に高い相関が確認され、供用時の鋼矢板の断面減少は水路面側の腐食の影響が大きいことが推察された。このことから、既設鋼矢板水路の腐食劣化の抑制を目的として水路面側を被覆する表面保護工法の有効性が示唆された。
Keyword: 鋼矢板, 腐食, 算術平均粗さ
GET PDF=15/7-11.pdf
発表番号 [7-11]
Evaluation of Spatial Characteristics of Crack Damage in Concrete by X-ray CT Image
YAMAGISHI Shuntaro
[Graduate School of Science and Technology, Niigata University]
X線CT画像を用いたコンクリートひび割れ損傷の空間分布特性評価
山岸 俊太朗
[新潟大学大学院自然科学研究科]
コンクリート構造物の長期耐久性は,ひび割れ損傷の発達により影響を受ける.本研究では,ひび割れ損傷を有するコンクリートを対象にX線CT法により取得した画像データの空間統計処理による特性評価を試みた結果を報告する.
Keyword: コンクリート, ひび割れ損傷, X線CT
GET PDF=14/7-11.pdf
発表番号 [7-11]
Data assimilation of ground behavior under missing observations
Masutani Yu [Kyoto University Gradurate School of Agriculture]
Murakami Akira [Kyoto University Gradurate School of Agriculture]
Shimmura Hayato [NTT Data System Technologies INC]
欠測値があるもとでの地盤挙動を対象としたデータ同化
○増谷 優 [京都大学 農学研究科]
村上 章 [京都大学 農学研究科]
新村隼人 [NTTデータシステム技術]
地盤挙動について,粒子フィルタを用いたデータ同化により観測値に基づいて未知パラメータを同定することで,予測シミュレーションの精度を向上させることができる.しかし,粒子フィルタには欠測がある場合にパラメータを適切に同定することができないという問題がある.そこで本文ではEMアルゴリズムをPFに組み合わせることで,分散値を最尤推定し,欠測値を補完する手法を提案した.
Keyword: EMアルゴリズム, データ同化, 粒子フィルタ
GET PDF=13/13007-11.pdf
発表番号 [7-11]
Long-term Performance of FRPM Pipes
WATANABE JUN [Kurimoto Co.,LTD]
OTSUKA SATOSHI [Kurimoto Co.,LTD]
FUJIMOTO MITSUNOBU [Kurimoto Co.,LTD]
HAZAMA MASAYA [Kurimoto Co.,LTD]
MOHRI YOSHIYUKI [National Institute for Rural Engineering]
FRPM管の長期特性
○渡部 隼 [株式会社 栗本鐵工所]
大塚 聡 [株式会社 栗本鐵工所]
藤本 光伸 [株式会社 栗本鐵工所]
硲 昌也 [株式会社 栗本鐵工所]
毛利 栄征 [農村工学研究所]
フィラメントワインディング成形(FW成形)による強化プラスチック複合管(FRPM管)は、農業用水路に使用されて40年が経過しているが、FRPM管の長期性能を確認した報告例は数少ないのが現状である。そこで、FRPM管の長期性能を確認するため、ISO規格に基づく長期極限曲げ歪み試験を現在実施中であり、ここでは現状までに得られたデータをもとに、試験結果の中間報告を行う。
Keyword: 長期性能試験, 性能設計, ISO
GET PDF=12/12007-11.pdf
発表番号 [7-11]
Soil Chemical Property and Contents of Rice Plant in the Paddy Continuously Applied by Advanced Treated Wastewater−Reuse of Rural Sewerage Reclaimed Wastewater to Farm Land(XXV)−
Haruta Shinsuke [Ehime University, Faculty of Agriculture]
Nakaya Yuji [Ehime University, Faculty of Agriculture]
高度処理水利用を継続した水田における土壌化学性と水稲含有成分−農業集落排水処理水の農地への再利用(XXV)−
○治多伸介 [愛媛大学農学部]
中矢雄二 [愛媛大学農学部]
集落排水施設の高度処理水を,10年以上,無希釈灌漑した水田を調査した.その結果,土壌と玄米の重金属含有率は,ともに経年的な上昇はなかった.土壌の交換性カチオン含有比率は,経年的にKが上昇,Mgが低下したものの,水稲のK,Mg含有率には,河川水利用水田の水稲との差は殆どなかった.以上より,重金属とカチオン類の面からは,集落排水高度処理水を,10年程度連続して水田灌漑しても問題は生じ難いと考えられた.
Keyword: 処理水利用, 集落排水, 水田
GET PDF=11/11007-11.pdf
発表番号 [7-11]
An examination and question lead by considering to biomass utilization
Hashimoto Shizuka [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]
Kensuke HANAI [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]
Hoshino Satoshi [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]
Kuki Yasuaki [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]
Morimoto Hidetsugu [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]
地域循環圏を考慮したバイオマスの利活用の検討と課題
橋本 禅 [京都大学大学院農学研究科]
花井 健祐 [京都大学大学院農学研究科]
星野 敏 [京都大学大学院農学研究科]
九鬼 康彰 [京都大学大学院農学研究科]
○森本 英嗣 [京都大学大学院農学研究科]
本研究は,バイオマスタウン構想を策定した地方公共団体とその周辺地域に位置する地方公共団体を対象とした調査を行ない,より効率的かつ実現性の高いバイオマス資源循環の地域循環圏を実現するための方策やそこでの障害について明らかにした。行政担当者や既存の再資源化施設の担当者の関心は,まずは現状の課題への取組みや,問題の解決に焦点が定められており,長期的な実現工程がしっかりと描かれていはないことを確認した。
Keyword: バイオマス, バイオマスタウン構想, 地域循環圏
GET PDF=10/10007-11.pdf
発表番号 [7-11]
Experimental and Numerical Investigation for Capture Zone and Capture Probability of Well
Inoue_Kazuya [Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]
Takao_Yukihiro [Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]
Tabata_Misa [Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]
Mitsuda_kazuki [Faculty of Agriculture, Kobe University]
Tanaka_Tsutomu [Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]
取水井の集水域分布と物質捕獲率に関する実験的・解析的検討
井上 一哉 [神戸大学大学院農学研究科]
高尾 幸宏 [神戸大学大学院農学研究科]
田畑 見紗 [神戸大学大学院農学研究科]
○光田 和希 [神戸大学農学部]
田中 勉 [神戸大学大学院農学研究科]
地下水汚染対策として地下水揚水を実施する際,取水井の位置や揚水量選定の基準として取水井に水が流入する範囲,すなわち集水域の評価は重要である.また地下水を飲用目的に供する場合,集水域の評価は取水井への汚染物質の流入を予測することが可能なため価値の高い課題と言える.本研究では,この集水域近傍に存在する水溶性汚染物質が取水井において流入する確率を実験的ならびに解析的観点から検討する.
Keyword: 集水域, ランダムウォーク法, 後方粒子追跡法
GET PDF=09/09007-11.pdf
発表番号 [7-11]
Development of HSI models for Tamoroko and Sunayatume inhabiting water zone in paddy field area
MINAMI_YUSAKU [Graduate School of Utsunomiya Univ.]
MATSUMOTO_YUSUKE [Graduate School of Utsunomiya Univ.]
MIZUTANI_MASAKAZU [Utsunomiya Univ.]
水田水域におけるタモロコとスナヤツメのHSIモデルの開発
○南 雄策 [宇都宮大学大学院]
松本 佑介 [宇都宮大学大学院]
水谷 正一 [宇都宮大学]
生態系へ影響を及ぼす開発事業においてミティゲーションを検討する際に、定量的に生態系を評価するモデルとしてHSIモデルがある。本研究では日光市小代地区の水田地域を対象に、地区内に広く分布し地区を代表する魚種といえるタモロコ、希少種であるスナヤツメの2種のHSIモデルの開発を行い、既往の知見との比較を行った。
Keyword: HSIモデル, 水田生態系, ミティゲーション
GET PDF=08/08007-11.pdf
発表番号 (7-11)
Runoff characteristics due to discrepancy between surface and underground catchment and its modeling
Yoshida_Takeo [National Institute for Rural Engineering]
Masumoto_Takao [National Institute for Rural Engineering]
Kubota_Tomijiro [National Institute for Rural Engineering]
地表・地下の集水域が異なる台地小流域の流出特性とそのモデル化
○吉田 武郎 [農村工学研究所]
増本 隆夫 [農村工学研究所]
久保田 富次郎 [農村工学研究所]
鹿島台地から北浦に注ぐ小河川の特徴的な流出機構として,地表流域界(地形によって決められる集水域の境界)外からの地下水流入(以下,単に地下水流入)の存在が挙げられる。そこで,長期水収支解析および流域外の地下水流向・流速観測の結果から,その流出機構のモデル化を試みた。今後さらに精度を向上させるために,初期貯留量を合理的に推定する方法や,灌漑期の水田からの流出機構を加えたモデルの構築を行う。
Keyword: 平地湖台地, 地下水流入, 水収支
GET PDF=07/07007-11.pdf
発表番号 7-11
Impacts of climate change on the water resources of the Seyhan River Basin and adaptation
Fujihara Yoichi [Research Institute for Humanity and Nature]
Tanaka Kenji [Disaster Prevention Research Institute, Kyoto University]
Kojiri Toshiharu [Disaster Prevention Research Institute, Kyoto University]
Watanabe Tsugihiro [Research Institute for Humanity and Nature]
温暖化がセイハン川流域の水資源に及ぼす影響と適応
○藤原 洋一 [総合地球環境学研究所]
田中 賢治 [京都大学防災研究所]
小尻 利治 [京都大学防災研究所]
渡邉 紹裕 [総合地球環境学研究所]
SRES A2に基づいたGCMをダウンスケーリングしたデータを用いて陸面および流出モデルを駆動し,温暖化がセイハン川流域に及ぼす影響を評価した。その結果,年間水収支で見ると,降水量は−147mm,蒸発散量は−49mm,流出量は−98mmと見積もられた。さらに,現在の水需要で温暖化時の水文状況となれば,深刻な渇水が生じるが,非灌漑期における発電への配分を現在の6割程度まで制限すれば,現在と同程度の利水安全度を確保できることが示された。
Keyword: 温暖化, 水資源, ダウンスケーリング
GET PDF=06/06007-11.pdf
発表番号 7-11
Study of the flow which has the submerged vegetation
AZECHI Issaku [Dept. of Agricul. & Life Sci., Univ. of Tokyo]
SHIMADA Masashi [Dept. of Agricul. & Life Sci., Univ. of Tokyo]
TANAKA Tadatsugu [Dept. of Agricul. & Life Sci., Univ. of Tokyo]
水没した植生群を有する流れの抵抗則に関する研究
○安瀬地 一作 [東京大学大学院]
島田 正志 [東京大学大学院]
田中 忠次 [東京大学大学院]
近年、植生を有する開水路の流れの研究は活発に行われておりその抵抗特性や乱流構造なども次第に明らかになりつつある。しかし、これらの計算手法は計算手法の難解さや実験パラメータを有しているため実用的な計算手法とはいい難い。そこで本研究では植生を有する流れの流速分布からマニングの粗度係数を求め、抵抗計算の実用化を目指す
Keyword: 水没した植生群を有するながれ, マニング粗度係数,
GET PDF=05/05007-11.pdf
発表番号 7-11
Division of Bio-production and Environmental Science, Kitasato University
Higuchi Shinsuke [Division of Bio-production and Environmental Science, Kitasato University]
Tsutsumi Satoshi [Faculty of Bio-production and Environmental, Kitasato University]
Shima Eikichi [Faculty of Bio-production and Environmental, Kitasato University]
底生動物群集からみた新規排水路系における生物相の成立要因
〇樋口 伸介 [北里大学大学院生物生産環境学専攻]
堤 聰 [北里大学獣医畜産学部]
嶋 栄吉 [北里大学獣医畜産学部]
青森県三沢市仏沼干拓地において、新規に設置された排水路における底生動物相を調査し、排水路系における生物相の成立要員について考察を行なった。その結果、排水路系における生物相の発達は、底泥やデトリタスの堆積、植生など、周辺の環境によって大きく左右されていると推察された。
Keyword: 底生動物群集, 新規排水路, 排水施設
GET PDF=04/0407-11.pdf
発表番号 7-11
Effect of reservoir consolidation in a landslide block
okuyama takehiko [National Institute for Rural Engineering]
kuroda seiichiro [National Institute for Rural Engineering]
nakazato hiroomi [National Institute for Rural Engineering]
natsuka isamu [National Institute for Rural Engineering]
地すべり地におけるため池の浸透防止工の効果
○奥山武彦 [(独)農業工学研究所]
黒田清一郎 [(独)農業工学研究所]
中里裕臣 [(独)農業工学研究所]
長束 勇 [(独)農業工学研究所]
地すべりブロック冠頭部凹地にあるため池のジオメンブレン敷設による浸透防止工施工前後の地下水流動状況の調査を行った。1m深地温探査で施工前に主に崖錘堆積物層の中に推定された水みちは施工後には数,断面積ともに大きく減少した。温度検層によって基盤中にも流動層があることが見出された。地下水水質のヘキサダイヤグラムパターンの変化からも施工後は貯水からの漏水の影響がなくなったことが窺えた。
Keyword: 地すべり, 水みち, ため池
GET PDF=03/0307-11.pdf
発表番号 7-11
Properties of Charcoals which are Made from Trash Flown Down to Irrigation Canal
Takanori SAITO [National Institute for Rural Engineering]
Yoshiyuki SHINOGI [National Institute for Rural Engineering]
Masaru YAMAOKA [National Institute for Rural Engineering]
農業用排水路に流着したゴミ等の炭化物の特性
○齋藤 孝則 [独立行政法人農業工学研究所]
凌 祥之 [独立行政法人農業工学研究所]
山岡 賢 [独立行政法人農業工学研究所]
有機性廃棄物の循環利用技術として,炭化に着目し,生成炭化物を再資源炭と命名している。炭化条件(温度)を変えた農業用用排水路の流着ゴミ等の再資源炭を土壌に施用し,物性及び肥料成分分析を実施することにより,その特性変化が確認された。また,植物を用いた発芽・生育試験結果から,重量10%以下の添加では支障なく,有機性廃棄物の循環利用技術の1つとして,炭化は有効であると考えられた。
Keyword: 炭化, 廃棄物, 土層改良
GET PDF=02/0207-11.pdf
発表番号 7-11
Chemical speciation by Geochem-PC
Taku Nishimura〔Graduate school of agriculture, TUAT〕
Geochemを用いた溶液の化学種分析の例
○西村 拓〔東京農工大学農学研究科〕
溶液中の元素は全てイオンになっていると仮定することが多いが、実際には解離平衡、反応平衡が生じている. 溶液中の化学平衡を仮定した化学種分析プログラムの一つであるGeochemを用いてAlイオンを含んだ溶液中のイオン濃度組成を推定し、結果について考察し、錯イオンを形成するようなイオンの測定の際には,事前に化学種分析で予測することにより、適切な分析が行える場合があることを示した.
Keyword: 化学種分析, Al, 酸性雨
GET PDF=
発表番号 7-11
地中灌漑の実用化に関する研究(V)―負圧設定のホースによる給水管理―
○谷川 寅彦〔大阪府立大学農学部〕
本多 康久〔滋賀県立大学環境科学部〕
岩間 憲治〔滋賀県立大学環境科学部〕
矢部 勝彦〔滋賀県立大学環境科学部〕
本報では、これまで低正圧設定が主であった不織布ホースについて管内負圧設定条件下で栽培への適用可能性を検討した。実験は、雨除け栽培レタスを対象に、新規に作成したホース(給水部開孔数16と32箇所)および素焼き多孔質管区の3試験区で行った。検討結果から、今回作成の不織布ホースを適用することにより、負圧による給水管理条件下においても従来の素焼き多孔質管と同等以上の給水管理が実現できることがわかった。
Keyword: 地中潅漑, 不織布, 設定圧力
GET PDF=
発表番号 7-11
微小ひずみ領域でのシラスの変形
○平 瑞樹〔鹿児島大学農学部〕
三輪 晃一〔鹿児島大学農学部〕
若松 千秋〔鹿児島大学農学部〕
微小ひずみ領域でのシラスの応力〜ひずみ特性を把握する目的から,局所軸ひずみ計の導入と検定,三軸試験室内への設置を試み,従来の外部計測との比較を行った。結果として,三軸室外部で測定するひずみ量は,局所軸ひずみ計より大きな値を示し,初期間隙比の違いによりその大きさは異なる傾向が伺えた。加えて,局所軸ひずみ計による計測は,局所的あるいは初期の微小レベルでの変形を正確に求める試験において有効な手段である。
Keyword: 土の静力学的性質, 地盤の変形,
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発表番号 7-11
土地利用計画に関する一考察−市町村農振整備計画の実態をもとに−
玉野総合コンサル 小川 明
国土資源の合理的な利用の見地から市町村農振整備計画に着目し、農振制度の移り変わり及び市町村での農振整備計画策定の取組みを紹介し、1)制度運用の現場での対応の困難性、2)運用の不透明性等手続きの煩雑性を現時点での制度運用の問題点として述べた。今後は制度の透明化、簡素化、迅速化とともに平成9年から実施されている農用地利用計画明確化事業について住民参加、情報公開の観点からも現場での運用が期待される。
Keyword: 土地利用計画, 現場報告,
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発表番号 7-11
営農作業における土の移動について
農業工学研究所 ○長利 洋
・
Keyword: 水田整備, 田面均平, 表土の厚さムラ
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発表番号 7-11
有限変形解析による受働土圧問題
明治大学大学院 森洋
Keyword: 土圧, 受働土圧, 有限変形解析
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