泥炭地盤における施工直後の農業用管水路の沈下過程 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.137-138 , 2023

発表番号 [2-44]

Subsidence Process of Irrigation Pipeline Immediately after Construction on Peat Ground

OHKUBO Takashi[Civil Engineering Research Institute for Cold Region, PWRI]・NAGUMO Hitoshi[Civil Engineering Research Institute for Cold Region, PWRI]・HAGIWARA Taisei[Civil Engineering Research Institute for Cold Region, PWRI]

泥炭地盤における施工直後の農業用管水路の沈下過程

○大久保 天[寒地土木研究所]・南雲 人[寒地土木研究所]・萩原 大生[寒地土木研究所]

泥炭地に建設された農業用管水路は、施工後泥炭地盤の圧密によって管体はしだいに沈下する。しかし,管水路直下の地盤の圧密過程はいまだ正確に把握されていない。そこで、筆者らは泥炭地盤における管水路の敷設工事に際して管水路直下の地盤に層別沈下計を設置して,管体および地盤の経時的な沈下過程を観測した。本研究では、これまでに管水路施工後から通水試験までのデータを取得したので、その結果を報告する。

Keyword: 農業用管水路,泥炭地盤,層別沈下, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.471-472 , 2023

発表番号 [7-13]

Case of effort to introduce highly profitable crops to land improvement project area in Hokuriku region

FUKURA Eiji[SANSUI CONSULTANT Co.Ltd]・MITANI Kazuya[SANSUI CONSULTANT Co.Ltd]

北陸地方の国営事業地区における高収益作物の導入に向けた取組事例

○福羅 栄治[サンスイコンサルタント(株)]・三谷 和也[サンスイコンサルタント(株)]

現在,わが国では主食用米の需要や価格が低迷していることから,農業所得の維持・向上を図るため,水稲に依存した農業から脱却するとともに,野菜や果樹等の高収益作物の導入が推進されている.本稿では,北陸地方の国営事業地区を事例に,高収益作物の導入支援に係るこれまでの取組内容,県・JA・営農者等の連携による現在の取組状況及び今後の取組方針について紹介する.

Keyword: 高収益作物,基盤整備,機械化,集出荷施設整備, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.137-138 , 2022

発表番号 [2-30(P)]

Suitable elevation for growth of Phragmites australis and Phacelurus latifolius in the Yoshii estuary area

○KOMAKI Yuri[Graduate School of Environmental and Life Science, Okayama University]・NAKASHIMA Yoshitaka[Graduate School of Environmental and Life Science, Okayama University]・OSHIMA Yuya[Wesco co., ltd]・OKI Yoko[Okayama Prefectural University]

吉井川河口域におけるヨシ及びアイアシの生育に適した標高について

○小巻 友里[岡山大学大学院]・中嶋 佳貴[岡山大学大学院]・大嶋 悠也[(株)ウエスコ]・沖 陽子[岡山県立大学]

吉井川河口域において,ヨシ原の中核となるヨシとアイアシの試験植栽を試みた.植栽初期において,ヨシは潮間帯上位にあたるT.P.1.1m-1.6mが適していることが示唆された.アイアシは,約30僂亮太犬任論鍵蕕乏しく,特にT.P.1.1m-1.4m及びT.P.2.3m-2.5mにおいて,枯死株が多かった.しかし,約50僂亮太犬任△譴估韻孤弦發任盍Э紊箚チ腓悗梁兩が大きいと考えられた.

Keyword: 生態系,生物多様性,ビオトープ, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.471-472 , 2022

発表番号 [7-13]

Basic study on the mechanical property of embankment geomaterial

○KIMATA Takashi[Graduate School of Agriculture, Osaka Metropolitan Univers]・KUDO Yosuke[Graduate School of Agriculture, Osaka Metropolitan Univers]

築堤材料土の力学特性に関する基礎的研究−断面積変化を考慮した一軸圧縮強度について−

○木全 卓[大阪公立大学大学院]・工藤 庸介[大阪公立大学大学院]

拘束圧がゼロの状態における土の強度を求める一軸圧縮試験において、レーザー変位計により試験中の側方膨張量を測定して供試体の体積変化を求め、圧縮強度を正確に評価することを試みた。その結果、実験の基準書等で定められている前提条件(圧縮中の供試体の体積は一定とみなす)に従うと、試料や供試体の条件にもよるが、算出される圧縮強度には2〜3%の誤差が生じることがわかった。

Keyword: 築堤材料,一軸圧縮試験,断面積変化, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.137-138 , 2020

発表番号 [2-12]

Net effluent loads (NELs) of nitrogen, phosphorous and suspended solids (SS) from the Hachirogata central reclaimed land

Tadashi KONDOH[Akita Prefectural University]・Takao MASUMOTO[Akita Prefectural University]・Yukio YAJI[Akita Prefectural University]

八郎潟中央干拓地からの窒素・リン・SS差引排出負荷量の長期変動

近藤 正[秋田県立大学]・増本 隆夫[秋田県立大学]・矢治 幸夫[秋田県立大学]

八郎湖流域最大の水田地帯である八郎潟中央干拓地からの排出負荷と流入負荷の継続測定から、差引排出負荷量とその経年変化を調べた。中央干拓地15,640haから八郎湖に排出された2007年・19年の年差引排出負荷量の平均値はN:314t、P:59.9t、SS:24,900t、最大値はN:403t、P:84.4t、SS:37,500t、最小値N:167t、P:38.6t、SS:18,000tであった。

Keyword: 干拓地水田域、差引排出負荷量, N、P, SS
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.640-641 , 2019

発表番号 [7-13(P)]

Distribution of nitrogen in soil where Komotuna uptakes water and nutrient

Tsubasa Kiyomoto[Graduate School of Bioresources, Mie University]・Kunio Watanabe[Graduate School of Bioresources, Mie University]

コマツナの根の吸収に伴う土中の窒素の挙動

清本 翼[三重大学大学院]・渡辺 晋生[三重大学大学院]

下端を自由水面とする16 cmカラムに硝酸カリウム溶液を施用しコマツナを栽培した.そして,蒸散量と土中の窒素濃度を測定した.コマツナ非栽培カラムでは,土中の硝酸態窒素は初期濃度が高い上方から含水率の高い下方へ拡散移動し,脱窒した.コマツナ栽培カラムでは,根の吸水・吸収がカラム全層で均一に生じていることが数値計算から確認でき,土中の硝酸態窒素は水分とともにカラム下方から上方に移動していると考えられた.

Keyword: 数値解析, カラム実験, 水分・窒素移動
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.566-567 , 2018

発表番号 [7-13]

Issues of propulsion method

yasuda kenji[kinnkinouseikyokukotouheiyanougyousuirizigyousyo]

推進工法の課題

安田 憲司[近畿農政局湖東平野農業水利事業所]

玉石混じり砂礫層における推進工事の際に発生した、推進管の破損における対策と課題を報告する。

Keyword: 工法・施工, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.536-537 , 2017

発表番号 [7-13]

Effect of Rooftop Coating with Oyster Shell Mortar on Room Temperature in Summer

ishiguro satoru[Graduate School of Bioresources, Mie University]・yamanaka masayoshi[Asahidoboku Company Limited]

かき殻モルタルによる屋上被覆が夏季の室内温度に及ぼす影響

石黒 覚[三重大学大学院]・山中 正善[朝日土木(株)]

かき殻を細骨材としたセメントモルタルを用いて建物の屋上を被覆し、その遮熱効果を検討した。実験においては、モルタル被覆の前後において、夏季の屋上表面温度、室内温度、日射、気温等を測定し、モルタル被覆が室内温度に及ぼす影響を調べた。その結果、かき殻モルタルにより屋上を被覆した場合、被覆前に比べて夏季の室内温度の変化は小さくなり、また、最高温度も低下するなど、室内温度の低減効果が確認できた。

Keyword: コンクリート材料, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.137-138 , 2016

発表番号 [S-18-3]

Challenges on evaluation method of river environment influenced by dam removal

Maeda Shigeya[College of Agriculture, Ibaraki University]・Noda Koji[Faculty of Economics, Tokyo Keizai University]・Minagawa Akiko[School of Environmental Science, The University of Shiga Prefecture]・Kobayashi Hisashi[College of Agriculture, Ibaraki University]・Yoshida Koshi[College of Agriculture, Ibaraki University]・Kuroda Hisao[College of Agriculture, Ibaraki University]

ダム撤去が河川環境に及ぼす影響の評価法に関する課題−Savage Rapids ダムの事例を中心として−

前田 滋哉[茨城大学]・野田 浩二[東京経済大学]・皆川 明子[滋賀県立大学]・小林 久[茨城大学]・吉田 貢士[茨城大学]・黒田 久雄[茨城大学]

河川では,灌漑用,発電用等の取水と環境保全の競合をどう調整するかがしばしば問題となる.水利調整においては,河川環境変化を事前に精度良く予測することが望ましい.本報では米国のダム撤去事例に焦点を当て,ダム撤去による堆砂の移動について,事前にどのような影響予測や分析がなされ事後にどうなったかを整理する.そして事業が河川環境に与える影響の予測手法の到達点と今後の課題について考察する.

Keyword: 河川管理, 堆砂, 生態環境
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.737-738 , 2016

発表番号 [7-13]

Trial of repair work for micro reservoir in West Africa with utilisation of sand bag and soil cement

Yamada Masakazu[Japan International Research Center for Agricultural Sciences]・Hirouchi Shinji[Japan International Research Center for Agricultural Sciences]・Hirose Chikako[Japan International Research Center for Agricultural Sciences]

西アフリカにおける土嚢とソイルセメントを用いた小規模ため池補修の試行

山田 雅一[国際農林水産業研究センター]・廣内 慎司[国際農林水産業研究センター]・廣瀬 千佳子[国際農林水産業研究センター]

西アフリカの農村部において、ため池は重要な水資源の1つであるが堤体等の損壊による機能低下が問題となっている。これに対し住民による補修が試みられているものの技術上の課題と資金の確保が制約となっている。そこで、現地において入手可能な土嚢とソイルセメントを中詰材とした、土嚢積みによる小規模ため池の補修(嵩上げ)を試行したので、その効果と課題について報告する。

Keyword: ため池, 土嚢, ソイルセメント
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.698-699 , 2015

発表番号 [7-13]

Bend Strength of Plane Concrete Reinforced by a Grid

Mori Mitsuhiro[National Institute for Rural Engineering]・Asano Isamu[National Institute for Rural Engineering]・Tokashiki Masaru[National Institute for Rural Engineering]・Kawakami Akihiko[National Institute for Rural Engineering]・Kawabe Shohei[National Institute for Rural Engineering]

グリッド補強した無筋コンクリート梁の曲げ耐力

森 充広[農研機構農村工学研究所]・浅野 勇[農研機構農村工学研究所]・渡嘉敷 勝[農研機構農村工学研究所]・川上 昭彦[農研機構農村工学研究所]・川邉 翔平[農研機構農村工学研究所]

水路トンネルのグリッド補強工法の効果を検証することを目的として,無筋コンクリートに炭素繊維グリッドをポリマーセメントモルタルで付着させた梁供試体の曲げ試験を行った.炭素繊維グリッドの補強範囲および付着範囲を変えて試験を行った結果,補強範囲が小さい場合には,効果が発揮されないこと,等曲げ区間が無付着であっても,外側端部が十分付着していれば,全面付着供試体と同等の補強効果が見込めることが示された.

Keyword: 水路トンネル, 炭素繊維グリッド, 補強
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.668-669 , 2014

発表番号 [7-13(P)]

Measurement of roughness of concrete surface using airborne ultrasound

Nagaoka Seiya
[Mie University Faculty of Bioresoureces]

空中超音波を用いたコンクリート面の粗さ測定

長岡 誠也
[三重大学・生物資源学部]

コンクリート水路の補修では,通水性能の低下が補修要因に挙げられることが多い.しかし,通水性能は定量計測されておらず,目視調査に依っているのが現状である.本研究では,安価で簡便な空中超音波を用いて算術平均粗さを計測する手法を開発することを目的とした.その結果,算術平均粗さと最大振れ幅の相関性から空中超音波の有効性を示し,測定に有効なコンクリート面からの距離と,距離が1mの場合の測定範囲がわかった.

Keyword: 空中超音波, 水利構造物, 粗さ
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2013

発表番号 [7-13]

Magatt Thiam [United Graduate School of Agricultural Science, Tokyo University of Agriculture and Technology]
[]
[]

Application of Tangential Model to Various Types of Soils

○Magatt THIAM [United Graduate School of Agricultural Science Tokyo University of Agriculture and Technology]
Yuji KOHGO [United Graduate School of Agricultural Science Tokyo University of Agriculture and Technology]
Hirotaka SAITO [United Graduate School of Agricultural Science Tokyo University of Agriculture and Technology]

Keyword: , ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [7-13]

Examination for grout material of Pipe in Pipe Method

MAMIYA SATOSHI [Kurimoto Co.,LTD]
KOYAMA TOMOYOSHI [Sumitomo Osaka Cement Co.,LTD]
KUROIWA EIICHIROU [Estec Co.,LTD]
MOHRI YOSHIYUKI [National Institute for Rural Engineering]

パイプ・イン・パイプ工法におけるグラウト材試験

○間宮 聡 [株式会社 栗本鐵工所]
小山 智芳 [住友大阪セメント株式会社]
黒岩英一郎 [株式会社エステック]
毛利 栄征 [農村工学研究所]

老朽化した農業用管水路における更生工法としてFRPM管(更生管)を既設管内に挿入し、既設管と更生管の間に中込材を充填するパイプ・イン・パイプ工法(PIP工法)がある。本研究では、PIP工法における安全性の確立を目的として、実規模の模擬管路を築造し、中込材打設時における管路の安全性、中込材の充填性並びに品質確認を行ったので報告する。

Keyword: 改修工法, 管路, 中込材
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.728-729 , 2011

発表番号 [7-13]

Trial construction of creek revetment harmonized with natural environment

okamura akihiko [ashimori industry co.,ltd]
kurata masahiro [ashimori industry co.,ltd]
nakano yoshisuke [kyusyu univercity]
saeki hiroyuki [ps mitubishi construction.co.,ltd]
sugimoto masayoshi [ps mitubishi construction.co.,ltd]
hanaoka sinichi [ps mitubishi construction.co.,ltd]

自然融和型クリーク緑化護岸の試験施工(2)植生調査

○岡村昭彦 [芦森工業]
倉田正博 [芦森工業]
中野芳輔 [九州大学]
佐伯博之 [ピーエス三菱]
杉本昌由 [ピーエス三菱]
花岡信一 [ピーエス三菱]

筑後川下流域に広がるクリークは粘性土であるため、水位の上下動によりスレーキングが発生している。現在おこなわれている修復事業は、コンクリートを主体とした保護工法が中心で、魚類、植物、昆虫にすみよい環境ではない。袋詰脱水処理工法は、多自然護岸として実績があり、さらにホウライチクなどで植生した法面は、地下茎による緊縛効果で安定した法面が形成できる。報告では試験施工後の植生について述べる。

Keyword: 地盤の変形, クリーク, 環境保全
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.716-717 , 2010

発表番号 [7-13]

Study on shape and combustive charactstics of woody pellet

MAKI_Tsuneo [Faculty of Regional Environment Science,Tokyo Univercity of Agriculture]
TAKINAMI_Yuto [Graduate School of Agriculture,Tokyo Univercity of Agriculture]

木質ペレットの形状と燃焼特性に関する研究

牧 恒雄 [東京農業大学 地域環境科学部]
○瀧波 勇人 [東京農業大学大学院 農学研究科]

木質ペレットと水蒸気改質ペレットの比較及び、ペレット形状が燃焼特性に与える影響を把握するために、小型温水ボイラーによる燃焼試験を行った。改質ペレットは木質ペレットより出力は大きかったが、今回用いた固定床炉式のボイラーでは灰が多く溜まった。ペレット形状は燃焼特性に影響を与えることが明らかで、その詳細は燃焼方式に大きく依存することが推察された。

Keyword: 物質循環, 木質バイオマス, 燃焼特性
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.672-673 , 2009

発表番号 [7-13]

Study on the Soil Erosion and Cattle Tracks Formation in Grazed Pasture

Suzuki Kimihito [Graduate School of Veterinary Medicine & Animal Science, Kitasato University]
Shima Eikichi [School of Veterinary Medicine, Kitasato University]
Shimada Hiroshi [College of Bioresource Sciences, Akita Prefectual University]
Tanaka Katsuyuki [School of Veterinary Medicine, Kitasato University]
Maie Nagamitsu [School of Veterinary Medicine, Kitasato University]

放牧草地における土壌侵食と牛道の形成に関する研究

○鈴木 公人 [北里大学大学院獣医畜産学研究科]
嶋 栄吉 [北里大学獣医学部]
嶋田 浩 [秋田県立大学生物資源科学科]
田中 勝千 [北里大学獣医学部]
眞家 永光 [北里大学獣医学部]

本研究では、北海道南部の放牧草地を対象とし、航空写真およびGPSを用い土壌侵食状況の把握を行った。その結果、侵食状況は放牧年月が経つにつれ増加していることが示された。また、侵食の発達に関して、造成初期に急速に形成された後は、緩やかになると推察された。斜面傾斜角と牛道の形成の関係を見ると、傾斜角が25°を超えると牛道が急激に増加することが認められた。

Keyword: 土壌侵食, GIS, 放牧草地
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.926-927 , 2008

発表番号 [7-P-13]

Drainage and Irrigation Function of Low-cost Subsurface Drainage System

Kanmuri Hideaki [Miyagi prefecuture aguricultural experimental station, Furukawa]
Chiba Katsumi [School of Food, Agricultural and Environmental Sciences, Miyagi University]
Iwasa Ikuo [Regional Promotion office of Isinomaki Miyagi Prefecture]

低コスト暗渠排水の用排水機能の検討

○冠 秀昭 [宮城県古川農業試験場]
千葉 克己 [宮城大学食産業学部]
岩佐 郁夫 [宮城県石巻地方振興事務所]

営農排水技術との組み合わせを前提とした,水田の畑利用および維持管理に効果的となる暗渠内水位調節の可能な低コスト暗渠排水を考案し,その排水機能と用水供給機能を検討した。その結果,新方式の総暗渠排水量は,従来方式に対し69%〜107%の値でを示し,新方式暗渠が従来方式暗渠と同等の排水効果があることが確認された。また,暗渠内水位の調節により圃場の保水性が高まる傾向が見られた。

Keyword: 暗渠排水, 水田輪作, 土壌水分
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.688-689 , 2008

発表番号 [7-13]

Relationships between distribution of within-basin fish assemblage and environmental conditions in a small stream and an irrigation cannels

Ohira Misturu [Graduateschool of Agriculture Tokyo University of Agriculture and Technology]
Nishida Kazuya [Graduateschool of Agriculture Tokyo University of Agriculture and Technology]
Senga Yutaro [Graduateschool of Agriculture Tokyo University of Agriculture and Technology]

小河川・農業水路における魚類の流程分布と環境条件

○大平 充 [東京農工大学大学院]
西田 一也 [東京農工大学大学院連合農学研究科]
千賀 裕太郎 [東京農工大学大学院共生技術研究院]

小河川・農業水路により形成される小流域において、魚類の流程分布とそれに及ぼす環境条件の把握を目的とした。特に夏期において明確な流程分布が見られ、上流からホトケドジョウ、アブラハヤ、カワムツ、下流側にタモロコ、オイカワ、ギンブナが分布した。これに及ぼす環境要因として、水温、水深が挙げられ、これらの流程での環境傾度と魚類の選好性の違いが分布に影響していると考えられた。

Keyword: 生態系, 魚類, 流程分布
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.866-867 , 2007

発表番号 (7-13)

An Analysis of Paddy Irrigation’s Contribution to Stabilized Discharge in the Upper Reaches of Gogyo-River Basin

TANAKA Kunihiko [The Japanese Institute of Irrigation and Drainage]
MORITA Kouji [SANSUI Consultant INC.]
IMAIZUMI Masayuki [National Institute for Rural Engineering]
SATOH Masayoshi [Univercity of TSUKUBA]

五行川上流域における農業用水が河川流量の変化に果たす役割の分析

○田中 邦彦 [(財)日本水土総合研究所]
森田 孝治 [サンスイコンサルタント(株)]
今泉 眞之 [(独)農村工学研究所]
佐藤 政良 [筑波大学]

農業用水が流域水循環の形成に果たす役割を五行川上流域において検証した。検証方法は既往の地下水位記録から連続干天期間を抽出し、その変化を図化することで行った。その結果、五行川上流域ではかんがい期には農業用水により地下水が安定的に涵養され、非かんがい期には一部鬼怒川からの伏流水も含まれるが、地下水に蓄積された農業用水が時間遅れを持って河川に還元し、河川流況安定化に貢献していることが明らかになった。

Keyword: 農業用水, 流域水循環, 地下水
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.690-691 , 2006

発表番号 7-13

Comparison of hydrological characteristics between an experimental watershed located on the Japan Sea Coast and those in the interior zone of North America

Inoue Naotaka [Faculty of Civil Engineering, Niigata University]
Andrew C Whitaker [Graduate School of Science and Technology, Niigata University]
Sugiyama Hironobu [Graduate School of Science and Technology, Niigata University]

日本海側沿岸部と北アメリカ山岳地域に位置する試験流域における水文特性の比較

井上 直孝 [新潟大学工学部]
アンドリュウイタカ [新潟大学大学院自然科学研究科]
○杉山 博信 [新潟大学大学院自然科学研究科]

日本海側沿岸部と北アメリカ山岳地域に位置する試験流域における水文特性を比較検討した。その結果,北アメリカ山岳地域に位置する試験流域の渇水諸量は日本海側沿岸部に位置する流域のそれらに較べて小さいこと,寒候期における流出量が年流出量に占める割合は,前者の流域が後者のそれに較べて大きいこと,さらには日本海側沿岸部での水文特性は,緯度及び標高から見て稀有な地域であることを確認した。

Keyword: 水収支・水循環, 流出特性, 比較水文
GET PDF=06/06007-13.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.678-679 , 2005

発表番号 7-13

Simulation of Rainwater Harvesting Process Using Finite Volume Method

Unami Koichi [Graduate School of Agricultural Science, Kyoto University]
Kawachi Toshihiko [Graduate School of Agricultural Science, Kyoto University]

有限体積法を用いた雨水ハーベスティング過程のシミュレーション

○宇波 耕一 [京都大学農学研究科]
河地 利彦 [京都大学農学研究科]

雨水貯留ダム集水域における雨水ハーベスティング過程を,2次元浅水波方程式によってモデル化し,有限体積スキームを用いた数値解析を行う.常流と射流の混在に対応し,かつ,流れの非定常特性を正しく再現するため,水深データの構成,フラックス分割,境界フラックス評価,湧出し項の評価に対して特別なスキームを適用する.段波の計算によってモデルの検証を行った後,集水域全体でのシミュレーションを実行する.

Keyword: 有限体積法, 雨水ハーベスティング, 2次元浅水波方程式
GET PDF=05/05007-13.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.576-577 , 2004

発表番号 7-13

Influence of agricultural water management on small fish in paddy area

ITO KENGO [Faculty of Applied Biological Science,Gifu Univ. ]
SENGE MASATERU [Faculty of Applied Biological Science,Gifu Univ. ]
MORI SUMIKO [Faculty of Applied Biological Science,Gifu Univ. ]
UCHIGASHIMA YOKO [Faculty of Applied Biological Science,Gifu Univ. ]

農作業に伴なう水環境の変化が小型魚類に及ぼす影響について

〇伊藤 健吾 [岐阜大学応用生物科学部]
千家 正照 [岐阜大学応用生物科学部]
森 須美子 [岐阜大学応用生物科学部]
内ヶ島 陽子 [岐阜大学応用生物科学部]

農作業に伴なう水環境の変化が小型魚類に及ぼす影響について調査を行った.その結果,水環境の変化は整備水準のレベルよりも,むしろ各農区の水管理の影響を強く受けていることが分かった.それにより魚類の生息状況も変化していた.特に非灌漑期の水域が確保されている農区では,灌漑期にも多くの魚体を確認できた.これより,小さな規模でも越冬・繁殖地を確保することにより,地区全体の魚類を保全できる可能性が示唆された.

Keyword: 水田, 小型魚類, 整備水準
GET PDF=04/0407-13.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.856-857 , 2003

発表番号 7-13

Effect of upside down plowing on change of soil properties of Isahaya bay polder

Hiroyuki NUKUMIZU [Graduate school of natural science and technology, Okayama university]
Takeo AKAE [Faculty of environmental science and technology, Okayama university ]

反転耕起が諫早湾干拓地土層の変化に与える効果

○温水 弘之 [岡山大学大学院自然科学研究科]
赤江 剛夫 [岡山大学環境理工学部]

諫早湾干拓地の土壌物理化学性の経年変化を調査した。その結果,自然条件や水切り工だけの乾燥では含水比の低下の停滞が確認された。しかし,反転耕起を行ったことによって,含水比は再び低下し,その停滞が改善されていることが明らかになった。含水比の低下にともなって塩分濃度も減少しており,土壌が乾燥をうけて保水性などの土壌物理性が変化し除塩が進んだと考えられた。また,反転耕起による深部の地耐力の増大もみられた。

Keyword: 反転耕起, 乾燥,
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.756-757 , 2002

発表番号 7-13

Qualitative analysis for water purification capacity of carbonized waste

Eisaku SHIRATANI [National Institute for Rural Engineering]
Ikuo YOSHINAGA [National Institute for Rural Engineering]
Yanwen FENG [National Institute for Rural Engineering]
Hitoshi HASEBE [National Institute for Rural Engineering]

再資源炭の水質浄化に関する定性的評価

○白谷 栄作 [農業工学研究所]
吉永 育生 [農業工学研究所]
馮 延文 [農業工学研究所]
長谷部 均 [農業工学研究所]

間伐材の炭化物をろ材として使った接触酸化法における再資源炭の物理吸着及び生物的浄化機能を室内実験により明らかにした.その結果,炭は,物理吸着によって有機物(COD)を除去し,特に,1050℃の再資源炭は高い除去機能と溶液の脱色機能が優れていることが判明した.また,炭は,黒ボクの土粒子に対して吸着・沈降による顕著な除去効果を示したが,アルカリ土壌の島尻マージに対しては沈降を阻害した.

Keyword: COD, SS, 室内実験
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2001

発表番号 7-13

Outflow Loads from the Paddy Area and the Town Watershed

Akira KUDO〔Faculty of Agriculture and Life Science Hirosaki University〕
Mattashi IZUMI〔Faculty of Agriculture and Life Science Hirosaki University〕
Yuki OOSHIMATANI〔Faculty of Agriculture and Life Science Hirosaki University〕

水田地帯と農村市街地からの流出負荷量

○工藤 明〔弘前大学農学生命科学部〕
泉 完〔弘前大学農学生命科学部〕
大島谷 志〔弘前大学農学生命科学部〕

降雨時における連続観測から降雨量(R)に対する流出負荷量(L)の関係について検討した結果、水田地帯の流出負荷量は農村市街地からの排水を受ける鶴田町廃堰に比べ、COD、T−N、T−P共にかなり小さい値を示した。特に栄養塩類では10%以下の流出負荷量である。差引き負荷量も農村市街地の方がかなり大きく、農村地帯においても土地利用状況によって周辺の水環境に与える影響が全く異なることを示した。

Keyword: 流出負荷量, 水田地帯, 農村市街地
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2000

発表番号 7-13

かん水量と野菜の生長に関する研究

○吉永 安俊〔琉球大学農学部〕
米盛 重保〔琉球大学農学部〕

かん水量と野菜の生長量の関係をビニールハウス内でパミスサンドを培地として1%標準液肥を用いて栽培し明らかにした。培地水分量を飽和状態、pF1.5、2.0、2.5、3.0、3.5、4.0に設定しかん水の上限値とした。野菜はサラダ菜を用いた。その結果、培地水分量が多いほどサラダ菜の生長量が大きく、また、サラダ菜生重1gを生産するための要水量も飽和培地が最も小さいことが明らかになった。沖縄では高温期ほど要水量は大きい。

Keyword: かんがい, 培地水分, サラダ菜
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1999

発表番号 7-13

真空突固め装置の試作について

古賀 潔〔岩手大学農学部〕
三浦 英晃〔岩手大学農学部〕
○織間 宏明〔岩手大学大学院農学研究科〕

締固め土の構造形成に果たす空気の役割を検討するためには,真空中でも突固めを行える試験装置が有用であると考え,開発を試みた。試用の結果,真空中で締固めた土の乾燥密度は空気抵抗がないために低含水比で大気中に比べて増加した。さらに,真空中では透水係数の増加の過程が生じなかった。今回試作した試験装置の機密性,操作性はほぼ満足のいくものであり,これにより真空中での締固め土の作製が可能となった。

Keyword: 締固め, 突固め装置, 土の構造
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1998

発表番号 7-13

圃場整備を契機とした担い手への農地利用集積−宮城県南郷町二号第三地区の事例−

岩手大農 広田 純一

圃場整備を契機とした農地利用集積の実績を上げている宮城県南郷町の二郷第三地区を対象に、農地利用集積の成功要因を検討した。その結果、「担い手の2ha以上の生産団地の面積シェアが50%以上」という事業要件、町全域での圃場整備事業の推進体制の確立、集落の推進委員による利用調整、標準区画(1ha・50a)の未分割の徹底、一時利用地の毎年の移動、集落単位の農地集団化などが、農地利用集積に寄与していることがわかった。

Keyword: 圃場整備, 担い手育成, 農地利用集積
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1997

発表番号 7-13

薬液注入工法によるトンネルの施工

農林水産省東北農政局 大坪 義昭
農林水産省東北農政局 米田 富雄
農林水産省東北農政局 ○高桑 学・ 

Keyword: トンネル, 薬液注入工法, 地盤改良
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1996

発表番号 7-13

ジョイント要素導入による軸対称下粘性土の変形表現

日本大学大学院農学研究科 山口哲男

Keyword: 地盤内応力・支持力, 土のせん断・構成式, 締固め・圧縮・圧密
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