転移学習を用いた河川洪水イベントの事前学習モデルの構築と検証 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.307-308 , 2023

発表番号 [4-35]

Assessment of an AI pretrained model created for flood prediction using transfer learning

Nobuaki KIMURA[The Institute for Rural Engineering, NARO]・Hiroki MINAGAWA[The Institute for Rural Engineering, NARO]・Yudai FUKUSHIGE[The Institute for Rural Engineering, NARO]・Daichi BABA[ARK Information Systems, INC.]

転移学習を用いた河川洪水イベントの事前学習モデルの構築と検証

○木村 延明[農村工学研究部門]・皆川 裕樹[農村工学研究部門]・福重 雄大[農村工学研究部門]・馬場 大地[(株)アーク情報システム]

河川洪水予測に利用されるニューラルネットワーク(ANN)について,転移学習の導入によって,予測精度の向上に資する,網羅的な洪水の水位変化の特性を学習した事前学習モデルを構築し,そのモデルを特定の地点で再学習した洪水予測の精度改善を試みた。再学習のための観測データが比較的多い地点は,事前学習モデルなしのANNと比べて差異が見られないものの,観測データが少ない地点は,大幅な予測精度の改善が見られた。

Keyword: 河川洪水予測,ANN,事前学習モデル,少ないデータ, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.505-506 , 2023

発表番号 [7-30(P)]

A Study on the Relations between Preference Assessment of Residents and Spatial Management for Village Landscape in Green-Tourism Implementation Areas

Koyu OKANO[Graduated School of Agriculture, TUAT]・Masahiro NAKAJIMA[Institute of Agriculture, TUAT]・Yuichi HIROSE[Institute for Rural Engineering]

グリーンツーリズム実施地域における集落景観に対する住民の選好性評価と空間管理の関係に関する研究

○岡野 こゆう[東京農工大学大学院]・中島 正裕[東京農工大学大学院]・廣瀬 裕一[農村工学研究部門]

本研究では住民の深層心理に着目し、評価グリッド法を用いてグリーンツーリズム(GT)の中核価値である集落景観に対する住民の選好性評価の構造を解明し、空間管理がGT活動に寄与するということへの潜在的認識を把握した。アンケート等からは労働・心理的負担の側面から空間管理の持続性が危ぶまれたが、深層心理では住環境のみならずGT活動でも集落活動の継続や家屋管理に対する住民の価値認識は高いことが明らかとなった。

Keyword: グリーンツーリズム,農村景観,評価グリッド法,集落計画,空間管理, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.307-308 , 2022

発表番号 [5-6(P)]

An attempt of river discharge measurement combining bathymetry by fish finder and STIV method

○Kento Otani[Graduate School of Bioresources and Environmental Sciences, Ishikawa Prefectural University]・Yoichi Fujihara[Faculty of Bioresources and Environmental Sciences, Ishikawa Prefectural University]・Shunsuke Chono[Faculty of Bioresources and Environmental Sciences, Ishikawa Prefectural University]・Eiji Ichion[Faculty of Bioresources and Environmental Sciences, Ishikawa Prefectural University]

魚群探知機による水深計測とSTIV法を組み合わせた流量観測の試み

○大谷 健人[石川県立大学大学院]・藤原 洋一[石川県立大学]・長野 峻介[石川県立大学]・一恩 英二[石川県立大学]

小型魚群探知機を搭載した水上ドローンによる水深計測と,STIV法による流速測定を組み合わせ,河川に入らずに安全かつ安価に行える流量観測を試みた.川幅21mの河川で検証を行ったところ,水深計測では最大14cmの誤差があったものの,断面積の誤差は-5%と比較的高精度な結果を得た.流量の誤差は-11%であり更なる改良が必要であるが,断面変化が激しい河川などで定期的な流量観測が可能になることが期待される.

Keyword: STIV,魚群探知機,水上ドローン,UAV,流量観測, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.505-506 , 2022

発表番号 [7-30]

A study on the mechanism of failure of facing type earth dam caused by the heavy rain event of October 2019

○Tetsuo FUJIMOTO[Faculty of Engineering,Osaka Institute of Technology]・Naoya YAMAHANA[Faculty of Engineering,Osaka Institute of Technology]・Kentaro KURIBAYASHI[Eight-Japan Engineering Consultants Inc.]・Namihiko TANAYA[Eight-Japan Engineering Consultants Inc.]・Shuichi KURODA[Eight-Japan Engineering Consultants Inc.]

2019年10月豪雨による表面遮水壁型ため池の破堤メカニズムに関する一考察

○藤本 哲生[大阪工業大学]・山花 直哉[大阪工業大学]・栗林 健太郎[(株)エイト日本技術開発]・棚谷 南海彦[(株)エイト日本技術開発]・黒田 修一[(株)エイト日本技術開発]

本研究では,宮城県内の表面遮水壁型ため池を対象として浸透流解析及びすべり安定解析を行い,破堤のメカニズムを考察した.その結果,豪雨によって堤体下流面のすべり破壊は生じないことから,現地の越流痕や推定した貯水位波形をもとに越流による下流面の侵食が破堤の原因である可能性が高いことを指摘した.

Keyword: ため池,浸透流解析,すべり安定解析, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.307-308 , 2020

発表番号 [1-22(P)]

Effect of floating garbage on water intake amount at diversion works in the Lower-Moshi scheme, Tanzania

Chikako Hirose[Japan International Research Center for Agricultural Sciences]・Shinji Hirouchi[Japan International Research Center for Agricultural Sciences]・Haruhiko Horino[Graduate School of Life and Environmental Sciences, Osaka Prefecture University]

タンザニア国ローアモシ地区における取水施設での流下物が取水量に与える影響

廣瀬 千佳子[国際農林水産業研究センター]・廣内 慎司[国際農林水産業研究センター]・堀野 治彦[大阪府立大学大学院]

アフリカのかんがい施設では気候変動の影響による降雨量の減少に伴う水資源量の減少や,脆弱な水管理体制,粗雑な施設維持管理や配水計画を無視した過剰な取水等に起因するほ場への配水不足等の問題が見られている.JIRCASではアフリカに適した水資源の効率的な利用促進を目的に計画面積に灌漑できない要因を分析しており,本稿ではタンザニア国ローアモシ地区の取水施設での流下物が取水量に与えている状況について報告する

Keyword: 水田かんがい, 除塵, タンザニア
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.600-601 , 2018

発表番号 [7-30]

On the possibility of simple judgment method of acid sulfate soil

Yamamoto Hiroki[Civil Engineering Research Institute for Cold Region]・Yokohama Mituhiro[Civil Engineering Research Institute for Cold Region]

酸性硫酸塩土壌の簡易判定法の可能性について

山本 弘樹[寒地土木研究所]・横濱 充宏[寒地土木研究所]

酸性硫酸塩土壌は酸化により強酸性を示し、建造物埋戻しや植生基盤、圃場整備に誤使用した場合に重大な悪影響を起こす。現在の酸性硫酸塩土壌の判定には劇薬や高度な機械が必要なため工事現場で速やかに判定できず、工事の遅延や誤使用を生じる原因となっている。そのため工事現場で迅速かつ簡便に実施できるオキシドールを使用した酸性硫酸塩土壌の簡易判定法について検討し、確立できる可能性が示された。

Keyword: 酸性硫酸塩土壌, 簡易判定法, オキシドール
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.570-571 , 2017

発表番号 [7-30]

Follow-up survey of silicate-based surface penetrant method for agricultural concrete canal

TANIGUCHI Takahiro[Aston Inc.]・HASEGAWA Yuki[National Institute of Technology Kagawa College]・UENO Kazuhiro[Shimane University]・SATO Shushi[Kochi University]・NATSUKA Isamu[Shimane University]

農業用水路におけるけい酸塩系表面含浸工法の施工後の追跡調査

谷口 孝裕[(株)アストン]・長谷川 雄基[香川高等専門学校]・上野 和広[島根大学]・佐藤 周之[高知大学]・長束 勇[島根大学]

本報では,農業用水路におけるけい酸塩系表面含浸工法の追跡調査の事例を通して,含浸工法の施工後の性能評価に必要な調査項目について検討した.得られた結果として,補修後一年経過時点では,本研究で実施した補修工法は,すべて補修効果を発揮していることが確認できた.複数の種類の試験を組合せることで,含浸工法や表面被覆工法の性能を多角的に評価できることが示された.

Keyword: けい酸塩系表面含浸材, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.307-308 , 2016

発表番号 [1-37]

The demonstration project on farming recommencement in Suzaki district

Watanabe Kazuaki[Miyagi Prefecture Eastern Regional Development Office]

洲崎地区の営農再開実証プロジェクトについて

渡邉 一昭[宮城県東部地方振興事務所]

東日本大震災の地震が引き起こした大津波は,県内沿岸地域に甚大な被害をもたらした。東松島市洲崎地区も例外ではなく,農地(約80ha)が3年間以上の長きにわたり海面下に没した光景は,地元の営農意欲を阻害した。 昔と同じように営農できることを実証し,営農意欲を復活させることを目的として「奥松島地域営農再開実証プロジェクト」が平成26年5月に発足し活動している。ここではその活動の一部を報告する。

Keyword: 東日本大震災による復旧, 農村振興,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.771-772 , 2016

発表番号 [7-30]

Estimation of Frost Damage of Inorganic Surface Coating Materials in Concrete Channel Repair

Ishigami Akio[Civil Engineering Research Institute for Cold Region]・Taba Kazuya[Civil Engineering Research Institute for Cold Region]・Nakamura Kazumasa[Civil Engineering Research Institute for Cold Region]

コンクリート開水路補修における無機系表面被覆材の凍害劣化予測

石神 暁郎[寒地土木研究所]・田場 一矢[寒地土木研究所]・中村 和正[寒地土木研究所]

コンクリート開水路の補修では,補修の効果が期待される期間において,補修により得られた各性能が発揮され続けることが重要である。筆者らは,積雪寒冷地において適用された表面被覆材の耐凍害性が持続的に発揮されているか否かを確認することを目的とした,表面被覆材の凍害劣化予測手法の検討を進めている。本報では,凍害劣化外力を定量化することにより得られる無機系表面被覆材の耐用年数の試算結果を示す。

Keyword: 無機系表面被覆材, 凍害劣化予測, 耐用年数
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.732-733 , 2015

発表番号 [7-30]

Monitoring Method of the Water Penetration Suppressive Effect in Concrete Channel Repair

Ishigami Akio[Civil Engineering Research Institute for Cold Region]・Taba Kazuya[Civil Engineering Research Institute for Cold Region]・Ogata Hidehiko[Faculty of Agriculture, Tottori University]・Fujimoto Mitsunobu[Kurimoto Co. , LTD.]・Aoyama Hirotoshi[Docon Co. , LTD.]

コンクリート開水路補修における水分侵入抑制効果の確認手法に関する検討

石神 暁郎[(独)土木研究所寒地土木研究所]・田場 一矢[(独)土木研究所寒地土木研究所]・緒方 英彦[鳥取大学農学部]・藤本 光伸[(株)栗本鐵工所]・青山 裕俊[(株)ドーコン]

コンクリートの凍害劣化に対する補修では,躯体内部への水分の侵入が抑制されたか否かの確認が重要となるが,補修効果の確認手法に関する検討事例は極めて少ないのが現状である。筆者らは,小電極センサおよびセラミックセンサを用いた水分侵入抑制効果の確認手法に関する検討を行った。その結果,検討に用いた両水分センサは,温度の影響を多大に受けるものの,水分の変化を追跡できる可能性があることが分かった。

Keyword: コンクリート開水路, 水分侵入抑制効果, 水分センサ
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.702-703 , 2014

発表番号 [7-30(P)]

Adhesion Properties of the Concrete and Steel Sheet Pile Composit using Acoustic Emission

SATO kouki・ SUZUKI Tetsuya・KOBAYASHI Shuichi・NAGASAKI Yasuhiro
[Fujimura Hume Pipe Co.,Ltd.・Faculty of Agriculture, Niigata University・Mizukuragumi Co., LTD.]

AEパラメータを用いた鋼矢板‐コンクリート複合材の付着特性評価

佐藤 弘輝・鈴木 哲也・小林 秀一・長崎 文博
[藤村ヒュ−ム管(株)・新潟大学自然科学系(農学部)・(株)水倉組]

近年農業水利施設で供用されている鋼矢板水路において腐食が顕在化した施設が確認されている。筆者らは、鋼矢板水路へのコンクリ−ト表面被覆工に関して実証試験を行っている。本研究では、コンクリ−ト表面被覆工の信頼性の向上をはかるため鋼矢板とコンクリ-トの付着試験を実施し、その特性を評価した結果について報告する。

Keyword: 鋼矢板, 付着試験, AE法
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [7-30]

Prediction of apple bloom date using soil temperature and its application to actuarial farm

KATO Koh [Faculty of Agriculture and Life Science , Hirosaki University]
ITO Tetsu [X-Ability Co., Ltd.]
MITUISHI Shoichi [AINEX Co., Ltd.]
MIZOGUCHI Masaru [Graduate School of Agricultural and Life Sciences , University of Tokyo]

地温データを利用したリンゴ開花日予測と生産現場での利用

○加藤 幸 [弘前大学農学生命科学部]
伊藤 哲 [(株)クロスアビリティ]
三石 正一 [アイネクス(株)]
溝口 勝 [東京大学大学院農学生命科学研究科]

リンゴは融雪期から開花期の作業が収量に大きく影響する.積雪が長期化した本年,青森県の園地では剪定が遅れ,施肥や防除等の作業計画がきわめて難しい状況にある.そのため作業計画の目安となる「開花日」情報をできるだけ早く農家に提供し,作業の円滑化を図る必要がある.本研究では,園地地温を利用した開花日予測モデルについて,モニタリング結果をもとに検証するとともに,生産現場における利活用の可能性を探った.

Keyword: 開花日予測, 園地モニタリング, 地温
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.762-763 , 2011

発表番号 [7-30]

Reduction of surface runoff of fertilizer in hillside grassland

Ohkubo Takashi [Civil Engineering Research Institute for Cold Region, PWRI]
Yokohama Mitsuhiro [Civil Engineering Research Institute for Cold Region, PWRI]
Nakayama Hiroyuki [Civil Engineering Research Institute for Cold Region, PWRI]

傾斜草地圃場における肥料成分表面流出抑制の検討

大久保天 [(独)土木研究所寒地土木研究所]
横濱充宏 [(独)土木研究所寒地土木研究所]
○中山博敬 [(独)土木研究所寒地土木研究所]

傾斜草地表面からの肥料成分流出を抑制する対策を検討するため、北海道東部の現地圃場においてふん尿スラリーの散布方法を変えた試験を実施した。その結果、草地表面に切り込みを入れることにより、草地表面に散布したふん尿スラリー肥料成分の表面流出を抑制できることが明らかとなった。草地表面に切り込みを入れる作業は、既存の装置をトラクターで牽引することで対応できるため、取り組みやすい対策と考えられる。

Keyword: ふん尿スラリー, 傾斜草地, 流出
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.750-751 , 2010

発表番号 [7-30(P)]

Environmental planning using HEP in an ecosystem preservation site

MIZUTANI Masakazu [Utsunomiya University]
GOTO Akira [Utsunomiya University]
SAIDA Keita [Graduate School of Agriculture Utsunomiya University]

HEPを利用した生態系保全地の環境計画に関する研究

水谷 正一 [宇都宮大学]
後藤 章 [宇都宮大学]
○齋田 圭太 [宇都宮大学大学院]

農業土木分野において、2001年に土地改良法の一部改正により圃場整備事業の際にはミティゲーションを検討することが求められている。しかし、水田生態系を定量的に評価する仕組みがないため、圃場整備事業の際に効果的なミティゲーションを行えていない現状がある。本研究では、圃場整備事業におけるミティゲーション対策としての生態系保全地を研究対象として、環境価値を定量評価するHEPを用いて、環境計画を行うこととした。

Keyword: 生態系保全地, 環境計画, HEP(ハビタット評価手続き)
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.706-707 , 2009

発表番号 [7-30]

The Relationship between Soil Water Content and Soil Respiration Rate with Fluctuation of Groundwater Level in Peat Soil in Southern Thailand

ONODERA Azusa [Graduate School of Agriculture, University of the Ryukyus]
YOSHINAGA Anshun [Faculty of Agruculture, University of the Ryukyus]
SAKAI Kazuhito [Faculty of Agruculture, University of the Ryukyus]

タイ国南部の泥炭における地下水位の変動に伴う土壌水分量と土壌呼吸量の関係

○小野寺 あずさ [琉球大学大学院農学研究科]
吉永 安俊 [琉球大学農学部]
酒井 一人 [琉球大学農学部]

地下水位の変動に伴う土壌呼吸量の関係を明らかにすることを目的とし、円筒土層を用いて連続的に地下水位を変化させた土壌呼吸測定実験を行った。実験にはタイ国南部の泥炭を用い、地下水位、土壌水分、温度を同時に測定した。その結果、土壌呼吸量は地下水位の変動に影響を受けており、同じ地下水位であっても下降時の方が大きな値を示すことが認められた。

Keyword: 土壌呼吸, 地下水位, 泥炭
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.722-723 , 2008

発表番号 [7-30]

Feature of Japanese Charr (Salvelinus pluvius) populations after closed fisheries in the mountainous streams

HASEGAWA Eiichi [Graduate school of Agriculture,Yamagata Univ.]
OKUBO Hiroshi [Faculty of agriculture,Yamagata Univ.]
OOI Akihiko [Yamagata Prefectural Inland Water Fisheries Experiment Station]
KAWAUCHI Masayuki [Yamagata Prefectural Inland Water Fisheries Experiment Station]
TAKASAWA Toshihide [Yamagata Prefectural Inland Water Fisheries Experiment Station]
MAEKAWA Katsuro [Faculty of agriculture,Yamagata Univ.]

山地渓流における禁漁後のイワナ個体群の特徴

○長谷川 瑛一 [山形大学大学院農学研究科]
大久保 博 [山形大学農学部]
大井 明彦 [山形県内水面水産試験場]
河内 正行 [山形県内水面水産試験場]
高澤 俊秀 [山形県内水面水産試験場]
前川 勝朗 [山形大学農学部]

山地渓流域において禁漁区設定を行った際の的確な資源管理を行うためには,その定量的な増殖効果を示すためにその検証が必要である.そこで本研究ではH19年度より禁漁区に設定された河川と遊漁河川の2河川において渓流魚の捕獲調査を開始した.その結果,河川間や調査区間,調査時期の間において得られた差が禁漁の効果だけでなく,生息環境の違いや区間内外への流入出の影響を受けていることが推察された.

Keyword: イワナ, 禁漁, 山地渓流
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.900-901 , 2007

発表番号 (7-30)

Strength Characteristic of Cement-mixed Soil

Ariyoshi Mitsuru [National Institute for Rural Engineering]
Mohri Yoshiyuki [National Institute for Rural Engineering]
Kenichi Matsushima [National Institute for Rural Engineering]
Toshikazu Hori [National Institute for Rural Engineering]
Igarashi Yoshiichi [Hokkaido Electric Power Co., Inc.]

固化処理土の強度特性について

○有吉 充 [農村工学研究所]
毛利 栄征 [農村工学研究所]
松島 健一 [農村工学研究所]
堀 俊和 [農村工学研究所]
五十嵐 由一 [北海道電力株式会社]

現場で発生した低品質地盤材料を固化処理し、大口径パイプラインの基礎材料として利用することを対象とし、セメント添加後に一定期間放置した固化処理土の強度特性を把握するため、一軸圧縮試験を行った。その結果、セメント添加後に試料を放置すると、所定の密度に締め固めるまでの締固めエネルギーは増加するが、締固めをしっかり行なうと5日間程度放置しても圧縮強度が発現することが分かった。

Keyword: 固化処理土, 一軸圧縮試験,
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.724-725 , 2006

発表番号 7-30

Groundwater source of distributed springs in Kushiro Wetland estimated from stable isotope ratios and radioisotope

Tsuchihara Takeo [National Institute for Rural Engineering]
Ii Hiroyuki [Wakayama University Faculty of Systems Engineering]
Ishida Satoshi [National Institute for Rural Engineering]
Imaizumi Masayuki [National Institute for Rural Engineering]

安定同位体比及び放射性同位体からみた釧路湿原内湧水の起源

○土原 健雄 [(独)農業・食品産業技術研究機構 農村工学研究所]
井伊 博行 [和歌山大学システム工学部]
石田 聡 [(独)農業・食品産業技術研究機構 農村工学研究所]
今泉 眞之 [(独)農業・食品産業技術研究機構 農村工学研究所]

釧路湿原に流入する河川水,湿原に分布する湧水の水素・酸素の安定同位体比,放射性同位体を指標とした調査により,チルワツナイ川流域の湧水を形成する地下水は,地形区分による流域より上流域に涵養域を持つこと,またそれら湧水は,50年以上前の降水が浸透し,循環してきたものであることが示された.これより,釧路湿原の湧水の水文環境を考える場合には,広域流動系の地下水を考慮する必要があることが明らかとなった.

Keyword: 安定同位体比, 放射性同位体, 釧路湿原
GET PDF=06/06007-30.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.712-713 , 2005

発表番号 7-30

The Influence of Snow Conditions on Droughty Characteristics in aMountain Watershed

[Graduate School of Science & Technology, Niigata University]
Ito Seigo [Faculty of Civil Engineering, Niigata University]
Seki Atsushi [Faculty of Agriculture, Niigata University]
Sugiyama Hironobu [Graduate School of Science & Technology, Niigata University]

積雪融雪環境の違いが森林山地域における渇水特性に与える影響評価

A.C.Whitaker [新潟大学大学院自然科学研究科]
伊藤 誠剛 [新潟大学工学部]
関 篤史 [新潟大学農学部]
○杉山 博信 [新潟大学大学院自然科学研究科]

温暖多雪地域の森林山地域に設定した試験流域(A=19.45km2)における観測水文諸量から抽出される水文情報や融雪モデルの適用により得られる融雪量・積雪水量などの情報を利用して、積雪融雪環境の違いが渇水特性に与える影響を評価した。その結果、積雪融雪からの河川涵養がかなり大きいこと、融雪流出の開始時期など積雪融雪環境の違いが渇水期の生起時期に影響を与えていること等を明らかにした。

Keyword: 水収支・水循環, 積雪・融雪, 流出特性
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.610-611 , 2004

発表番号 7-30

Application of the stable isotope ratio method to a food web in valley bottom paddy fields

Matsuzawa Shinichi [Utsunomiya Univ.]
Mizutani Masakazu [Utsunomiya Univ.]
Mori Atsushi [National Institute for Rural Engineering]
Goto Akira [Utsunomiya Univ.]

安定同位体比法の谷津内食物網への適用

〇松澤 真一 [宇都宮大学大学院]
水谷 正一 [宇都宮大学農学部]
森 敦 [独立行政法人農業工学研究所]
後藤 章 [宇都宮大学農学部]

近年安定同位体比が食物網解析の解析に関して有効な情報を持っていることが明らかになってきている。この方法には食資源の系統・栄養段階、雑食の度合いといった情報が含まれる。しかし水田生態系にたいしてこの方法を用いた研究はこれまでにない。そこで本研究では安定同位体比法を水田食物網に適用する方法の確立を目指す。そのための方法として各栄養段階の試料の採取、分析と安定同位体比に影響を与える環境要因の把握を行う。

Keyword: 食物網, 安定同位体比, 谷津水田地帯
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.890-891 , 2003

発表番号 7-30

Effect of soil erosion control by improvement of cultivation method in semi-arid area (2)- Empirical study on farmland conservation in Bolivia, South America -

Takao NAKAGIRI [Graduate School of Agriculture and Biological Sciences, Osaka Prefecture Univ.]
Haruyuki DAN [Japan Green Resources Corporation]
Haruhiko HORINO [Graduate School of Agriculture and Biological Sciences, Osaka Prefecture Univ.]
Yosihiko OGINO [Graduate School of Agriculture and Biological Sciences, Osaka Prefecture Univ.]

半乾燥地域における耕起法改良による農地土壌流亡抑制効果(2)-南米Bolivia国における農地保全に関する実証的研究-

○中桐貴生 [大阪府立大学大学院農学生命科学研究科]
團 晴行 [緑資源公団]
堀野治彦 [大阪府立大学大学院農学生命科学研究科]
荻野芳彦 [大阪府立大学大学院農学生命科学研究科]

強度の強い降雨による土壌侵食が深刻な問題となっている南米ボリビア国ヨタラ地区において,農地土壌流亡抑制を目的としたシンセルによる改良耕起法の従来法との比較実験を行った.本実験では,従来法(家畜+木製具パロまたはトラクタ+ディスクハロ)に比べ,改良法の方が圃場からの土壌流亡量が5〜36%減少するという結果が得られた.作物の収量については,従来法と改良法で明確な違いはみられなかった.

Keyword: 土壌侵食, 農地保全, ボリビア
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.790-791 , 2002

発表番号 7-30

Improvement of Water Quality in the Haruki River Based on Spread of Sewerage Service

Yoshihiro OKANO [Graduate School of Agriculture and Biological Sciences, Osaka Prefecture University]
Haruhiko HORINO [Graduate School of Agriculture and Biological Sciences, Osaka Prefecture University]
Takao NAKAGIRI [Graduate School of Agriculture and Biological Sciences, Osaka Prefecture University]
Yoshihiko OGINO [Graduate School of Agriculture and Biological Sciences, Osaka Prefecture University]

下水道の普及から見た春木川の水質改善

○岡野 良寛 [大阪府立大学大学院農学生命科学研究科]
堀野 治彦 [大阪府立大学大学院農学生命科学研究科]
中桐 貴生 [大阪府立大学大学院農学生命科学研究科]
荻野 芳彦 [大阪府立大学大学院農学生命科学研究科]

岸和田市を流れる春木川の水質は,下水道が普及してきたことにより改善に向かっている.今後もさらに普及し,汚濁流入が減少して水質がより改善されることが期待されている.本研究では,春木川流域における下水道普及状況を整理するとともに現地調査を行い汚濁負荷量を測定した.そして今後の下水道の普及によって春木川を流れる汚濁負荷量がどのように変化するか推察した.

Keyword: 下水道, 排出負荷, COD
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2001

発表番号 7-30

Nitrate nitrogen removal by activated carbon with denitrifer

Nobuhiko Sato〔graduate school of agriculture and Life sciences/The university of Tokyo〕
Yohei Sato〔graduate school of agriculture and Life sciences/The university of Tokyo〕
Masaya Ishikawa〔graduate school of agriculture and Life sciences/The university of Tokyo〕

脱窒菌処理を施した活性炭による硝酸態窒素除去

○佐藤 伸彦〔東京大学大学院生命科学研究科〕
佐藤 洋平〔東京大学大学院生命科学研究科〕
石川 雅也〔東京大学大学院生命科学研究科〕

活性炭に付着した脱窒菌によって硝酸態窒素除去が起こる。脱窒菌処理を施した活性炭の間隙率と硝酸態窒素除去量の関係に注目して、間隙率を変化させたカラム実験を行ったところ両者を一つの一般式にまとめることができた。また,同様の実験をガラスビーズに対して行ったところ、活性炭はガラスビーズに比べ,脱窒菌を付着・保持する機能が高いことが明らかになった。

Keyword: 脱窒菌, 間隙率, 基準化
GET PDF=



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2000

発表番号 7-30

深水管理と栽培管理用水量に関する検討

○井上 京〔北海道大学大学院農学研究科〕
長澤 徹明〔北海道大学大学院農学研究科〕

北海道の稲作地帯では,深水管理が低温障害の有効な回避策として普遍的に実施されるようになった。深水取水は栽培管理用水量の一部として位置づけられる。この栽培管理用水量は,通常,落水転化方式で計算されるが,深水管理では高い湛水を維持するためあまり落水がともなわないことから,従来の栽培管理用水量の計算方法では十分評価され得なかった。そこで深水取水を評価する方法を提案する。

Keyword: 深水灌漑, 栽培管理用水量, 水管理
GET PDF=



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1999

発表番号 7-30

アンカーおよび擁壁のスケール効果および粒子径効果

○酒井 俊典〔愛媛大学農学部〕
Erizal〔愛媛大学農学部〕
宮内 定基〔愛媛大学農学部〕

アンカーおよび擁壁問題におけるスケール効果並びに粒子径効果の検討を、モデル実験、有限要素解析の両面から行った結果、アンカー直径、擁壁高さを地盤の平均粒径で無次元化した値は、両者とも1000まで粒子径効果が認められた。しかし、その値が1000を越えると粒子径によるスケール効果の程度に違いが見られなくなった、以上の結果、スケール効果における粒子径の影響は、構造物がプロトタイプに近づく程小さくなると言える。

Keyword: アンカー, 擁壁, スケール効果
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1998

発表番号 7-30

農道整備による観光農業振興効果の試算

農工研 ○谷本 岳・竹村 武士・丹治 肇

農道整備による外部経済効果は様々な要因がくみ合わさって発現しているため、それぞれの要因による効果として分離することが困難であり、外部経済効果の農道整備の寄与分のみの抽出はされてこなかった。本研究では、重相関モデル式を用いた計画施設の動員数推計手法によりふれあい牧場の観光振興での農道寄与分について試算を行った結果、観光振興効果の内の農道寄与分について抽出することができた。

Keyword: 整備効果, 農道, 観光農業
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1997

発表番号 7-30

耕作放棄された水田の土壌物理性変化

農業工学研究所 ○小倉 力
農業工学研究所 古谷 保
関東農政局 大谷 満・構造改善局 内海 孝男

Keyword: 耕作放棄, 土壌物理性変化, 傾斜地水田
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1996

発表番号 7-30

二次元浸透破壊実験における作製地盤の異方性

神戸大学農学部 山田雅敏

Keyword: 浸透・透水, ,
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