発表番号 [7-31]
Distribution Characteristics of Small Earth Dams for Irrigation in Japan
Mori Hiroshi[Hirosaki University]・Miura Keisuke[Hirosaki University]
全国の農業用ため池の分布特性
森 洋[弘前大学]・○三浦 恵祐[弘前大学]
農水省のため池データベースを参考にして今回分類した地域別でのため池数割合は、降水量のみではなく有人離島数や河川延長距離、過去の水田面積割合や石高割合等から説明できる可能性を示した。また、ため池数の多い地域では、江戸時代以前(不明)での築造年代割合が高く、堤高の高さやゾーン型などの形式においては、近代的な土木技術の発展が関与していることが統計的に伺えた。
Keyword: 農業用ため池,全国,分布特性, ,
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発表番号 [7-31]
Influence of Foundation Permeability on Phreatic Line in Embankments in Small Earth Dams
○Takeru MATSUMOTO[Graduate School of Agricultural Science, Kobe University ]・Yutaka SAWADA[Graduate School of Agricultural Science, Kobe University ]・Masayoshi SHIMIZU[ASIA CIVIL ENGINEERING]・Toshinori KAWABATA[Graduate School of Agricultural Science, Kobe University ]
基礎地盤の透水性がため池堤体内の浸潤線に及ぼす影響
○松本 赳[神戸大学大学院]・澤田 豊[神戸大学大学院]・清水 正義[(株)エース]・河端 俊典[神戸大学大学院]
現行設計における傾斜コアを用いたため池改修の浸潤線計算は,簡単な幾何学計算で求められる利点をもつ一方,基礎地盤内の浸透流の影響を考慮できていない.本研究ではこの問題に対し,FEM解析をもとに検討を行った.解析の結果,基礎地盤の透水性が高い場合,基礎地盤からの浸透流により浸潤線が上昇し,現行設計の結果より高くなることがわかった.また,基礎地盤内の浸透を考慮できるように,式の修正を行った.
Keyword: ため池,浸潤線,FEM解析, ,
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発表番号 [R-34]
Movement Prediction Analysis of Underground Pipe Bend due to the 2018 Hokkaido Eastern Iburi Earthquake
Yoshiyuki Mohri[Ibaraki University]・Antoine DUTTINE[Integrated Geotechnology Institute]・Kazushi SUZUKI[FRONTIER-Gike Co.,Ltd. ]・Shoji ONO[Iburitoubu Agricultural Development Office, Muroran Development and Construction Department of Hokkaido Regional Development Bureau]
地震時のパイプライン曲管部の移動量予測
毛利 栄征[茨城大学]・デュッティン アントワン[(株)複合技術研究所]・鈴木 和志[(株)フロンティア技研]・小野 尚二[北海道開発局室蘭開発建設部胆振東部農業開発事業所]
地震時のパイプラインは曲管部に離脱などの被害が集中しやすいことから,スラストブロックの軽量化や屈曲部の一体化などの対策の重要性が指摘されている.平成30年北海道胆振東部地震では管路の一体化された曲管部においても離脱などの甚大な被災が確認された.本報告では,地震時に生じる地盤の強度と剛性の低下現象を導入した簡便な解析手法とその結果を示し,地盤評価の重要性を提示している.
Keyword: パイプライン、曲管, スラスト対策、地震時挙動, 耐震対策
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発表番号 [5-1]
Evaluation for the influence of nitratenitrogen leaching in sugarcane planting by using APSIM
nakamoto kazuki[Graduate of agriculture, Univ. of the Ryukyus]・sakai kazuhito[Univ. of the Ryukyus]
APSIMを用いたサトウキビ栽培における施肥管理が硝酸態窒素溶脱に与える影響の評価
仲本 一喜[琉球大学大学院]・酒井 一人[琉球大学]
今回,宮古島・伊良部島を対象にAPSIMを用いて施肥状況の違いが地下への硝酸態窒素溶脱に与える影響についてのシミュレーションを行った.シミュレーションの結果より,施肥量が多い伊良部島では,多量施肥の増収への効果は少なく,硝酸態窒素溶脱に関しては宮古島の約2倍である可能性がsることがみとめられた.
Keyword: APSIM, 硝酸態窒素, 溶脱
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発表番号 [7-50]
Research on method for brightness-evaluating of concrete block
hattori kohei[Agriculture Unit , Kochi University]・kassai hirofumi[Sogo Kaihatsu Co., Ltd.]・yamada toshio[Sogo Kaihatsu Co., Ltd.]・sato shushi[Agriculture Unit , Kochi University]
コンクリートブロックの明度評価方法に関する基礎的研究
服部 晃平[高知大学農学部門]・葛西 博文[(株)総合開発]・山田 登志夫[(株)総合開発]・佐藤 周之[高知大学農学部門]
景観配慮の一環として,コンクリートブロックは周辺景観との調和が社会的に求められている.白色に近い普通コンクリートブロックは,明度が高く,周辺景観と明度差が生じやすい.故に,明度の低いブロックを施工することが景観配慮につながるとされている.本報では,実際の現場で様々な照度条件にならざるを得ない環境下で,画像解析ソフトウェアを使用し,画像データから明度の測定方法について検討した.
Keyword: 明度, 景観配慮, 環境影響評価
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発表番号 [7-50]
Estimation of land surface variables using remote sensing and surface energy balance algorithm of land (SEBAL) in Gash Delta, Sudan
TANAKAMARU Haruya [Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]
TADA Akio [Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]
Khalid Ali Eltaib Elamin [Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]
スーダン・ガッシュデルタを対象としたリモートセンシングとエネルギー収支法による地表熱収支の推定
田中丸 治哉 [神戸大学大学院農学研究科]
多田 明夫 [神戸大学大学院農学研究科]
○Khalid Ali Eltaib Elamin [神戸大学大学院農学研究科]
スーダン東部に位置するガッシュデルタ灌漑地区を対象として,衛星リモートセンシングに基づくエネルギー収支法であるSEBALを適用し,地表面のパラメータであるアルベド,NDVI,表面温度の空間分布,地表面熱収支のうち純放射量と地中への熱移動量の空間分布をそれぞれ推定した.対象地区における各推定項目の統計量(平均,標準偏差,変動幅)を求めるとともに,各推定項目の値と土地利用との関係について考察した.
Keyword: 熱収支, 蒸発散, リモートセンシング
GET PDF=11/11007-50.pdf
発表番号 [7-50(P)]
Effect of evaporation on convective velocity of ponded water in the vegetated paddy lysimeter
Annaka Takeyuki [Faculty of Agriculture, Yamagata Univ.]
Hanayama Susumu [Faculty of Agriculture, Yamagata Univ.]
蒸発が植生下の田面水の対流におよぼす影響
安中 武幸 [山形大学農学部]
○花山 奨 [山形大学農学部]
水田における酸素、二酸化炭素、窒素の水面交換量は、田面水の水質や生態系に大きく影響する。田面水と大気との間のガス交換は水中の対流に依存するため、田面水の対流現象の理解が求められている。本研究は、蒸発が植生下の田面水の対流におよぼす影響をライシメータと水田モデルを使って検証した。その結果、植生下において蒸発は日中の対流の駆動力であることが明らかとなった。
Keyword: 田面水, 対流, 蒸発
GET PDF=10/10P07-50.pdf
発表番号 (7-50)
Consideration on Pulling Property of Batter Piles for Dry Sand
Kimata Takashi [Grad. Sch. Of Life and Envir. Sci., Osaka Pref. Univ.]
Kudo Yosuke [Grad. Sch. Of Life and Envir. Sci., Osaka Pref. Univ.]
Yamaguchi Tomonori [Grad. Sch. Of Life and Envir. Sci., Osaka Pref. Univ.]
Inoue Ryoji [ Osaka Pref. Univ.]
乾燥砂地盤における斜杭基礎の引き抜き特性に関する考察
木全 卓 [大阪府立大学大学院生命環境科学研究科]
工藤 庸介 [大阪府立大学大学院生命環境科学研究科]
○山口 智功 [大阪府立大学大学院生命環境科学研究科]
井上 亮志 [大阪府立大学農学部地域環境科学科]
著者らはこれまで模型実験を行って粘性土・砂地盤における斜杭の有効性を確認してきた。今回は砂地盤において,さらに地盤条件を変えて試験を行い,斜杭の力学特性について検討を加えた。また抵抗力を予測する手法として双曲線モデルの適用可能性を検討した.その結果,引き抜き抵抗力の初期接線の比と貫入体積比は近い値になること, 双曲線モデルは引き抜き初期の挙動をよく再現し,十分に適用可能だとわかった.
Keyword: 斜杭基礎, 砂地盤, 双曲線モデル
GET PDF=07/07007-50.pdf
発表番号 7-50
Reduction Effect of Environmental Load from Atmosphere by Roof Planting
NAKAGIRI Takao [Graduate School of Life and Environmental Sciences, Osaka Prefecture University]
HORINO Haruhiko [Graduate School of Life and Environmental Sciences, Osaka Prefecture University]
MASAKI Yoshiaki [Hyogo Police]
屋上緑化による大気からの環境負荷の軽減効果
○中桐 貴生 [大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科]
堀野 治彦 [大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科]
正置 好章 [兵庫県警察]
屋上緑化による,洪水流出抑制(遅延)効果および大気降下物起源の汚濁負荷の流出抑制効果に関するプロット試験を行った.この結果,試験に用いた施設では,降雨を一時的に貯留し流出を遅らせる効果が認められた.しかし,大気からの汚濁負荷の軽減効果については,濃度,負荷量のいずれでみても,この効果は期待できないと判断された.ただし,酸性雨による問題が深刻な地域では,屋上緑化がその緩和効果を発揮する可能性がある.
Keyword: 屋上緑化, 環境負荷軽減, 大気降下物
GET PDF=06/06007-50.pdf
発表番号 7-50
Uncertainty of Estimated Daily Rainfall for a Specific Return Period and Sample Size
Chikamori Hidetaka [Grad Sch. Env. Sci., Okayama Univ.]
Nagai Akihiro [Grad Sch. Env. Sci., Okayama Univ.]
Tokiwa Taichi [Suga Co. Ltd.]
確率日雨量の不確定性と標本サイズとの関係
○近森 秀高 [岡山大学大学院環境学研究科]
永井 明博 [岡山大学大学院環境学研究科]
常盤 太一 [須賀工業]
岡山および徳島における年最大日雨量データに基づいて,パラメータが既知のGumbel分布または対数正規分布に従う年最大日雨量の模擬発生データから標本を抽出し,この標本から推定される確率日雨量の精度と標本サイズとの関係について調べた。その結果,誤差が±10%以内の日雨量を9割以上の確率で推定するためには,10年確率で50年以上,100年確率で120年以上のデータが必要であることが分かった。
Keyword: 水文統計, ,
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発表番号 7-50
The Supporting of Kit Connecting the Measuring Instruments to the Internet
Toyokazu HIROZUMI [Faculty of Bioresources, Mie Univ.]
Ryoei ITO [Faculty of Bioresources, Mie Univ.]
計測機器のインターネット接続支援キットの開発
○廣住 豊一 [三重大学生物資源学部]
伊藤 良栄 [三重大学生物資源学部]
気象観測機器で計測している気象データを、インターネットを通して簡単に公開できるようにするインターネット接続支援キットの開発を行った。計測データを管理するデータロガーとPCをRS-232Cで接続して計測データを受信し、ネットワークを通して受信したデータを公開用のデータベースに蓄積するシステムである。データベースにはネットワークに対応したRDBMSを利用するため、計測データへのアクセスが柔軟になる。
Keyword: インターネット, データベース, Java
GET PDF=03/0307-50.pdf
発表番号 7-50
Water quality environmental investigation on the Lotus Field
Takayuki KAWAHATA [College of Agriculture, Ibaraki University]
Hisao KURODA [College of Agriculture, Ibaraki University]
Tasuku KATO [College of Agriculture, Ibaraki University]
Hideo NAKASONE [College of Agriculture, Ibaraki University]
レンコン栽培地域における水質環境調査
○川畑 孝行 [茨城大学農学部]
黒田 久雄 [茨城大学農学部]
加藤 亮 [茨城大学農学部]
中曽根 英雄 [茨城大学農学部]
レンコン栽培地域の排出負荷量を求め、周辺環境に与える影響を明らかにすることを目的とし、本研究はその予備調査とし、1筆の圃場の農作業及び、1年を通した水質濃度の変化を調べた。また、ハス田群の4年間の水質濃度の変化を調べ、周辺環境に与える影響を明らかにすることとした。
Keyword: レンコン, 水質, 環境保全
GET PDF=02/0207-50.pdf
発表番号 7-50
What hinders the consideration for the environments in rural improvement projects? - from the attitude survey among the Iwate prefectural technical officials of rural engineering -
Hiroyuki FUJISAKI〔Fac. of Agri. IWATE Univ.〕
Yuji MINEYAMA〔Matsumoto-Highland Agri. Coop.〕
Katsumi FUJII〔Fac. of Agri. IWATE Univ.〕
農業農村整備事業における環境への配慮の阻害要因−岩手県農業土木職員意識より−
○藤崎 浩幸〔岩手大学農学部〕
嶺山 裕司〔JA松本ハイランド〕
藤井 克己〔岩手大学農学部〕
環境に配慮した農業農村整備事業を実施する場合、岩手県農業土木職員が何を阻害要因と意識し、その対策として何が必要であると考えているかについて、意識調査した。 その結果、市町村財政基盤、地域住民等の合意形成、維持管理体制の構築を筆頭に多くの項目が阻害要因として意識され、その対策として、地方への財源委譲、住民参加型の計画策定、住民参加型維持管理体制構築の必要性が意識されていた。
Keyword: 環境への配慮, 農業農村整備事業, 行政担当者意識
GET PDF=
発表番号 7-50
降雨継続時間からみた降雨量と土壌流亡量の関係
山口大学農学部 ○深田 三夫
山口大学農学部 日下 達朗
国土防災技術株式会社 山本 恭子・