発表番号 [8-05]
Cyclic Shear Tests on Deformation Behavior of Inner Rehabilitated Pipes
Izumi Akira[Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]・Miki Taiki[Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]・Sawada Yutaka[Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]・Kawabata Toshinori[Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]
管路更生管の変形挙動に関する繰返しせん断実験
泉 明良[神戸大学大学院農学研究科]・三木 太貴[神戸大学大学院農学研究科]・澤田 豊[神戸大学大学院農学研究科]・河端 俊典[神戸大学大学院農学研究科]
現行設計基準において,既設老朽管の改修工法である管路更生工法に関する規定がない.本研究では,地盤のせん断変形を受ける際に損傷した既設管が更生管の変形挙動に与える影響を解明するため,繰返しせん断実験を実施した.実験結果から,既設管の損傷レベルの増大に伴い,更生管のたわみ量の抑制効果は減少し,既設管の損傷が終局状態である16分割においては,既設管が更生管に与える影響がほとんどないことが明らかとなった.
Keyword: 埋設管, 管路更生工法, せん断変形
GET PDF=15/8-05.pdf
発表番号 [8-05(P)]
Nondestructive Evaluation of Farm Pond Using Geophysical Exploration
Suzuki Wataru・Suzuki Tetsuya・Morii Toshihiro・Kawai Takayuki・
[Rural Development Bureau, Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries・Faculty of Agriculture, Niigata University・Research Institute for Natural Hazards and Disaster Recovery, Niigata University]
物理探査を用いた農業用ため池の非破壊状態評価に関する研究
鈴木 航・鈴木 哲也・森井 俊広・河合 隆行
[農林水産省農村振興局・新潟大学農学部・新潟大学災害・復興科学研究所]
ため池は国内約21万箇所に存在し,その約70%が江戸時代に築造されたものである.多くの既存ため池では改修が必要となっているのが現状である.しかし現状技術では,施設の最適な更新時期を予測することは困難であり,既存施設の損傷状況を含めた状態評価が不可欠である.本研究では,農業用ため池堤体を対象に堤体物性を振動と電気的特性の観点から評価し,ため池の戦略的保全管理に資する非破壊状態評価について考察する.
Keyword: 農業用ダム, 常時微動計測, 電気探査
GET PDF=14/8-05(P).pdf
発表番号 [8-05]
Suzuki Shinya [Meiji University]
Iwase Hiroshi [KEK]
Mizoguchi Masaru [University of Tokyo]
KObayashi Daiki [[University of Tokyo]
Ito Tetsu[X-ability]
Noborio Kousuke[Meiji University]
土壌における簡易な放射能濃度鉛直分布測定器の開発
○鈴木心也 [明治大学農学部]
岩瀬 広 [高エネルギー加速器研究機構]
溝口 勝 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
小林大樹 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
伊藤 哲 [クロスアビリティ]
登尾浩助 [明治大学農学部]
Keyword: , ,
GET PDF=13/13008-05.pdf
発表番号 [8-5]
Estimation of reduction in dosage rate by decontamination of farmlands
Yoshida Shuichiro [The University of Tokyo]
Adachi Jun [The University of Tokyo]
Arimitsu Katori [The University of Tokyo]
Nishida Kazuhiro [The University of Tokyo]
Shiozawa Sho [The University of Tokyo]
農地の除染が実効線量率の低減にもたらす効果の推定法
○吉田修一郎 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
安達純 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
有光加理 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
西田和弘 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
塩澤昌 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
GISと簡易放射線遮蔽計算法を用いた農地およびその周辺部での実効線量率の比較的簡易な推定方法を考案し、放射性セシウムによる被汚染農地内および周辺部での実効線量の実測値によりその妥当性を検証した。また、耕耘や剥ぎ取りを行った場合の実効線量の低下量の推定を本手法により試行し、農地の除染が空間線量率の低下にどれだけ寄与するのかを定量化する方法の一つとして提案した。
Keyword: 農地保全, 土層改良, 農地環境
GET PDF=12/12008-05.pdf
発表番号 [8-05]
Development of Indicator for Apple Production using Simple Monitoring System
Kato Koh [Faculty of Agriculture andLife Science , Hirosaki University]
Sato Eriko [Graduate School of Agriculture and Life Science , University of Tokyo]
Mizoguchi Masaru [Graduate School of Agriculture and Life Science , University of Tokyo]
Kishi Tomohiko [Graduate School of Agriculture and Life Science , Hirosaki University]
簡易園地モニタリングによるリンゴ栽培知識の指標化
加藤 幸 [弘前大学農学生命科学部]
佐藤 江里子 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
溝口 勝 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
○岸 知彦 [弘前大学大学院農学生命科学研究科]
本研究では,青森県弘前市近郊のリンゴ園で簡易装置による園地モニタリング実験を実施した.システムの構築にあたり,地元農家グループと協働作業を進め,生産の現場におけるICTの導入・運用の課題を検討した.さらに,得られたモニタリングデータを利用し,ベテラン農家が,長年の経験によって培い,習得してきた優れた栽培技術を指標化し,次世代の担い手へ継承する可能性も検討した.
Keyword: ICT, リンゴ栽培, 農地モニタリング
GET PDF=10/10008-05.pdf
発表番号 [8-5]
Development of precise HSI model and handy HSI model for Tamoroko
FUNAKAWA Haruka [Graduate School of Utsunomiya Univ.]
MATSUMOTO Yusuke [NIPPON KOEI.Co.,LTD]
MIZUTANI Masakazu [Utsunomiya Univ.]
GOTO Akira [Utsunomiya Univ.]
タモロコを評価種としたHSIの精密モデルと簡便モデルの構築
○船川 はるか [宇都宮大学大学院]
松本 佑介 [日本工営株式会社(元宇都宮大学大学院)]
水谷 正一 [宇都宮大学農学部]
後藤 章 [宇都宮大学農学部]
生態系へ影響を及ぼす開発事業においてミティゲーションを検討する際に、定量的に生態系を評価する手法としてHEP(ハビタット評価手続き)がある。本研究では、日光市小代地区の水田水域において、タモロコを評価種にHEP利用を前提としたHSIの精密モデルと簡便モデルを作成し、簡便モデルの利用可能性を検討することを目的とした。その結果、簡便モデルにおいても十分に生息場適性を表現することが可能であることが示唆された。
Keyword: HEP, HSIモデル, ミティゲーション
GET PDF=09/09008-05.pdf
発表番号 [企-8-5]
Problem to conservation technology development of riffle-pool that is appropriate for fresh-water bivalves (unionidae)
NAGAYOSHI Takeshi [Faculty of Bioresource Science, Akita Prefectural University]
KAKINO Wataru [Seisho Region Prefectural Administration Center, Kanagawa Prefecture]
SHIMADA Hiroshi [Faculty of Bioresource Science, Akita Prefectural University]
SATO Teruo [Faculty of Bioresource Science, Akita Prefectural University]
HATA Kenji [Faculty of Bioresource Science, Akita Prefectural University]
KONDO Tadashi [Faculty of Bioresource Science, Akita Prefectural University]
イシガイ類の生息に適した瀬-淵の保全・創出技術開発への課題
○永吉 武志 [秋田県立大学生物資源科学部]
柿野 亘 [神奈川県西湘地域県政総合センター]
嶋田 浩 [秋田県立大学生物資源科学部]
佐藤 照男 [秋田県立大学生物資源科学部]
端 憲二 [秋田県立大学生物資源科学部]
近藤 正 [秋田県立大学生物資源科学部]
イシガイ類などの淡水二枚貝は,近年の河川改修や圃場整備に伴う生息環境の変化によって各地で個体数が減少しており,絶滅が危惧されている.そこで,イシガイ類の生息環境と深くかかわっていると思われる砂州・砂礫堆に関する知見をもとに,河川ならびに用・排水路での瀬-淵の保全・創出技術開発の課題について考察する.
Keyword: イシガイ類, 瀬-淵, 砂洲・砂礫堆
GET PDF=09/09S08-05.pdf
発表番号 [8-5]
Effect of aging on Cadmium solidification on polluted soil using Magnesium Oxide
Oishi Shogo [Graduate School of Veterinary Medicine and Animal Science, Kitasato University]
Takamatsu Rieko [School of Veterinary Medicine, Kitasato University]
Sato Koichi [School of Veterinary Medicine, Kitasato University]
Tanaka Katsutoshi [School of Veterinary Medicine, Kitasato University]
酸化マグネシウムによる土壌中のカドミウム固化に対するAgingの効果
○大石 翔吾 [北里大学大学院獣医畜産学研究科]
高松 利恵子 [北里大学獣医学部]
佐藤 幸一 [北里大学獣医学部]
田中 勝千 [北里大学獣医学部]
農用地汚染対策地域に指定された黒ボク土及び灰色低地土の2土壌に対して,Cdを固化させるためにMgOを添加した.時間経過(Aging)の効果を明らかにするため,0.1Mと0.025MHCl抽出を用いて評価した.その結果,MgOを添加後,反応時間1日よりも30日の方に高い固化率が得られた.今後,形態分別を行うことによりCdの動態を把握することが必要である.
Keyword: 土壌, カドミウム, 固化
GET PDF=08/08008-05.pdf
発表番号 [企-18-05]
Study on abrasion resistance of concrete canal and its future scope
UENO Kazuhiro [United Graduate school of Agricultural Science, Tottori University]
NATSUKA Isamu [Faculty of Life and Environmental Science,Shimane University ]
ISHII Masayuki [Faculty of Life and Environmental Science,Shimane University ]
コンクリート水路の耐摩耗性に関する研究と今後の展望
○上野 和広 [鳥取大学大学院 連合農学研究科]
長束 勇 [島根大学 生物資源科学部]
石井 将幸 [島根大学 生物資源科学部]
近年,ストックマネジメントの重要性が認識されるに伴って,流水条件下で生じるコンクリートの摩耗について研究が進められるようになってきている.しかし,そのメカニズムや摩耗の進行に起因する水利用への影響などに関しては未だ明らかになっていない状況にある.本報告では,コンクリート水路における摩耗の論点を整理することを目的とし,摩耗のメカニズムおよび粗骨材が露出した際の表面粗度の悪化などに関して考察を行った.
Keyword: コンクリート水路, 摩耗, 表面粗度
GET PDF=08/08S18-05.pdf
発表番号 (企-8-5)
Results in public construction cost reduction plan fiscal year 2005 of Shimane Prefecture
Shishido Toshiaki [solve consulting]
島根県公共工事コスト縮減対策に関する新行動計画 平成17年度実績概要
○宍戸 利彰 [ソルブ コンサルティング]
島根県では公共工事のコスト縮減対策を推進している。本資料は県HPに公表された報告を本セッションのオーガナイザーが取りまとめたものである。平成17年度には、971件に取り組み、13施策、81具体施策を実施した。総事業費:44,195百万円、概算縮減額:4,702百万円、概算縮減率 : 9.6%の成果を得た。公表された代表13事例には、コストを縮減しかつ品質向上・環境保全・工期短縮等の機能向上を果たした例が多数あった。
Keyword: 設計VE, コスト縮減, 農業インフラ
GET PDF=07/07S08-05.pdf
発表番号 8-5
Spatial statistical model of earth fill strength
Matsuura Ken [Okayama University]
Nishimura shin-ichi [Okayama University]
ため池提体強度の統計モデル
○松浦 健 [岡山大学]
西村 伸一 [岡山大学]
本研究は,ため池の信頼性設計を行うための第一段階として,ため池提体の土質定数の空間的分布の評価を行った.今回は,提体の空間的な強度特性を同定するためにスウェーデン式貫入試験によりN値を求め,統計モデルを決定した.第一に,統計モデルはAICを最小化することによって決定することを試みた.第二に,空間的な相関特性の決定のために,バリオグラムを用い相関距離を決定した.
Keyword: バリオグラム, 情報量基準最小化,
GET PDF=06/06008-05.pdf
発表番号 8- 5
Effect of impermeable layer destruction on water drainage in a hill slope field
Nitta Daisuke [Faculty of Agriculture. The University of Tokyo]
Imoto Hiromi [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]
Mizoguchi Masaru [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]
Miyazaki Tsuyoshi [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]
傾斜地における不透水層破砕が排水効果に及ぼす影響
○新田 大輔 [東京大学農学部]
井本 博美 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
溝口 勝 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
宮 毅 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
傾斜畑では降雨時に土壌侵食が発生しやすい.その原因の一つとして,農業機械の走行によって形成される耕盤が不透水層となり,降雨の地下浸透を妨げることが考えられる.本研究では,土壌侵食を軽減する農地管理技術を開発することを目的に,傾斜地における不透水層の破砕形状と排水効果の関係について検討した.その結果,黒ぼく土では,傾斜方向と垂直に耕盤を破砕するのが最も排水効果があることがわかった.
Keyword: 土壌侵食, 不透水層, 排水
GET PDF=05/05008-05.pdf
発表番号 8- 5
Analyses on Dynamic Pressure of Hydraulic Nappe (1) -Specific Aspects of Dynamic Pressure-
Mitsunari Akira [Graduate School of Kyushu-Kyouritsu University]
Manda Nobuo [Graduate School of Kyushu-Kyouritsu University]
Kuroda Masaharu [Faculty of engineering, Kyushu-Kyouritsu University]
Takeuchi Shinichi [Faculty of engineering, Kyushu-Kyouritsu University]
Yuge Kozue [Faculty of engineering, Kyushu-Kyouritsu University]
越流堰ナップの水理特性と衝撃圧の解析(その1) −衝撃圧の特徴的な挙動−
〇光成 明 [九州共立大学大学院]
万田 伸生 [九州共立大学大学院]
黒田 正治 [九州共立大学工学部]
竹内 真一 [九州共立大学工学部]
弓削 こずえ [九州共立大学工学部]
越流堰ナップの水理学的な挙動は、突入部におけるウォーター・クッションの形態によって3つのケースに大別され、ケース1(ナップ先端が露出射流を伴う流れ)とケース3(ナップの先端が貯留水塊に潜り込む流れ)は解析可能である。これに対し、ケース2(遷移領域の流れ)は解析的な取扱い方法が確立されておらず、その現象を把握するために、スケールの異なる2つの越流堰模型水路を用いて実験と解析を試みた。
Keyword: ナップ, 水理特性, 衝撃圧
GET PDF=04/0408-05.pdf